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今年もやってるやってる~

マグダレノ、ドネアに明白な勝利(WBOスーパーバンタム級)

2016年11月11日 00時51分12秒 | 世界ボクシング
先週末5日・土曜日、米国・ネバダ州で行われた試合結果です。
WBOスーパーバンタム級戦:
挑戦者ジェシー マグダレノ(米)判定3対0(116-112x2、118-110)王者ノニト ドネア(比)

*試合後、ドネアが出された判定について大いに不満があるという記事を目にしました。まあ、敗れれば愚痴も言いたくなるでしょう。しかしこの試合でドネアの判定勝利はまずなかった、とはっきりと言えます。

ドネアのあだ名は「フィリピンの閃光」。パンチ力もさることながら、そのスピードでそのスーパースターの地位を築き上げてきました。ドネアは2013年4月にスピードで勝負するギレルモ リゴンドー(キューバ)に敗北を喫しています。その敗戦もリゴンドーの技術に喫したもので、決してスピードではキューバ人に劣ってはいませんでした。

スピードを主体にするドネアですが、今回のマグダレノとの対戦ではフルランドを通じて遅れをとることになりました。

世界初挑戦の挑戦者らしく、やる気満々で飛び出していったマグダレノ。そのサウスポー・スタイルから先手先手で攻撃を仕掛けていきます。右ジャブを放ち続ける挑戦者。そのフットワークにもスピードがあり、ドネアはどうしても後手の局面から打開できません。


(スピードでドネアを上回ったマグダレノ)

中盤戦に入っても勢いの落ちないマグダレノ。6回には右を何度かクリーンヒットさせ、8回、そして9回には比国人にカウンターパンチを当てグラつかせることに成功しています。


(試合を通じて冴えわたったマグダレノの右)

しかしそこで崩れ切らないのがベテランの域に入ったドネア。10回には逆に右ショートで挑戦者を危機に陥れます。11回、12回とドネアは攻め続けます。時折いいパンチを当てるのですが、同時にカウンターを貰ってしまう場面も多々。やはりスピードではマグダレノに劣ってしまったようです。


(終盤戦、ドネアも奮戦しますが...)

判定結果は上記の通り。118対110は少々ドネアに厳しいように思えますが、116対112は妥当に感じます。24戦目にして大物を破って念願の世界王座を獲得したマグダレノ。今後どのような路線を歩んでいくのでしょうか。トップランク社(ボブ アラム氏)のバックアップがあるので、よほどのことがない限り安定したキャリアを突き進んでいくでしょうね。

新王者との再戦を熱望しているドネアですが、両者の相性からして返り討ちに合いそうな予感がします。もし再戦を避けるようならどの王座をターゲットにしていくのでしょうか。こちらも今後の路線が気になるところです。
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