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今年もやってるやってる~

デゲール、大予想外の王座転落(IBFスーパーミドル級)

2017年12月18日 00時38分18秒 | 世界ボクシング
今月9日、英国で行われた試合結果です。
IBFスーパーミドル級戦:
挑戦者カレブ トゥルアックス(米)判定2対0(116-112、115-112、114-114)王者ジェームス デゲール(英)

*この試合後のトゥルアックスの戦績は29勝(18KO)3敗(2KO負け)2引き分け。デゲールのそれは23勝(14KO)2敗1引き分け。戦績だけを比べると、両者にはそれほどの違いが内容に見えますね。しかしデゲールは2008年の北京五輪金メダリストとしてプロ入りした選手。ここまでのキャリアもそういう角度から見られていました。

対する米国人はデゲールがアマチュアのチャンピオンとなったオリンピックに出場を目指すも、とてもそれに到達する選手ではありませんでした。2007年にプロ転向後、地元の米国。ミネソタ州のリングを中心に活動を展開。マイナー団体のWBFインターナショナル・スーパーミドル級王座や、ミネソタ州(どれだけの価値があるかは分かりませんが)、そして全米(USBA)ミドル級王座を獲得。2015年4月に実現した世界初挑戦も、当時のWBAミドル級王者ダニエル ジェイコブス(米)に最終12回TKO負け。その1年後には、元WBCスーパーミドル級王者アンソニー ディレル(米)に僅か109秒で粉砕されてしまいました。早い話、トゥルアックス陣営以外、誰が彼の勝利を予想していたでしょうか。

案の定、王者のペースで始まったこの試合。しかし徐々に挑戦者が試合のペースを握り、気がつけば逆転に成功。トゥルアックスが敵地で僅差ながらも明白な判定勝利を収め、王座奪取に成功しています。なお、現在IBFスーパーミドル級には、暫定王者として上記のアンソニーの実兄であるアンドレが君臨中。前王者となったデゲールも当然の如く王座復帰を目指してくるでしょうし、2018年は新王者にとり試練の年になるでしょう。


IBFフェザー級戦:
王者リー セルビー(英)判定3対0(119-109、116-112、118-110)挑戦者エドゥアルド ラミレス(メキシコ)

*地味な存在ながらも、この試合が今年3度目の防衛戦となったセルビー。前日計量に失敗しているラミレスを相手にせず大差判定防衛に成功。4度目の防衛に成功しています。現在IBFフェザー級1位には同国人のジョシュ ワーリントン、2位にはこちらも同国人のスコット キッグ、そして3位にはこれまた同国人のカール フランプトンが位置しています。セルビーは来年の挑戦者選びには苦労はなさそうです。
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