インテルがバイエルンを下し、会長が喉から手が出るほど欲しかった
ビッグイヤーを実に45年ぶりに獲得しました~!
モラッティ会長の嬉しそうな笑顔、あの少年のような眩しい笑顔を
見ていたらこちらも幸せな気分になりました。
モウリーニョ監督も普段は滅多に見せない喜びの感情を露わにしていたし、
それぞれの胸に去来していた事は違ったかもしれないけれど、今日だけでも
CL優勝を肴に勝利の美酒を味わっていただきたいものですね(^^)
前評判通り「堅守のインテル」対「攻撃のバイエルン」といった内容でしたが、
バイエルンの攻撃の芽をことごとく潰し、少ないチャンスできっちりと
得点を奪った後は、守って守って守り抜く、というスタイルを貫いたモウリーニョは
やっぱり名将と言わざるを得ません。
マンチーニの時代はFWはFWだけやっている印象が強かったのですが
今季のインテルには全員で守るという意識がきちんと浸透していました。
このスタイルをつまらないと思うサッカーファンも多いのでしょうが、
自分の信念をしっかりと持ち、選手にそれを与え、守らない選手には制裁、
というモウリーニョの指導法は少なくとも今季のインテルには間違っていませんでした。
もとからキャプテンを筆頭に、「フォアザチーム」の精神を持った選手が
多かったのも事実で、監督の思惑とがっちりかみ合ったんでしょう、
すばらしいケミストリーが生まれたと思います。
ルイスさんの現役時代に優勝して欲しかったなぁ~!
来季、モウリーニョがインテルの監督続行するかどうかはかなり怪しくなっています。
ここ数年はCLで低迷が続いているマドリーへ行く気配が濃厚な雰囲気ですが、
今のマドリーを彼が監督するならそれこそ銀河系最強軍団が
できあがりそうで、それはそれで楽しみです。
なんかルイスさんも一緒にマドリーへ行っちゃう気がする…