DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ようやく対戦相手が決定(色々:04‐22‐18)

2018年04月22日 01時28分16秒 | 世界ボクシング
最近(2018年4月22日ごろ)のニュースです。

1)本来なら子供の日にサウル‟カネロ”アルバレス(メキシコ)との再戦を予定していたゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)。カネロが薬物検査に引っかかったため、ゴロフキンは別の対戦者探しに明け暮れていました。試合まで3週間を切ったところ、ようやくバネス マーティロスヤン(アルメニア)を相手に防衛戦を行うことが決定しています。

2)ゴロフキンは現在、WBAのスーパー王座とWBC、そしてIBF王座を保持しています。どうにかWBAとWBCの許可は取れたようですが、IBFはこの試合を認めない方針。その理由としては、マーティロスヤンがこれまでに、ミドル級で実績を残していないこと。そしてこの2年間、試合を行っていないから。それに加えて、現在IBF1位にランキングされているセルゲイ デレイビャンチェンコ(ウクライナ)が現時点でのゴロフキンとの対戦を大歓迎しているのにも関わらず、ゴロフキンがミドル級では未明の選手との対戦を選んだ事が挙げられます。今回の代役選びに関しては、ゴロフキンにかわいそうな面もありますが、IBFの意見が的を得ているでしょうね。ちなみにカネロ、試合出場停止処分を受けましたが、僅か半年のみ。どうなんでしょうね、この処置は。

3)現在空位となっているIBFバンタム級王座の決定戦が、こちらも日本で言う子供の日に英国で行われます。その試合に出場するのは、元同王座保持者のポール バトラー(英)と、プエルトリコ期待のエマヌエル ロドリゲス。

4)これまで、英国といえば重量級というイメージがあったのですが、最近は中量級、そして軽量級までその勢力圏を広げています。その英国の軽量級を代表する選手の一人であるWBAスーパーフライ級王者のカリ ヤファイ。昨年は石田 匠(井岡)、村中 優(フラッシュ赤羽)を続けて退けています。そのヤファイが来月26日、2年前にあの井上 尚弥(大橋)と12回フルラウンドを戦い抜いたメキシカン、デビット カルモナを相手に保持する王座の3度目の防衛戦を行います。

5)ヤファイが保持するWBAスーパーフライ級王座同様、日本と縁の深いWBAフライ級王座。現在はウクライナのアルチュム ダラキアンの腰に巻かれています。このダラキアンが6月17日、指名挑戦者ヨドモンコン ポー セーンチップ(タイ)を相手に、2月に獲得した王座の初防衛戦を行います。

6)元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の実子であるティムが来月24日、昨年10月に獲得したABCOコンチネンタル・スーパーウェルター級王座の初防衛戦を行います。チューの王座に挑戦するのは、豪州人(8戦全勝6KO)より1戦プロでの試合が多いタイ人Atchariya Wirojanasurobol。日本語表示にするのは諦めました。

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