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Round by Round マルケス対パック2

2011-07-23 16:03:48 | R by R

こないだウィリアムス対ララ戦の再考察記事を書いたのが思いの外楽しく、また興味深かったので、この試合も振り返ってみることにします。
08年3月にラスベガス、マンダレイベイで行われたWBCスーパーフェザー級タイトルマッチ、ファン・マヌエル・マルケス対マニー・パッキャオ


オフィシャルのスコアは、Tom Miller(TM)114-113パック、Duane Ford(DF)115-112パック、Jerry Roth(JR)115-112マルケスというスプリットでパッキャオが勝利した一戦でした。

Pacquiao-Marquez round-by-round(Kevin Iole, Yahoo! Sports)~115-112マルケス
HBOのハロルド・レダーマンは115-112パック

CompuBox: Marquez-Pacquiao Full Punch Stats

Round1
TM 10-9パック
DF 10-9パック
JR 10-9パック
Kevin Iole 10-9マルケス
Harold Lederman 10-9パック

パッキャオが動きながら仕掛けどころを探って行くがマルケスがそれを落ち着いて待ち受ける、というスタート。
パックの左ストレートが浅いながらもヒットする場面もあったが、強い右ストレート、右のボディブローを当てたマルケスがやや優ったラウンドか。パッキャオが左ストレートで踏み込んで行くところの打ち終わりに右を合わせようとの意思がはっきりと窺えたマルケスの立ち上がりだった。シロート採点10-9マルケス。

Compubox(Total、Power)
Pac 12/49(24%)、8/23(35%)
JMM 6/43(14%)、4/19(21%)
スタッツが示す通り、手数やヒット的にはパックがリードしていたラウンドでもありオフィシャル3氏がパックに振っていた、という見方は充分納得し得るものでもある。


Round2
TM 10-9マルケス(19-19)
DF 10-9マルケス(19-19)
JR 10-9マルケス(19-19)
Kevin Iole 10-9マルケス(20-18マルケス)
Harold Lederman 10-9マルケス(19-19)

マルケスの右ストレートリード、左フックが効果的でパックが思い切った踏み込みを躊躇しているように見える流れがこの回も続く。踏み込んで行くと右ストレート、上下への左フックで迎撃されるのも初回同様。ペースとしてはほぼ初回同様だったが、ラウンド終盤に強い左フックを食ってパックの足元が乱れた場面があった分明白にマルケスが押えたラウンド。シロート採点10-9マルケス(20-18マルケス)

Compubox
Pac 9/60(15%)、9/28(32%)
JMM 18/45(40%)、12/26(46%)
スタッツ的にはマルケスが圧倒した2ラウンド目。パックが放った32発のジャブはいずれも空を切り、マルケスのヒットはパックの倍をカウント。


Round3
TM 10-8パック(29-27パック)
DF 10-8パック(29-27パック)
JR 10-8パック(29-27パック)
Kevin Iole 10-8パック(28-28)
Harold Lederman パック10-8(29-27パック)

マルケスがパッキャオの左でノックダウンを喫したラウンド。
ペースとしてはこのラウンドもマルケスの右ストレート、左フックのリードが支配。パッキャオもフットワークとワンツーでの攻めでリズムを作ろうとの意思を感じさせる動きを見せるがマルケスの右ストレートで顔面を大きく跳ね上げられてしまう。
それでも行くしかないパックが左ストレートでの攻めを増やし、何度か良いのを当てはじめた流れの中でのノックダウンだった。
ダメージのあるノックダウンだったが立ち上がったマルケスは果敢に応戦。良い反撃も当てていたが、パックの追撃の右フック左フックで腰を落としかけるシーンもあって残り時間があれば両者の第1戦の初回のようになっていたかもしれない。これは蛇足か。シロート採点パック10-8(28-28)

Compubox
Pac 13/51(25%)、9/26(35%)
JMM 13/35(37%)、7/17(41%)
スタッツ的には互角。マルケスのパンチの的中率がこのラウンドも高い。


Round4
TM 10-9パック(39-36パック)
DF 10-9パック(39-36パック)
JR 10-9パック(39-36パック)
Kevin Iole 10-9パック(38-37パック)
Harold Lederman 10-9パック(39-36パック)

パッキャオの踏み込みに力強さと勢いが増して見えたこのラウンド。クリーンに当てきれたパンチはなかったが、強い左を主武器に積極的に出る本来の姿がこの試合で初めて見られたラウンドだったかも。ただマルケスの正確な反撃が依然としてパックを悩ませている状況は同じでもあった。
この回は依然として迷いながらも、迷いを打ち断つ思い切りの良さが上回り、そして効果的な攻撃も決めていたパックの明白なラウンド。シロート採点パック10-9(38-37パック)

Compubox
Pac 19/60(32%)、13/26(50%)
JMM 14/38(37%)、9/22(41%)
スタッツ的には互角といっていいラウンド。パッキャオはこの4回が試合を通じて最も多くヒットを奪ったラウンドだった(19ヒット)。前のラウンド終盤にノックダウンを奪われたマルケスだったがペースに変化は見られない、というのがスタッツからも読み取れる。


Round5
TM 10-9マルケス(48-46パック)
DF 10-9マルケス(48-46パック)
JR 10-9マルケス(48-46パック)
Kevin Iole 10-9マルケス(47-47)
Harold Lederman 10-9マルケス(48-46パック)

パッキャオがシャープな右ジャブ、鋭い左ストレートを見せるもマルケスの正確にヒットする右ストレート左フックが上回ったラウンドか。パックが出た場面でコンビネーションで当てた右ストレート左アッパーや強い左フックボディ、踏み込んで当てた右ストレートなどの強く正確なブローがペースを再びマルケスのもとへ引き寄せたラウンド。シロート採点マルケス10-9(47-47)

Compubox
Pac 10/40(25%)、4/12(33%)
JMM 12/38(32%)、10/23(43%)
パックのペースがやや落ちたラウンドか。ヒットの数自体に差はないが、数値からは読み取れないパンチの効果が非常に大きかったラウンドに見えた。スタッツ上からのマルケスのペースは本当に変わらないし、実際の動きからもそれは感じられる。


Round6
TM 10-9パック(58-55パック)
DF 10-9パック(58-55パック)
JR 10-9マルケス(57-56パック)
Kevin Iole 10-9マルケス(57-56マルケス)
Harold Lederman 10-9マルケス(57-56パック)

マルケスの右ストレートリードがこのラウンドも冴える。左アッパー右ストレートの鮮やかなコンビネーション、接近しての打ち合いで正確に当てる左フックも変わらず非常に効果的だった。パッキャオの左ストレートや左アッパー、カウンターで当てた強烈な左フックのボディなど、パックの良い攻撃もあるのだがペースはマルケスが確実にキープしているように映る。シロート採点10-9マルケス(57-56マルケス)

Compubox
Pac 16/54(30%)、13/28(46%)
JMM 15/40(38%)、14/30(47%)


Round7
TM 10-9マルケス(67-65パック)
DF 10-9マルケス(67-65パック)
JR 10-9マルケス(66-66)
Kevin Iole 10-9マルケス(67-55マルケス)
Harold Lederman 10-9パッキャオ(67-55パック)

マルケスの左フック、右ストレートがリードするスタートだったが、パックがこれまでも何度か見せていた左ストレート→右フック(アッパー)のコンビがマルケスをキャッチ。マルケスも左フックを強く決めて譲らず、激しい攻防が続いた難しいラウンドだった。シロート採点パック10-9(66-66)
この回に偶然のバッティングでマルケスが右目尻をカット。

Compubox
Pac 12/54(22%)、8/26(31%)
JMM 15/49(31%)、12/35(34%)
マルケスの正確な攻撃がより多くヒットしていた、というのはスタッツからも読み取れる。オフィシャルの3氏も揃ってマルケスとスコアしたラウンドだったが私はパック。迷うラウンドなのは確実?


Round8
TM 10-9マルケス(76-75パック)
DF 10-9マルケス(76-75パック)
JR 10-9マルケス(76-75マルケス)
Kevin Iole 10-9マルケス(77-74マルケス)
Harold Lederman 10-9マルケス(76-75パック)

ラウンド開始早々にマルケスの右ストレートが綺麗に決まる。このショットで右まぶたから出血したパッキャオは顔をしかめて後退。目が見えない様子をあからさまに見せながらロープに詰まるパックに対してマルケスが強い左フックのボディーブローを見舞ってパックの背中を丸めるシーンも。シロート採点マルケス10-9(76-75マルケス)
前のラウンド終了時のインターバルでもパックの右まぶた付近に血が見えていて、カット自体は7ラウンドに負っていた? そこに右を食って悪化&流血、だったようにも見えましたが、よくわかりません。

Compubox
Pac 5/25(20%)、5/15(33%)
JMM 21/46(46%)、15/33(45%)
スタッツでもマルケスが圧倒。ヒットは4倍超、パワーパンチは3倍決めた。トラブルに陥ったパックの手数が急激に落ちたラウンドで、手数ヒットともに試合を通じて最も少なかった。またマルケスが手数でパックを上回った唯一のラウンドでもあった。


Round9
TM 10-9パック(86-84パック)
DF 10-9パック(86-84パック)
JR 10-9マルケス(86-83マルケス)
Kevin Iole 10-9パック(86-84マルケス)
Harold Lederman 10-9パック(86-84パック)

前のラウンド一気に手数が減ったパッキャオだったがこのラウンドは右ジャブ、左ストレートでの攻めが戻り、試合は再び拮抗したペース争いに。マルケスの右も相変わらず良いが、この回はパックの左ストレートが上回ったラウンドだっただろうか。
このパックの左でマルケスの右目尻の別の箇所が切れてさらに出血。ラウンド途中にドクターのチェックも入った。シロート採点10-9パック(85-85)

Compubox
Pac 13/41(32%)、11/24(46%)
JMM 12/37(32%)、9/18(50%)


Round10
TM 10-9パック(96-93パック)
DF 10-9パック(96-93パック)
JR 10-9パック(95-94パック)
Kevin Iole 10-9パック(95-94マルケス)
Harold Lederman 10-9パック(96-93パック)

パッキャオの左でマルケスが棒立ちになるシーンがあったこのラウンド。かなり効いたように見えたマルケスだったが、相変わらずのガッツで立ち向かってピンチを切り抜ける。パックは左ストレートを何度か決めるがさらなるダメージを与えることはできず。マルケスの左フック、右ストレートリードがこの回も邪魔になっていた。
マルケスのカットが結構酷く出血が増える。パックは出血はそれほどでもないが腫れが目立ちだしてきた。シロート採点パック10-9(95-94パック)

Compubox
Pac 17/64(27%)、13/34(38%)
JMM 15/44(34%)、13/27(48%)
ラウンド序盤にパックの強いパンチで効かされたマルケスだったが、この回もスタッツ上では互角。驚異的なガッツで踏みとどまるマルケスの姿が数字にも表れている。


Round11
TM 10-9マルケス(105-103パック)
DF 10-9マルケス(105-103パック)
JR 10-9マルケス(104-104)
Kevin Iole 10-9マルケス(105-103マルケス)
Harold Lederman 10-9マルケス(105-103マルケス)

やや両者のペースが落ちたか。パッキャオがこのラウンドは軽く打つ右フックのカウンターを試みるシーンが目に付いた。マルケスのローブローでパックに休息が与えられるシーンもあり。シロート採点マルケス10-9(104-104)

Compubox
Pac 16/55(29%)、11/26(42%)
JMM 12/47(26%)、10/26(38%)
ペースダウンを感じた両者の攻防だったが、スタッツを見る限り両者変わらぬペースを維持、あるいはペースアップともいえるカウントがはじき出されている。


Round12

TM 10-9マルケス(114-113パック)
DF 10-9パック(115-112パック)
JR 10-9マルケス(114-113マルケス)
Kevin Iole 10-9マルケス(115-112マルケス)
Harold Lederman 10-9パック(115-112パック)

最終回も激しいペース争いに終始。マルケスが左アッパー右ストレートで先手を奪えば、パッキャオも右フック左ストレートをヒット。両者譲らぬ攻防だったが、マルケスの正確にヒットする攻撃がやや優っていたように見えたラウンドだった。パックがこの回も良い左ストレートも何度か決めたが、やりにくそうな様子は最後まで払拭できなかった。シロート採点マルケス10-9(114-113マルケス)

Compubox
Pac 15/66(23%)、10/37(39%)
JMM 19/49(39%)、15/34(44%)
両者ともに最も多くのパンチを放ったラウンド。(マルケスは7ラウンド目も同じ手数)
最後まで死力を尽くした両者、というのがスタッツからも読み取れる。




最初に見たときはパック勝利とスコアしていたわたくしでしたが、今回見直してみたら上記の通りマルケス勝利でした。
ただ大接戦だったという印象は最初に見たとき感じたのと同様。どちらにもつけ得るラウンドがいくつかあって、そこをどう見るかでどちらが勝利していてもおかしくなかった試合だったと改めて感じました。
でもパック自身は負けていた最後だったと、今回見てもやっぱり感じた最後の様子でした。「And New」のコールを聞いた瞬間のパックのリアクションと表情はなかなかにナイスなものでした。マルケスが執念深くなるのもしゃあない内容、ってのも再認識しました。

11月に予定されている第3戦は、この3年半で戦うクラスに大きな差が生じた両者でマルケスにとっては無謀なチャレンジ、ミスマッチになってしまう、との声が少なからずある状況で、私自身も同意できる部分が多々あったりするのですが、それでもいざこうして試合が決まると楽しみになってしまいます。
試合の予想やらなんやらは、まださすがに気が早いのでやめておきますが1点だけ。

スーパーウェルター級での試合もこなし現在ウェルター級で戦うパッキャオ、そして直前の試合までライト級で戦っていたマルケス、この両者の身体の違い、パワー差、が語られることが多い気がするのですが、この08年3月の試合の時の両者の当日体重をみるとパック145、マルケス141
パックはSW級でマルガリートと戦った時の当日が148しかない事実。(ちなみにSL級でやった対ハットン戦の当日も同じ148)
この3年余りの間に身体を大きくし、増量してパワーを増したパッキャオのパワーにマルケスは粉砕される、との見方はまるっきりナンセンスなものだというのは確かでしょう。
マルケスの体重を見てもカッツシディス戦の時点で145もあるので、次のパッキャオ戦に向けて一気に増量して試合に臨むことになる、ってなことはあり得ないのではないでしょうか。

・・・・などなど色々やりたいところですが、きりがなくなるのでやめておきます。

パックの体重変遷




おまけ
boxrecより各メディアの採点(上記のHBO、Yahooも含む)
マルケス勝利33、パック勝利8。ドロー1。

- Associated Press:114-113 Marquez
- Joe Santoliquito:115-112 Marquez
- Dan Rafael, ESPN.com: 114-113 Marquez
- Darius Ortiz, ESPN.com:114-113 Marquez
- Eric Raskin, ESPN.com:114-113 Marquez
- Brian Kenny, Friday Night Fights:115-112 Marquez
- Scott Mallon, Ring Magazine / Boxing News / The Fist / Boxing Digest:114-113 Marquez
- Yahoo Sports:115-112 Marquez
- Fight News.com:115-112 Marquez
- Steve Carp, Las Vegas Review Journal: 114-113 Marquez
- Norm Fraunheim, Arizona Republic:114-113 Marquez
- Rich Marrotta, Top Rank TV:114-113 Marquez
- Kieran Mulvaney, Reuters:114-113 Marquez
- DogHouseBoxing:114-113 Marquez
- Brett Conway, MaxBoxing.com:114-113 Marquez
- Rick Reeno, BoxingScene.com:114-113 Marquez
- Gary Randall, MaxBoxing.com:114-113 Marquez
- Bart Barry, 15Rounds.com:115-113 Marquez
- Bruce McTavish, International Judge:115-112 Marquez
- Francis Ochoa, Philippine Daily Inquirer:114-113 Marquez
- Scott Christ, BadLeftHook.com:114-113 Marquez
- William Detloff, The Ring Magazine:115-113 Marquez
- Ron Borges, TheSweetScience.com:114-113 Marquez
- Bert Sugar:Marquez
- Max Kellerman & Bob Papa:Marquez in both fights
- Nonito Donaire:114-113 Marquez
- Filipino Sports Analysts Ronnie Nathanielsz, Recah Trinidad and Ed Picson all picked Marquez.
- Graham Houston, FightWriter.com also picked Marquez
- Andrew Walker, eastsideboxing.com:115-114 Marquez
- Jeff Pryor, The Boxing Bulletin:114-113 Marquez
- Andrew Fruman, The Boxing Bulletin:114-113 Marquez
- Lee Payton, The Boxing Bulletin:114-114 Draw
- Harold Lederman, HBO:115-112 Pacquiao
- Michael Herron, eastsideboxing.com:Pacquiao
- Paul Strauss, eastsideboxing.com:Pacquiao
- Eric Sloan, Washington, D.C. examiner.com: 114-113 Pacquiao
- Nick Alejo, PhilBoxing,com:114-113 Pacquiao
- Hermie Rivera, PhilBoxing.com:Pacquiao
- Ken Pollitt, the13thround.com:114-113 Pacquiao
- Michael Nelson, The Boxing Bulletin:114-113 Pacquiao
- John Vaci, The Boxing Bulletin:115-113 Pacquiao


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9 コメント

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Unknown ()
2011-07-23 16:26:56
当日体重に関しては、今と数年前でパッキャオにさほど変化はありません。
しかしながら、ここ数年でパックはウェルターに適応し、それ相応のパワーを身に着けたと考えます。
その想像が果たして事実なのかどうか?加えて、ここ数年でパックは本当に技術的に飛躍したのかどうか?
これらの疑問の答えを探る上で、マルケスとの試合は最高のモノサシに違いはありません。何だかんだで楽しみです。
返信する
Unknown (たれ)
2011-07-23 18:24:40
私はこの試合凄く楽しみです。W級の選手がパックに完敗する中、マルケスならいい勝負ができるのでは、とよく思っていました。
パックの躍進がパワーでなくスピードによるものが大きいとしたら、2度の対戦で対応していたマルケスにパックは苦しめられると思います。
どちらかを応援するというより、激戦の末の明確な決着を期待しています。11月が待ち遠しいです。
返信する
Unknown (管理人)
2011-07-23 19:48:58
>あさん
パワーがついた、以前より増したかどうか、ってのも測れる試合になるんでしょうか。
この試合以降3年で7試合戦ったパックですが、その間奪われたラウンドは1つか2つ、ってなぐらいの超越っぷりでしたので、久しぶりのピンチを見てみたい気もします。

>たれさん
この両者は相性で言えばマルケスが相当優位に立っているんだと思います。
それを一発のパワーでパックが打開した2試合だったとも言えると思うのですが、第3戦は違う展開になれば面白いです。
すなわちパックがスタイルの進化をマルケス相手に証明しペースを圧倒、てな展開ですが

なかなか想像しにくいですね
返信する
Unknown (nora)
2011-07-23 19:51:23
おそらくファンのほとんどがここでパックに明確に勝利してもらって、まぁ行われるかわからないけれどもメイウェザー戦を見たいという思考でいるのではないでしょうか?
まぁ僕はオルティスが勝っちゃう確率は少なくないと思っていますが…。
パック、メイ共に楽しみな試合を迎えますね。
返信する
Unknown (通りすがり)
2011-07-23 19:56:53
この試合、自分は僅差でマルケスの勝利だと思いました。
マルケスの正確なヒットが、パッキャオの攻撃を上回ったという印象です。
今回3度目となる両選手の対戦ですが、再びマルケスのスキルがパッキャオを追い詰める
シーンが見られるような気がします。
メイ以外で、今のパッキャオに対応できるのはマルケスだけだと思います。
返信する
Unknown ()
2011-07-23 20:16:14
確かに、Dディアス、デラホーヤ、ハットン、コット、クロ、マルガリ、モズリーら名立たるボクサーと延べ77ラウンド戦い落としたラウンドが1~2ラウンドのみってのは、ボクシング史を紐解いても異常なことですよね。
一方、その間にカサマヨル、Jディアス、カティディスら相手に苦戦・激戦をしてきたマルケス。
常識的に考えれば、パッキャオが楽勝しそうなものですが・・・もしもパッキャオが苦戦するようであれば、ボクシングにおける「相性」の影響を痛感せざる得ないでしょうね。
返信する
Unknown (管理人)
2011-07-24 07:54:59
>noraさん
オルティス大プッシュの私ですが、メイには手も足も出せずに悲惨なことになる
との予想です
ただパックがこけてしまわないか、大丈夫だとは思うんですがなんか嫌な感じです。
そういったものを感じさせるものがマルケスにはあると思います。対パックだとなおさら。

>通りすがりさん
今回改めて見なおしてみて、やはり大接戦だった、との感想でした。
闘志ギンギンで対パック戦に向かうであろうマルケスですが、その闘志に応える肉体をまだ維持できているかどうか、ってのも気になるところ。
年齢もそうですし激戦続きのキャリアで、蓄積した疲労がちと心配です。

>あさん
上にも書きましたが相性で言えばパックにとってマルケスはまさに天敵ともいえる相手のような気がしています。
この相性ってのは実に厄介なもので、少々の能力の変化(進歩or退化)でどうこうなるもんじゃない、ってのは数々の先例が示すとおり。
だから楽しみだったりするんだと思います。
返信する
Unknown (さんちょう)
2011-07-24 21:31:12
少し前は第3戦はちょっとなあ~って感じでしたが、なんだか楽しみになってきましたね。パッキャオが最後に苦戦したのがマルケスってのもありますし、今度こそは完全決着がみたいですね。 マルケスの執念がすごい試合になりそうな気がします。
返信する
Unknown (管理人)
2011-07-25 18:30:52
>さんちょうさん
私も同じ感想です。
マルケスやはり強し、というのを存分に見せつける戦いながらも最後はやはりパックが明白に上回る(マルケスを初めてストップする)
なんてのがボクシング界的にもっとも望まれる展開なんでしょうか。
そう筋書き通りうまくいくとも思えないのですが、とにかく両者がスッキリと結果を受け入れることができる決着、できれば前2戦同様の熱い戦いを望みたいです。
返信する

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