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アフォラビ、3度目の暫定王座獲得ならず(IBF暫定クルーザー級)

2015年04月23日 00時23分00秒 | 世界ボクシング
今月9日、アルゼンチンで行われた試合結果です。
IBFクルーザー級王座決定戦(暫定王座):
ビクトル ラミレス(亜)判定3対0(116-111、115-111x2)オラ アフォラビ(英)

*これまでに2度、WBOの暫定王座を獲得してきたアフォラビ。しかしいずれの王座も、正規王者マルコ フック(独)との王座統一戦に破れ失っています。そのフックとはこれまでに3度対戦し、2度の僅差判定負けと引き分けという経験の持ち主であるアフォラビ。本来なら正規王者であるヨアン パブロ エルナンデス(キューバ)へ挑戦する筈でしたが、キューバ人が再三試合を延期したため、元WBO王者であるラミレスと暫定王座を争うことになりました。そのラミレスからWBO王座を奪ったのがフックになります。ラミレスがフックから王座を奪われたのが2009年8月。約6年近くも前になりますがこのラミレス、まだ31歳になったばかりです。面白いことにこのラミレス、フック戦後4年間実戦から離れています。しかし2013年師走に再起してから6連勝(5KO)を重ね、今回の試合まで漕ぎ着けています。

試合はかなり競った内容だった模様。11回、アフォラビは低打による手痛い減点2を科せられています。試合の開催地はラミレスの地元。まだまだアフォラビには期待が持てるということでしょうか?

兎にも角にも暫定王座ながら別団体で世界王座への返り咲きを果たしたラミレス。WBAライト級王者リチャード アブリル(キューバ)同様試合延期を重ねているエルナンデスですが、ひょっとするとラミレスとの王座統一戦なしに王座を失う可能性があるかもしれません。

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