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今年もやってるやってる~

ポベトキン、7年ぶりに王座に返り咲き(WBCヘビー級:暫定王座)

2020年08月23日 18時24分18秒 | 世界ボクシング

昨日22日、英国で行われた試合結果です。
WBCヘビー級戦(暫定王座):
挑戦者アレキサンデル ポベトキン(露)TKO5回30秒 王者ディリアン ホワイト(英)

*7年前に、当時の絶対王者だったウラジミール クリチコ(ウクライナ)に完敗し、保持していたWBA王座から転落したポベトキン。その後、世界一線級の選手たちを相手に白星を重ねていましたが、2年前にアンソニー ジョシュア(英)に挑戦した時は、善戦空しくTKO負け。もうポベトキンも終わったかに思われていました。

しかしそれから2年。暫定ながらも世界返り咲きのチャンスを得たロシア人は戦前の予想を覆す事に。初回から左ジャブを起点とした基本的な、そして普段通りのボクシングでホワイトに対抗していったポベトキン。4回にはうまいタイミングで当てられた左で2度のダウンを喫してしまいましたが、それらのダウンからのダメージは感じられず。逆に5回、ロシア人はお返しとばかりに見事な左アッパーで一発で英国人をKO。暫定ながらも7年ぶりに世界王座に返り咲くと共に、英国勢が牛耳っている現在のヘビー級トップ戦線に食い込むことにも成功しています。

ポベトキンのウラジに敗れた後の戦績を見てみると、今回の世界王座返り咲きが幸運なものだけでないことがよく分かります。2013年10月にウラジに完敗したポベトキンですが、翌2014年からは精力的にヘビー級のトップ選手たちと拳を交えていきます。ウラジ戦からホワイト戦後までの戦績が10勝(7KO)1敗1引き分け。負けはジョシュアに喫したもので、引き分けは昨年師走にクルーザー級上がりのマイケル ハンター(米)との痛み分け。その間にポベトキンの軍門に下ったのは、現WBAレギュラー王者のマヌエル チャー(独)、世界常連ランカーのカルロス タカム(カメルーン)、ポベトキン同様にウラジの軍門に下ったマリウス ワッフ(ポーランド)、デビット プライスとフューイ フューリーの英国勢。こうして振り返って見ると、ポベトキンがいかに実力のある選手か理解できますね。

 

ポベトキンが返り咲いた最重量級の2020年8月23日現在の王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBA(スーパー):アンソニー ジョシュア(英/防衛回数0)
WBA(レギュラー):マヌエル チャー(独/0)
WBA(暫定):トレーバー ブライアン(米/0)
WBC:タイソン フューリー(英/0)
WBC(暫定):アレキサンデル ポベトキン(露/0)
IBF:アンソニー ジョシュア(英/0)
WBO:アンソニー ジョシュア(英/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:デムシー マッキーン(豪/0)
日本:上田 龍(石神井スポーツ/0)

*対戦が義務付けられていながらも、なかなか実現しないのが、ジョシュア対IBFの指名挑戦者であるクブラト プーレフ(ブルガリア)、そしてフューリーとディオンティー ワイルダー(米)による第3戦目。今回のポベトキン王座返り咲きを皮切りに、ヘビー級戦線も活性化してほしものです。


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