DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ボディー一撃! カンシオが前王者を返り討ち(WBAスーパーフェザー級ほか)

2019年06月25日 00時18分45秒 | 世界ボクシング
先週21日・金曜日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBAスーパーフェザー級戦(レギュラー王座):
王者アンドリュー カンシオ(米)KO3回1分1秒 挑戦者アルベルト マチャド(プエルトリコ)

*今年の2月に同じ会場で拳を交えている両選手。その時は、挑戦者だったカンシオが番狂わせの4回KO勝利を収め、安定王者候補だったマチャドから王座奪取に成功しています。今回の再戦では、ゴング開始から前王者を飲んでかかったカンシオ。最後は見事な左ボディー一発で撃破。王座の初防衛に成功しています。


WBOライトフライ級戦:
挑戦者エルウィン ソト(メキシコ)TKO12回23秒 王者アンヘル アコスタ(プエルトリコ)

*軽量級で番狂わせが起こりました。14勝(10KO)1敗の戦績を引っ提げてアコスタに挑んだソト。かなりの好戦績の持ち主ですが、これまでこれといった選手との対戦経験はなく、今回が2度目のメキシコ国外での試合となりました。対するアコスタの戦績は20勝全KO1敗。戦績はその数字が表す通り素晴らしいものですが、その内容もそれに沿ったもの。ソトが無名でランキングが下位な選手だっただけに、アコスタの速攻防衛すら予想されていました。

初回、2回とその予想通りの展開となりましたが迎えた3回、ソトが左フックから右のパンチをアコスタに浴びせ豪快にダウンを奪います。その後アコスタが主導権を握っていきますが、ソトも驚異的な粘りとタフさを発揮。王者に食らいついていきます。

アコスタが小差ながらも、明白なリードを保ち迎えた最終回。軽量級のKOキングは白星と同時に、KO記録の更新を目指し挑戦者に襲い掛かります。結果的にその選択が裏目に出てしまったアコスタ。ソトの左フックから連打を浴び、主審があっという間に両者の間に入り試合終了。ソロが番狂わせで新王者の地位を獲得していました。

11回終了時までの採点では、3対0(107-101、106-102、105-103)でアコスタがリードしていました。出来ればあと10秒ほどは見たかったですね。

現在、久田 哲也(ハラダ)が指名挑戦者として居座っているWBOライト級戦線。ソトが年内に日本のリングで防衛戦を行う可能性はアリ、だと思います。

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