7月2日~4日にかけて、私の所属する市民クラブの視察が
ありました。
今回の視察は、議会でも大きな議論のひとつとなった
①中学校給食の取り組み
②駅前開発の取り組み
③政令市への取り組み
を研究するためです。
中学校給食は、前回の選挙の争点のひとつとなりましたが、
この9月より的形・網干・広畑・城乾の4中学校で休止となります。
利用率が、3ヶ月連続で20%を下回ったというのが理由です。
ちなみに、復活させるためには、30%以上の利用者がいること
が基本となります。
でも、この中学校給食。
本来の役割は何だったのでしょうか?
共働きや母子家庭でお弁当を作れない家庭をサポートする事や
子どもたちの食育の観点から導入をされたはずです。
今、利用されていないからという理由だけでの休止は少し結論
が早すぎるように感じます。
利用者を増やすためにどれだけの工夫や研究を行ったのでしょうか?
例えば、姫路では1ヶ月前に1か月分の予約を行うのですが、
新潟では1週間前まで何度でも申し込みをすることが出来ます。
1ヶ月先のスケジュールなんて未定であることが多いと思います。
出来れば、前日まで申し込みが可能となれば良いでしょうが、
仕入れも問題でどうしても1週間が限界のようです。
(無添加食材を導入しているため。)
しかも、プリペイド式になっているため給食費の未納の問題も
生じない仕組みになっています。
こうした取り組みをきちんと行い、その上で利用されないのであれば
中止にすればいいのですが、それだけの努力を市役所側が行って
いるのか、改めて考えなければならないと思います。