daisukeとhanakoの部屋

わが家の愛犬 daisuke(MD、13歳)とhanako(MD、6歳)の刺激的仙台生活

帰ってきたベルボトムズ 2 Puff,the magic dragon

2015年10月06日 22時21分29秒 | 本・映画・CDなど


ベルボトムズのライブでの1曲がパフ。

ベルボトムズは日本語の歌詞で歌った。

パフ 魔法の竜が 暮らしてた
低く秋の霧 たなびく入り江
少年ジャッキーは友達で
毎日なかよく遊んでいた

パフはボートをこぎながら
ジャッキーしっぽにのせて 海原を行く
海ぞく船は おどろいて
すぐに旗をおろし あいさつした

やがてジャッキーは 旅に出て
パフはただひとり さびしく暮らす
そして今も入り江には
パフの声がして 海がさわぐ 

ジャッキーは旅に出てパフが一人残されたことになっている。

 

NHK教育の「おかあさんといっしょ」でも『パフ』は歌われたが、歌詞が少し違っている。

パフ 魔法の竜が暮らしてた
海に秋の霧 たなびくホナリー
リトルジャッキーペーパー友達で
いつでも仲良く ふざけていた

ボートをこいで 旅を続けた
大きなしっぽに ジャッキーを乗せて
王様たちは 挨拶をした
海賊たちは 旗を下げた

歳をとらない竜とは違い
ジャッキーはいつしか大人になり
とうとうある日 遊びに来ない
さびしいパフは 涙を流す

みどりの鱗 流して泣いた
桜の道を散歩もせずに
ともだちはなく ひとりぽっち
頭を垂れて ほこらへ帰る

パフ 魔法の竜が暮らしてた
海に秋の霧 たなびくホナリー

こちらは、ジャッキーが大人になってパフのことを忘れてしまったという内容だ。

 

 私はPPM(ピーターポール&マリー)が歌った昔のレコードを持っている。

https://www.youtube.com/watch?v=80sMpIY6pBs

 

その歌詞はこうなっている。

Puff,the magic dragon
作詞・作曲:P.Yarrow&L.lipton

Puff, the magic dragon, lived by the sea
And frolicked in the autumn mist in a land called Honalee.
Little Jackie Paper loved that rascal Puff
And brought him strings and sealing wax and other fancy stuff, oh 
Puff, the magic dragon, lived by the sea
And frolicked in the autumn mist in a land called Honalee.
Puff, the magic dragon, lived by the sea
And frolicked in the autumn mist in a land called Honalee.

Together they would travel on boat with billowed sail
Jackie kept a lookout perched on Puff's gigantic tail
Noble kings and princes would bow whene'er they came
Pirate ships would lower their flags when Puff roared out his name, oh

A dragon lives forever, but not so little boys
Painted wings and giants's rings make way for other toys.
One grey night it happened, Jackie Paper came no more
And Puff that mighty dragon, he ceased his fearless roar.

His head was bent in sorrow, green scales fell like rain
Puff no longer went to play along the cherry lane.
Without his lifelong friend, Puff could not be brave
So, Puff that mighty dragon sadly slipped into his cave, oh

 

訳して見ると

パフは魔法のドラゴン、海のそばに住んでいた。
秋の霧が立ち込めるホナリー島で、楽しそうに遊んでいた。
小さなジャッキー・ペーパーはいたずらのパフが大好きで
紐やロウや、面白いおもちゃ
いつも持って遊びに来た。

パフは魔法のドラゴン、海のそばに住んでいた。
秋の霧が立ち込めるホナリー島で、楽しそうに遊んでいた。
パフは魔法のドラゴン、海のそばに住んでいた。
秋の霧が立ち込めるホナリー島で、楽しそうに遊んでいた。

パフとジャッキーは旅をした。
帆をいっぱいに膨らませた船に乗って
パフの大きな尻尾に座った。
ジャッキーは見張り番
高貴な王様と王子様は彼らに出会うとおじぎした。
パフが大きな声で名前を告げると、海賊船は旗を降ろした。

ドラゴンの命は永遠だけれど、少年は子供のままではいられない。
手作りの旗や大きな輪っかは
やがて他のおもちゃに置き換えられる。
ある暗い夜、そのときはやってきた、ジャッキーはとうとう来なかった。
その日から無敵のドラゴン、パフは
大声で吠えることはしなくなった。

悲しみでうなだれるパフ、
緑色のうろこは雨のように剥がれ落ち、
昔遊んでいた桜の道にも、もう行くことはしなくなった。
大事な友達がいなくては、もう勇気も奮い起こせない。
無敵のドラゴン、パフは
悲しそうに自分の穴に帰っていった。

PPMの時代はベトナム戦争の頃で、これも反戦歌だと思っていた。

つまりジャッキーがいなくなったのは戦争に取られたせいだと理解していたが、単に大人になったせいだったのか。

 

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