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今年もやってるやってる~

KO仕掛け人・ロイヤル小林

2020年12月24日 05時13分02秒 | ボクシングネタ、その他雑談

日本人として、初の世界ジュニアフェザー級(現スーパーバンタム級)王座を獲得したロイヤル 小林(国際)。先月17日に逝去されました(享年71歳)。心よりご冥福をお祈りいたします。

(KO仕掛け人・ロイヤル小林)

ロイヤル 小林氏について、それほど知識はありません。同氏の戦績を見てみると、とてつもない実力者だった事が分かります。アマチュアで34勝(28KO)3敗という抜群の戦績+KO率を残したロイヤル。その集大成は、1972年に行われたミュンヘン五輪に出場し、フェザー級でベスト8まで進出した事でしょう。

オリンピックが行われた翌年にあたる1973年に8回戦でプロデビューを果たした小林。デビュー戦こそ判定勝利で終わっていますが(と言っても、対戦相手だったバロン熊沢は、すでにプロで40戦以上戦っていた選手)、その後は11連続KOを含む18連勝(16KO)を記録。世界初挑戦での王座奪取はなりませんでしたが、1976年10月9日に後楽園ホールで行われた2度目の世界挑戦でWBCジュニアフェザー級王者だったリゴベルト リアスコ(パナマ)を圧倒。見事に世界王座を獲得すると共に、日本に初の同級のベルトをもたらしました。ちなみに翌10日には、具志堅 用高(協栄)がWBAジュニアフライ級(現ライトフライ級)王座を獲得しています。

世界王座は一度も防衛に成功することなく手放してしまいましたが、その後本来のフェザー級に再転向。OPBF(東洋太平洋)王座を獲得し、7度防衛する中、虎視眈々と世界2階級制覇を狙っていました。1981年10月にその王座を失った後、現役から身を引いた小林。その後は、様々なジムで後進の指導に当たっていました。生涯戦績は35勝(27KO)8敗(4KO負け)。

「KO仕掛け人」という異名を持ったロイヤル 小林は、よく記録より記憶に残った選手として述べられることが多いようです。スーパーバンタム級(当時のジュニアフェザー級)王座を初めて日本にもたらしましたが、その王座とは僅か43日で決別。これは日本の歴代世界王者として最短となります(記録のように思えますが...)。しかし何といっても凄いのが、小林が世界戦で拳を交えた選手たちの面々ではないでしょうか。

初の世界挑戦となった一戦では、後に世界3階級制覇を達成した「ニカラグアの貴公子」アレクシス アルゲリョと対戦し5回KO負け。世界王座への返り咲きを目指し対戦したウィルフレド ゴメス(プエルトリコ)は、WBCスーパーバンタム級を17度防衛すると共に、そのすべての防衛戦を規定ラウンド内で終わらせた怪物。2階級制覇を目指し挑戦したWBAフェザー級タイトル保持者だったエウセビオ ペドロサ(パナマ)は、その王座を何と19度も守った、これまた歴史に名を残す名王者。とんでもない選手たちのオンパレードですよね、本当に。

しかし、こんな凄まじいレコードを持つロイヤル 小林をほとんど知らないとは。私もまだまだ勉強不足です。ちなみに、ニックネームのロイヤルは、「ローヤルゼリー」からきたもので、ローヤルゼリーのように甘く、しかし強く、からきたものだそうです。

(世界王者を目指すなら、ローヤルゼリーを!?)


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