DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

一年ぶりのブリエディス、挑戦者に圧勝(IBFクルーザー級)

2021年10月19日 05時18分25秒 | 世界ボクシング

先週末16日・土曜日、ラトビアで行われた試合結果です。
IBFクルーザー級戦:
王者マイリス ブリエディス(ラトビア)KO3回2分59秒 挑戦者アルツロ マン(独)

*コロナウィルスの影響で、2019年以降年一試合というゆっくりのペースでリングに登場しているブリエディス。しかしその間対戦してきた相手は、2度WBO王座を獲得してきたクジストフ グロワッキー(ポーランド)と2度同級王座を獲得したユニエル ドルティコス(キューバ)と強豪のみ。また昨年9月に行ったドルティコス戦以降、ブリエディスにはヘビー級への転向の話しも出るなど、ただ単に暇を持て余していたわけではありませんでした。

ブリエディスが自身3つ目の王座の初防衛戦に迎えたのは、17勝(9KO)1敗の好戦績の持ち主であるマン。ラトビア人はそんな挑戦者をいとも簡単に倒してしまいました。

2回、見事の右クロスでこの試合初のダウンを奪ったブリエディス。3回にはボディー攻撃を交えた連打で2度のダウンを追加しゲームセット。まさに絵にかいたような圧勝劇を演じ、改めてその実力を見せつけています。

クルーザー級としては理想的な体格を持つブリエディス。ヘビー級へ進出したい気持ちは分かりますが、是非もう一度、この階級で4団体王座統一を目指して貰いたいものです。

 

下記は2021年10月19日現在の、クルーザー級王者たちの顔ぶれとなります。

WBA(スーパー):アルセン グラムイリアン(アルメニア/仏/防衛回数2)
WBA(レギュラー):リャド メルウィー(コートジボワール/ベルギー/1)
WBC:イルンガ マカブ(コンゴ/1)
IBF:マイリス ブリエディス(ラトビア/1)
WBO:ローレンス オコリー(英/1)
OPBF(東洋太平洋):ジェイ オペタイア(豪/0)
WBOアジア太平洋:カムシベク クンカバエフ(カザフスタン/0)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿