いしどう大輔後援会 「姫路市政への挑戦」

「一人でも多くの方を笑顔にしたい。」その想い一つで、リクルートを退職し、生まれ育った姫路市で活動しています。

病院断られ66歳死亡

2007年12月07日 | Weblog


本当にご無沙汰してしまって本当に申し訳ございません。

9月の一般質問に立つことが決まって以来、常にそのリサーチに
走り回っており、ブログの更新を怠っておりました。

申し訳ございません。

私が以前から取り組んでおりました、姫路の医療崩壊。
9月の一般質問でも中心課題として訴えてました。

まさに、そのとおりの出来事が、昨日姫路で発生を致しました。

皆様も新聞記事でご覧になられたと思います。

記事によっては、16病院・18病院と違ってはおりますが、
受け入れ拒否の結果、赤穂市民病院への搬送となり、死亡され
ました。

お亡くなりになった方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
また、ご家族・ご親類・お仲間の方々の深い悲しみをお察し
致します。


現在、姫路での救急医療は非常に危機的な状態にあります。

本年2月には、姫路医療センター(旧国立病院)で内科医師の不足
により入院の受け入れ制限をせざるを得ない非常事態宣言が発表され、
4月には産科が休止し、5月からはツカザキ病院で整形外科医師が
不足し、平日の夜間外来が休止されました。
さらに、姫路赤十字病院で小児科の医師不足で一次救急の
受け入れが出来なくなりましたし、循環器病センターでは常勤の
麻酔科医師が一人しかいないため、手術が出来ないというところ
まで来ています。

もし大きな交通事故が発生した場合、脳外科・腹部外科・整形外科・
麻酔科が揃わなければなりませんが、平日夜間などでこの4科が揃う
病院というのは一つも無く、結果として赤穂市民病院や神戸にまで
患者を搬送しなければならないのです。

では、なぜ赤穂なのか?

実は、赤穂市民病院では、救急医療に携われる先生には給与を通常
よりも多く支払い、全ての患者を断ることなく100%の治療を施す
ことが義務付けられています。

だから、姫路から患者を受け入れて下さるのです。

安心して生活が出来ない環境になった姫路において市政として、
即決断を行い、急性期医療の建て直しを行わなければなりません。

しかし今のところ、この事象は、姫路市政の失敗ではありません。

「新臨床研修制度」など国の政策失敗によるものではありますが、
国の政策が変わるまでただ指をくわえて待っている訳には行きません。

今、姫路で出来ることは何か?
今、姫路で取り組まなければならないことは何か?

という観点で物事を考えていかなければなりません。

そのために、4点を提案致しました。
提案内容については、明日以降に順を追ってご説明させて頂きたいと
思います。

まずは、姫路の医療現場が正に崩壊寸前であることをご認識下さい。