- 秋の金沢に蟹を食べに来た。
- 仙台から「はやぶさ」で大宮まで1時間、大宮から「かがやき」で金沢まで2時間。
- 途中の停車駅は大宮、長野、富山だけ。
早い!
仙台から日本海まで、日本列島を横断するので、新幹線はずっと山の中を走る。糸魚川から急に海が見えて、すぐに親不知海岸に出る。ここは飛騨山脈がいきなり日本海に落ち込んでいる場所なので、砂浜はまったくない。
ここを通過するためには波の引いた瞬間を狙って崖下の波打ち際を走るか、山脈を越えるしかなく、昔から新潟と富山の交流を妨げていた。
今は鉄道のトンネルもあるし、海上に高速道路も出来ている。(車窓からは良い写真が撮れなかった。)
富山県に入ると立山連峰が見えて来る。
この山脈の雪解け水が富山平野、富山湾の豊穣をもたらすが、北陸豪雪の原因、太平洋側への壁ともなっている。
米どころ、富山平野の農家。
富山駅で降りる観光客は少なく、
ほとんどの観光客は終点金沢で降りる。
観光都市・金沢の実力を見る。
金沢駅が広大な土産物売場になっている。ここで金沢のほとんどの土産物が手に入る。
これは九谷焼コーナー。
金沢駅のシンボル、鼓門。
鼓は「謡(うた)の降る町」(=能の盛んな町)を象徴している。奥に見えるのはもてなしドームといって、観光客を雨と雪から守るガラスの屋根。
街のあちこちにこのような巨大なオブジェがある。
金沢は古いものだけでなく、金沢21世紀美術館(マルビー)に象徴される現代アートの発信地でもある。
続く