廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

早過ぎる準備

2009-12-28 22:22:22 | Weblog
 先週、いつものレンタル屋で借りて見た映画のDVD、2本目は『お葬式』です。 実は私は最近、今は亡き伊丹十三監督の作品を見直していて、前に取り上げた『スーパーの女』や『タンポポ』なども見ています。 この映画は伊丹監督の確か最初の作品で、高い評価を得て映画監督としての順調なスタートを切れたと記憶に残っているのですが。 物語は俳優である主人公・井上の仕事先に妻の父が倒れて亡くなったと言う知らせが入るところから始まる。 妻も女優として雨宮と言う旧姓をそのまま芸名として使っていた。 名古屋にあるその雨宮の実家で葬儀が行われる事となって、井上は喪主である妻の母に代わって葬儀を取り仕切るのだが...と言うお話です。

 見て感じたのは”違和感”でしょうか。 私は伊丹監督の映画スタイルが完成された後の作品から先に見たので、この最初の作品は後の伊丹監督作品とは作り方が微妙に違うのです。 この作品でとにかく目立つのは主人公の”独り語り”的なナレーションがある事で、恐らくは伊丹監督の実体験を基に映画にしたのでしょう。 一方で後の伊丹監督の作風へと繋がる部分ももちろんあります。 まず伊丹監督の妻でもある女優・宮本信子さんの起用で、これは最後の作品まで一貫して続いていますね。 また、主人公を演じる山崎努さんも後に『タンポポ』でも主役を演じていますね。 津川雅彦さんもそうですが、伊丹監督は同じ役者を何度も起用されているのが特徴的と言うか、昔の”巨匠”達もこう言うのを良くやっていた気がします...

                          

 この映画を見たくなった本当の理由は実際に葬式をやるとしたら、どんな事をして、費用はどのくらい掛かるのかと言う事を知りたかったからです。 縁起でもありませんが、私にも将来この問題はやって来ますからね。 そうして見ていましたけどやはり10万円単位で金がどんどん使われていました。 棺桶だってすぐに火葬して灰になる物が何十万円と聞いて唖然としてしまいました。 お坊さんへのお布施(実質的にギャランティーだが名目上は”お気持ち”なんだと...)も葬式だと10万円以上包むのが常識らしい。 純粋に私だけの経済力ではとてもじゃないけど払えません。 恐らく両親の葬式は持ち家である今の実家を売却して捻出するしか無いでしょうね。 以前、親の遺体を山に棄てて捕まった中年男が居ましたが、彼も葬儀代が出せなかった事に加えて親の死を知られると相続税が払えなくて家からも追い出されると思ったのではと少し同情しますが...

 前にも書きましたが、私は生きている内に「葬式無用・墓も無用・戒名無用。」と遺言すると思います。 妹達に高額な葬儀費用の負担は掛けたくありませんし、最低でも掛かる費用の棺桶は板張りの一番安いので済ませてくれと注文し、場合によっては生前に作ってもらって家に置いて用意しておいてもいいくらいです。 狭いアパートの部屋に置けないと言うのなら上にマットレスを敷けばベッドになる棺桶でも作ってもらってそこで寝てもいいですしね。 棺桶だけ用意してそれに入れてもらって車で火葬場に直行して灰になり、適当な所に散骨して欲しいと妹達に言い残しておくでしょう。 戒名を付けてお経を上げないと成仏出来ない...ですか? いいですよ、私は仏教徒ではありませんし。 戦争の無い、本当に平和な時代が来るまで世界中を飛び回って見届けたいと思っていますから。 私は貧乏ですが、幽霊には飛行機代は要りませんからね...

                                

国交相、新幹線の羽田乗り入れに意欲 JR東海「困難」(朝日新聞) - goo ニュース

 当然でしょうね、国土交通省にしてみれば近いから建設費は安く済むと思っているのかも知れないですけど、国際線空港の成田ならまだしも国内線の基幹空港である羽田は”商売敵”である国内航空路線の拠点ですからね。 いくら国際線も入れるからと言って羽田への利便性を高める事は”敵を利する”事になりますから絶対に認めないでしょう。 私も昔から何でJRは羽田に乗り入れないのかと、浜松町駅の東京モノレール乗り場を見て昔は思いましたが、要するに乗換えで余計な交通費を使わせているのだと後になって気が付きました。 広島でも県がJR山陽本線から分岐して広島空港へ乗り入れるアクセス新路線を造りたいとJRに申し入れたが、新幹線と競合する国内航空路線を利するだけだとして全く相手にされませんでしたし、羽田へ新幹線乗り入れなんて100%ありえないと思いますよ。 どうしても実現を目指すのならJRを”国鉄”に戻すしか無いと思います...

                    

「江戸城はふさわしくない」 亀井氏、陛下に移転進言(朝日新聞) - goo ニュース

 天皇陛下に京都にお戻りになって頂いてはと言う意見は昔からありましたね。 元々は明治時代の初めに江戸幕府の本拠地だった江戸城明治天皇が入られて新しい世の中に変わった事を日本中に示したのですから。 この時に天皇の江戸行きを反対する公家達を抑える為に”行幸”と言う形にしているので京都ではいつか天皇陛下がお戻りになられると言われてはいるそうですね。 それにしてもこんな大事を一大臣が陛下に直接言うのは”不敬”ではないかとも思いますけど... それはともかく私としては”万が一の事態”の為に天皇陛下か皇太子殿下、もしくは他の皇族方の誰かが京都にお住まいになられるべきだとは思っています。 東京に皇族全員が集まっているのは危機管理の面で問題があると思います。 京都とか大阪、奈良、名古屋などへ分散して住まわれた方が良いのかも知れませんね。 ちなみに広島市内は狭くて陛下が安全に住まわれるのに向いた場所はありません。 亀井大臣の言われているのは広島は広島でも出身地である県東部を指しておられるのだと思いますけど...

                                 

 明日は天皇杯の準決勝があります。 サンフレッチェは既に敗退してしまいましたが、既にJ1の3位以上を確保してACL出場権を持っているG大阪が優勝すれば4位のサンフレッチェが繰り上げでACL出場権を得られますし、明日はG大阪を応援しています。 G大阪があと2勝すれば来季はサンフレッチェにもACLの舞台が待っていますね、そうなった場合は厳しい過密日程に備えて年明けから追加の戦力補強も必要になるでしょうと気の早い事を考えています...

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 ...以上です。

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