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今年もやってるやってる~

ラッセル快勝、次戦はいつ?(WBCフェザー級)

2018年06月01日 00時31分21秒 | 世界ボクシング
先月19日、米国で行われた試合結果です。
WBCフェザー級戦:
王者ゲーリー ラッセル 判定3対0(117-111x2、115-113)挑戦者ジョセフ ディアス(共に米)

*ラッセルがジョニー ゴンザレス(メキシコ)からこの王座を奪取したのが2015年の3月末。初防衛戦は翌年の4月で、2度目の防衛戦は昨年5月。それから1年後に今回の3度目の防衛戦を迎えました。

ラッセルが世界戦に初登場したのは4年前まで遡ります。その時は当時空位だったWBO同級王座をあのワシル ロマチェンコ(ウクライナ)と争い0対2の判定負け。その試合がロマチェンコにとってプロ僅か2戦目の試合でしたが、ラッセルの実力が伺える試合でもありました。その後出場した世界戦、3試合とも規定ラウンド以内で終わらせているラッセル。今回の指名挑戦者ディアスとの防衛戦も、判定決着となってしまいましたが、安定した戦いを見せ防衛回数を伸ばしています。

その実力は認めていられながらも、年1回の試合出場のために影の薄い存在に甘んじているラッセル。まったくもって「もったいない」の一言に尽きてしまいますね。

さて、ラッセルが一角を占めるフェザー級戦線の王者たちの顔ぶれを見てみましょう(2018年6月1日)。

WBA(スーパー):レオ サンタ クルス(メキシコ/防衛回数1)
WBA(レギュラー):アブネル マレス(メキシコ/1)
WBA(暫定):ヘスス ロハス(プエルトリコ/0)
WBC:ラッセル(米/3)
IBF:ジョシュ ワーリントン(英/0)
WBO:オスカー バルデス(メキシコ/4)
WBO(暫定):カール フランプトン(英:0)
OPBF(東洋太平洋):清水 聡(大橋/2)
WBOアジア太平洋:リチャード プミクピック(比/1)
日本:源 大輝(ワタナベ/0)

ラッセルが他の世界王者たちより劣っていないということは明らかなこと。やはりもっと頻繁に試合を行うということが必要なようです。そしてこれらの世界王者たちに、清水がどこまで接近出来るかどうか。今年後半の見どころになるでしょう。

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