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小児科ワン・ポイント 「ほくろに注意」 診断のABCDE 

2004-06-25 00:10:16 | Weblog
 
今日、子どものほくろが悪性でないかという質問を受けました。

悪性黒色腫(マリグナント・メラノーマ)は皮膚がんの中でも悪性度が高く、転移しやすい性質を持っておりますが、いぼやほくろと間違いやすい厄介な病気です。

腫瘍が小豆大でも他の臓器に転移していることがありますが、本人は痛くも痒くもありません。

この病気を見分けるポイントは次のABCDEと言われています。
A Asymmetry 左右が非対称
B Border  境界が不規則 
C Color   色がまだら
D Diameter  直径が6ミリ以上
E Elevation  盛り上がっている

以上は診断基準となっており、5つ全部が揃った場合悪性の可能性が高くなります。上の写真は悪性黒色腫。

ふつうのほくろは周囲が滑らかで、左右対称、ある日突然出来たりすることはありません。

悪性黒色腫は爪の下にも出来ますので、血豆だろうなどと自己判断することは危険です。そのうち爪が下から押し上げられて来て驚くことになります。



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