DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ポンサックレック ウォンジョンカム

2016年07月06日 01時18分30秒 | ボクシングネタ、その他雑談
米国のリング誌が不定期的に行っている「Best I faced」というコーナーがあります。まあ、これまで自分が対戦した相手で誰が一番強かったか、というインタビュー形式のものです。5月30日と少々古い話になりますが(それほどでもないか)、日本でもボクサーとして大変尊敬されている元WBCフライ級王者ポンサックレック ウォンジョンカム(タイ)が登場しています。


(日本ボクシング界の好敵手、ポンサックレック)

2014年11月に引退したポンサックレック。改めて彼のの戦績を見直したのですが、驚きました。その通産戦績は90勝(47KO)5敗(3KO負け)2引き分け。何と100戦近く戦っているんですね。

   
(そのキャリアで最大のライバルだった内藤 大助と)


さて本題に入ります。

ジャブの名手(Best Jab):
中釜 兵武(白井・具志堅)。2012年8月に対戦し、ポンサックレックが判定勝利を収め空位だったWBCフライ級のインターナショナル王座を獲得しています。

防御の技術(Best Defence):
中広 大悟(広島三栄)。2006年5月に中広がポンサックレックの保持するWBCフライ級王者に挑戦し、王者が大差の判定勝利。保持する王座の14度目の防衛に成功。

頑丈なアゴ(Best Chin):
アレックス アリ ババ(ガーナ)。2001年に2度目の防衛戦で対戦。9回負傷判定勝利。

パンチのスピード(Fastest Hands):
ルイス ラサルテ(亜)。ババ戦から僅か1ヶ月半後の防衛戦。後のIBFライトフライ級王者に2回TKO勝利を収め3度目の防衛に成功。

足の速さ(Fastest Feet):
亀田 興毅(亀田)と2010年3月に対戦。WBCの正規王者と、暫定王者ポンサックレックによる王座統一戦。2対0の判定ながらも明白な試合内容でポンサックレックが勝利し、正式に2度目のWBCフライ級王者に昇格。ポンサックレック曰く、「亀田を追い回す事は大変だった」。


(足の速さはともかく、興毅を技術で圧倒)

賢さ(Smartest):
ババ

強さ(Strongest):
トラッシュ中沼(国際)。2004年1月、横浜で対戦し、ポンサックラックが僅差の3対0の判定勝利。WBC王座の9度目の防衛に成功。

パンチ力(Best Puncher):
レイ ミグレノ(比)。通産3度対戦し、ポンサックレックの2勝(1KO)1敗(1KO負け)。2012年の3度目の対戦の際にポンサックレックは3回TKO負けを喫し、WBCインターナショナル王座を失っています。

技術者(Best Skills):
粉川 拓也(宮田)。2011年7月に対戦し、大差判定勝利。2度目のWBCフライ級王座の4度目の防衛に成功。粉川はご存知の通り、現日本フライ級王座保持者でもあります。

総合(Overall):
同国人で日本でもお馴染みの元WBCスーパーフライ級王者スリヤン ソー ルンヴィサイ(タイ)。2010年に対戦し、ポンサックレックが僅差の3対0の判定勝利を収め、2度目のWBC王座の3度目の防衛に成功。

*来月39歳を迎えるポンサックレックは現在シンガポールを中心にトレーナーをやっているそうです。


(奥方だそうです。うらやましい...。)
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12 コメント

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凹み王者? (通りすがり)
2016-07-06 06:47:28
帰って来ました、通りすがりです。おはようございます。ポンサクレックは人間的に非常に出来た人で好感が持てました。日本人挑戦者が負けても憎めない人柄で。しかしマニアの間では時代の凹み(うまい具合に強敵が居なかった時期)の王者と言われています。バンタム級のウィラポン同様に。ウィラポンもジョニゴン、モンテール、ドネア、モレノなんかと時代が被ったら?またもうちょい前、カニザレス、Jrジョーンズ、バスケスの時代だったら?はたまたチャンドラーやピントールの時代だったら、あんなに防衛出来ないよと。ポンサクレックの挑戦者達もユーリなら勝てる相手ばかり。と言われています。確かにユーリの相手はメキシカンがポコポコいますし、ムアンチャイは全盛期でしたし、サムディオなんか実力者でユーリが負けていたと言う人もいます。思い出すと自分もサムディオ戦は判定が出るまで、これは取られちゃったかも(汗)と思った記憶があります。カルバハルがサムディオは嫌だと、156センチと小柄ですからねサムディオは、降りて来るなと祈っていたのでしょうね(笑)。確かにスイッチヒッターで強くてユーリの顔が腫れていた覚えがあります。ポンサクの相手にユーリほど強い人居なかった論には私もそうかも!と思ってしまいます。技術は一級品ですよ!いいサウスポーです。でも相手の質を言われてしまいますと困ってしまいました。管理人さんの評価は如何ですか?。
Unknown (Corleone)
2016-07-07 02:27:28
通りすがりさん、
早速のコメントをいただきまして、誠に恐縮です。
通りすがりさんのコメントの最後のところに、

「技術は一級品ですよ!いいサウスポーです。でも相手の質を言われてしまいますと困ってしまいました」

とありますね。私の意見はまったくもってこちらと同一のものになります。世界王座を防衛すること2度の王座を通じて23度。まったくもってすばらしい記録です。しかし世界戦での日本人選手との対戦は何と14度にも上ります。残念ながらその14度(内藤は4度)の対戦中、「この選手には世界戦出場の実力はあるのか」と思われる選手も何人かいました。それの加えて日本人以外の選手も、主に一階級下のライトフライ級を主戦場にしていた選手もチラホラ存在します。
ポンサックレックの戦績のあら捜しになってしまいますが、水増し的なキャリアだった事は免れませんね。

ポンサックレックの在位中の他団体王者達を見てみると、WBAではエリック モーレル、ロレンソ パーラ、IBFではビック ダルチニアンやドネアと重なった時期もありました。WBOになるとナルバエスの長期政権とちょうど時期を同じにします。正直、これらの選手とポンサックレックが対戦した場合、勝利はおぼつかない気がします。「凹み王者」とはまさに的を得た表現だと思います。それに加えて主要団体が4に増加された事も長期政権になり得た要因ではないでしょうかね。

ユーリと協栄ジムのマッチメークには本当に頭が下がります。ほぼ強豪のみ相手に9連続防衛を果たしたのですから。チャチャイがユーリを破りえたのは、あくまでユーリに覇気が無くなっていたから、だと今でも強く思います。ユーリはもっともっと評価されるべき選手ではないでしょうかね。

ムアンチャイですか、ポンサックレックと比較するなら後者の方が上だったような気がします。ムアンチャイ、打たれもろ過ぎでした。フライ級のタイ出身の世界王者で評価しているのはWBA王座を獲得したセーン プルンチット。中南米の強豪たちを短期間の間にドンドンと退けて行った姿にはたくましさを感じました。
Unknown (Corleone)
2016-07-07 02:38:41
ウィラポンの場合、バンタム級でのジョニゴンならタイ人の勝利と見ます。モンティエルも相性の面でメキシカン撃破のような気がします。モレノは誰とどこで対戦しても対戦相手に苦戦を強いらせる事が出来るでしょうね。ひょっとするとドネアにも勝てたかもしれません。

個人的にジュニア ジョーンズって評価していないんですよ。ああいうガチガチな選手、あまり好きではありません。ウィラポンはバスケスような勝負強い選手との対戦はなかったように思います。ウィラポンにとって、地元タイでの試合開催であっても、バスケス、カニザレスト対戦すると不利だったような気がします。まあ、バンタム級でカニザレスと言えば歴史に残る選手の一人ですから誰が対戦しても危なかったとは思います。

コメント、ご意見をいただきありがとうございました!
Unknown (通りすがり)
2016-07-07 08:50:04
いつもありがとうございます。おじちゃんに付き合って頂いて。ポンサクレックが内藤選手を秒殺したあの試合、凄いです、あの試合は完全な実力負けです。ラッキーパンチ度0の実力負けです。ポンサクレックのテンポの速さ!凄いです。内藤選手も日本であんなに速いテンポは未体験だったでしょう。内藤選手が全くついて行けていません。強いなぁと思いました。もっと更なる高みを目指してチャレンジしてほしかったですね。管理人さんの仰る通りにヘンテコな日本人選手を相手にしてないで。身内じゃないからと無責任な事は言えませんが彼の実力アップ、スケールアップを考えるとヘンテコに貴重な時間を使うのは逆にマイナスです。昔の昔のジョー小泉さんの言葉を思い出しました。レナードっていうのは本当に強いですよぉ〜と。するとアナウンサーの方かな?センスだか素質どうの言いました、小泉さんは遮るように、なぜレナードが強いか?それはですね、強敵と戦ってきたからです!と言い切りました。強いのとばかり、デュラン第1戦をご覧なさい、戦略的には失敗です。ダンディの指示を素直に聞くべきです速い足があるのだから。しかしですね2Rのピンチの時のレナード、意地で真っ向う打ち合いに行くんですよ、凄い顔して。戦略的には失敗ですが、あそこで逃げたらデュランも世界中のボクサーにもナメられていましたよ。やれベニテスだ、デュランだカルレにハーンズだ、これで強くならない訳が無い。強敵を避けるという選択が無いのですから強くもなりますよ。と、ポンサクレックも溢れる素質をランクに居るのが疑問の選手相手にしていてはカオサイのような王者にはなれません。現にフィリピンの若者はチャレンジにつぐチャレンジであっと言う間にポンサクレックを凌ぐスーパースターになりました。小泉さんの言葉を思い出すとファンの人には申し訳ありませんが、憎まれ役結構ですから言わせてもらいますと、カネロと井岡は戦う事を仕事とするプロフェッショナルのトップを名乗る資格はありません。彼らは世渡りの上手な商い人です。認めません。例えるなら、あからさまにプライドも捨てて強敵を避ける人のサインなど頼まれても要らないと拒否します。チャンピオンになれる実力があった時に意地でもタイソン打倒にこだわったラドックはただのバカになってしまいます。タイトルより最強を選んだラドックはチャンピオンだと思い
Unknown (Corleone)
2016-07-08 01:16:12
通りすがりさん、
コメントに対する返信をいただきありがとうございます。

ポンサックレックのキャリアですが、それなりの強豪選手との対戦もありましたよね。

第一政権での3度目の防衛戦の相手ラサルテはその後IBFライトフライ級王座を獲得。13度目のケブ パースはWBCライトフライ級王者に。
暫定王座を獲得したときの対戦相手ミランダは後にWBOフライ級王座を獲得。既に挙げさせていただいたスリヤンも一つ上のスーパーフライ級でWBC王者に。2度目の王座の5度目の防衛戦の相手ソーサは、それ以前にWBCライトフライ級王座を10度防衛した名選手でした。

しかしやっぱり絶対的に強豪との対戦数が不足していた事も事実ですよね。ポンサックレックの防衛ロードの傾向は、回避できない指名挑戦者との防衛戦は意地でも母国タイで開催。その他の防衛戦では日本人を中心とした安易な対戦相手と拳を交える。その繰り返しだったような気がします。

ジョー小泉さんがレナードを賞賛していたんですか?それは初めて聞きました。どうもジョーさんはレナードに対し常に厳しい意見をされていたという印象が強く残っています。
通りすがりさんがおっしゃられているジョーさんの言葉は、レナードの世界王者として初期に当たりますね。自分がよく目にするジョーさんのレナードに対するコメントは、現役復帰、引退を繰り返していた時期になります。もうその当時のレナード陣営のマッチメークはファンの期待を裏切り続けるものでした。ライトヘビー級王者をスーパーミドル級まで体重を落とさせ、レナードが勝利した場合(実際に勝利しましたが)は新設のスーパーミドル級と、ライトヘビー級の2階級の緑のベルトを同時に獲得。後でその事実を聞いて、詐欺以外の何者でもないと思いました。
その後も勢いのある新鋭選手たちとの対戦をさけ、名前のあるかつての実力者たちのみと対戦していったレナード。現在も含めた引退後、彼の名前をあまり聞かないのはそのキャリアの後半に行った阿漕なマッチメークの結果、なのではないでしょうかね。
すみません、話が逸れてしまって。
Unknown (Corleone)
2016-07-08 01:17:25
先輩であって、おじちゃんというほど歳は離れていないと思います(笑)

今後もコメントをお待ちしております。
アルセがタイを避けたんじゃなかったでしたっけ!? (中野吉郎)
2016-07-10 00:30:13
まぁメキシコ対タイ!! 開催地で結果が変わる事が相当に有りそうですね!! 私はポンサクの評価は高いです!! ウィラポンと5分な感じです!! 茶番1号機戦は目先の金に負けなかったし!!
Unknown (Corleone)
2016-07-10 03:31:23
中野吉郎さん、
コメントをいただき恐れ入ります。

当時正規王者だったポンサックレックと暫定王者だったアルセによる王座統一戦の話は、かなりの所まで話が進んでいた記憶があります。予定されていた試合の開催地が何処だったかは記憶にありませんが、アルセ陣営が最後の段階で対戦を拒否した事は何となく覚えています。

ポンサックレック、ウィラポンやリカルド ロペス、そして他にも長期政権を築いた名選手はいますが、どうしてもそれらの選手を評価する場合、対戦相手の実力のあら捜しになってしまいますよね。これは致し方のないことだと思います。

私は3人とも名選手だったと思います。自分が評価する選手の条件の1つとして、リング外での振舞いも含まれています。3人とも、試合以外では非常に礼儀正しい人物でしたね。それゆえに、特に日本では現在も根強いファンがいるのだと思います。
そうですね…あら探し!? (中野吉郎)
2016-07-10 21:20:25
ウィラポン,ポンサク,アルセ,ロペスみんな良い選手で色々と私的4人のベストファイト思い出して胸がジーンと!! 無理だろうけど!? 昔タイ,アメリカ,メキシコ開催が嫌なら日本で!?って思いました(笑) ポンサク,アルセの頃は口は元気な亀1号機が居ましたからポンサク,アルセの勝者と!? 思った事が有りましたんで!!
Unknown (Corleone)
2016-07-12 04:00:55
あら探しもある意味で楽しみではありますよね。

ミドル級のゴロフキンも、そのうち「誰と戦ってきたの?」と言われるんでしょうね(もう言われているかもしれませんが)。

話が逸れますが、ロペスの場合、カルバハルやチキータ、ライトフライ級でサマンとの再戦を見てみたかったです。
禁句になりますが、もしサマンと再戦を行い、勝利していた場合、ライトフライ級王者のロペスの姿が日本で見れたかもしれませんね。

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