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3度目の正直!アルバラードが王座奪取(IBFライトフライ級)

2018年11月02日 00時05分19秒 | 世界ボクシング
今週29日・月曜日、比国で行われた試合結果です。
IBFライトフライ級王座決定戦:
フェリックス アルバラード(ニカラグア)TKO7回2分4秒 ランディ ペタルコリン(比)

*2013年の大晦日に、大阪のリングでWBA同級王座を保持していた井岡 一翔(井岡>>>Sankyo)に挑戦。大差判定負けを喫しているアルバラード。翌年6月にはアルゼンチンで、WBAフライ級王者ファン カルロス レべコ(亜)に挑戦し、ここでも判定負けを喫していました。しかしその後15戦全勝(14KO)。昨年1年だけ目て見ると、何と6戦全勝全KO勝利を収めています。

対するペタルコリンは2014年の夏にWBA暫定王座を獲得し、その王座を1度防衛。2014年末に、同レギュラー王座を獲得した田口 良一(ワタナベ)の対抗王者として君臨していました。しかしいつの間にやらその暫定王座を放棄。KO率の高い選手だっただけに、田口陣営としてはホッとしたことでしょう。

田口が南アフリカの強豪ヘッキー ブドラー(南ア)に敗れ、保持していたIBFとWBA王座を手放したのが5月。その後ブドラーは何ら躊躇することなくIBF王座を返上。今回の王座決定戦に至っています。

試合日、開催地が幾度か変更になった一戦ですが、10月末にようやく実現。試合前のニカラグア人戦績が33勝(29KO)2敗なら、比国人のそれは29勝(22KO)2敗1引き分けと、共に素晴らしいレコードの持ち主。軽量級ながら高いKO率を持った選手同士の対戦は、予想通りの激しい打ち合いに。そんな中、常にプレッシャーをかけ続けたアルバラードが7回、3度のダウンを奪いTKO勝利。3度目の正直で、世界のベルトを腰に巻くことに成功しました。

現在のIBFライトフライ級ランキングを見てみると、統一王座を保持していた田口。田口の後輩でIBFミニマム級王座を返上し、同級に乗り込んできた京口 紘人。日本同級王者で、WBA1位の久田 哲也(ハラダ)、WBOアジア太平洋王者小西 伶弥(真正)がランクイン。見てみたいですね、一翔戦後、成長したアルバラードと日本人選手の対戦を。しかしアルバラードとの対戦を一番見てみたい選手は、WBC王者ケンシロウ(BMB)ではないでしょうか。

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