最近(2021年2月18日ごろ)のニュースです。
1)IBFミニマム級王者ペドロ タドゥラン(比)が今月末27日、同胞のレネ マーク クアルト(比)を相手に、約1年ぶりの防衛戦を行います。2019年9月に同王座を獲得しているタドィラン。今回が2度目の防衛戦となります。
2)前WBOミニマム級王者で、日本でもお馴染みのビック サルダール(比)が今週末20日、こちらも同胞のロベルト パラデロと、空位のWBAレギュラー王座を争います。現在WBAミニマム級には、ノックアウト CP フラッシュマート(タイ)という安定した選手が君臨していますが、このタイ人がスーパー王者に昇格したため、今回のレギュラー王座決定戦開催の運びになったそうです。WBAは何ら躊躇することなく、一階級に複数の選手を世界王者として認定しています。「この団体はもういいよ」と思っても、実際に「世界戦」という名前が付くと、どうしても無視できなくなってしまいます。
3)WBAは何故だか、ウェルター級のスーパー王者だったマニー パッキャオ(比)を休養王者に移行。これまでレギュラー王者だったヨルデニス ウガス(キューバ)をスーパー王者に昇格させています。しかし暫定王者ジャマル ジェームス(米)の地位はそのままのようです。
4)2019年1月にパッキャオに敗れて以来リング活動から遠ざかっていたエイドリアン ブローナー(米)。今週末20日に、ジョバニ サンティアゴ(プエルトリコ)を相手に再起戦を行います。パッキャオ戦を含め、ここ3試合、2敗1引き分けと白星と縁のないブローナー。彼が最後に勝利を収めたのは2017年2月まで遡ることになります。
5)今月末27日にWBOスーパーフェザー級王者ジャメル ヘリング(米)に挑戦を予定していたカール フランプトン(英)。その試合はフランプトンの負傷により、延期となっています。しかしこの試合が組み込まれていた興行自体は、予定通りに行われる見通しです。
6)WBOフェザー級王者エマヌエル ナバレッテ(メキシコ)が4月24日、クリストファー ディアス(プエルトリコ)を相手に、昨年10月に獲得した自身2階級目の王座の初防衛戦を行います。