DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ウクライナの新たな脅威が世界戴冠(WBAフライ級ほか)

2018年03月05日 03時36分08秒 | 世界ボクシング
先月24日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBAフライ級王座決定戦:
アルチュム ダラキアン(ウクライナ)判定3対0(118-109x3)ブライアン ビロリア(ハワイ)

*9回に減点1を科せられたダラキアン。それを除けば失ったラウンドは僅かに1ラウンドのみ。この試合後の戦績が16戦全勝(11KO)というダラキアンですが、対するビロリアはその3倍以上のキャリアの持ち主で、しかもライトフライ級とフライ級で合計4つの王座を獲得してきた選手でした。しかし今回の試合を見る限り、もはや古豪と呼ぶしかないようです。

両者の身長差は数字の上ではウクライナ人(164)が僅か1センチのリード。しかし試合を見てみると、少なくとも両者の間には1階級の差はありました。そしてそのボクシングにも、両者の間には大きな隔たりがありました。タラりと下げたガードから、ややフリッカー気味の左を突くウクライナ人。パンチは左右上下と非常に多彩で、しかもパンチ、体全体のスピードはビロリアのそれを上回りました。交戦派のビロリアが得意の土俵で戦うことを許さず、試合はワンサイドマッチで終了。中量級(スーパーフェザー級)のワシル ロマチェンコ、重量級(クルーザー級)のアレクサンデル ウシクに続けと言わんばかりに、この軽量級でも怪物的ウクライナ人が世界の一角に食い込んでいます。

今回の試合を見る限り、前王者井岡 一翔(井岡=引退)は、ダラキアンとの対戦を避けるために王座を返上したと思われてもおかしくない気がします(実際にそんな噂は聞いたことはありませんが)。

今後のダラキアンの活躍が大いに気になるところです。


IBFフライ級戦:
王者ドニー ニエテス(比)TKO7回53秒 挑戦者ファン カルロス レベコ(亜)

*軽量級のベテラン対決となったこの一戦。ベテランとはいえまだまだ波に乗っているニエテスが元WBA2階級制覇王者に圧勝。最後はレべコ陣営が降参を申請したためにそこで試合終了。ニエテスが昨年4月に獲得した自身3階級目の王座の初防衛に成功しています。


WBCスーパーフライ級戦:
王者シーサケット ソー ルンビサイ(タイ)判定2対0(117-111、115-113、114-114)挑戦者ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ)

*昨年、あのローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)に2連勝し、その実力を知らしめたシーサケット。今回も強豪中の強豪エストラーダに僅差ながらも勝利を収め、ロマゴンから奪った2つの白星がフロックではないことを証明。保持する王座の2度目の防衛に成功しました。試合内容が競っており、尚且つ好試合。両者の直再戦もあるかもしれません。
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