DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

テテ、カシメロなど(WBOバンタム級ほか)

2019年04月26日 03時20分24秒 | 世界ボクシング
今週末27日、米国・ルイジアナ州で予定されていた試合です。
2団体バンタム級王座統一戦:
WBA王者ノニト ドネア(比)対 WBO王者ゾラニ テテ(南ア)

*現在同級では、現役最強のバンタム級選手を決めるトーナメントが行われています。本来ならこの試合が、準決勝の第一戦となる予定でした。しかし先日、テテが自身の怪我のため戦わずしてトーナメントから離脱。ドネアは代役であるステフォン ヤング(米)との防衛戦を行うことが発表されています。その試合は引き続きトーナメントの一環として行われますが、当然テテの保持しているWBO王座は争われません。

しかし残念ですな、『ドネア対テテ』戦が中止となってしまったのは。



先週末20日、米国・カルフォルニア州で行われた試合結果です。
WBOバンタム級王座決定戦(暫定王座):
ジョンリエル カシメロ(比)TKO12回44秒 リカルド エスピノサ(メキシコ)

*WBOは同団体のWBO世界ランカーたちの長期に渡る世界挑戦『待ち時間』を回避するために、暫定王座設置に踏み切りました。結果的には不必要な暫定王者誕生となってしまいましたね。しかしテテ、残念でしょうね。現在のドネアなら勝利を収めることも可能だったでしょう。それに加え、ドネア戦で得られる報酬と、将来的に予定されるカシメロ戦での報酬には雲泥の差が出てくるでしょうね。

試合の方は一進一退の攻防が続く中、元IBFライトフライ級、フライ級王者のカシメロが6回にダウンを奪い、最終回にレフェリー・ストップを呼び込むことに成功。試合自体は競った内容でしたが、苦しみながらも自身3つ目の王座獲得に成功しています。


WBAスーパーバンタム級王座決定戦(暫定王座):
ブランドン フィゲロア(米)TKO8回終了 ヨンフレス パレホ(ベネズエラ)

*現地時間の今日26日、WBAスーパーバンタム級の正規王座保持者であるダニエル ローマン(米)が、IBF王者TJ ドヘニー(アイルランド/豪)が王座統一戦を行います(この対戦カード自体、王座統一戦としては拍子抜けですが)。WBAの事ですから、この王座統一戦の勝者はスーパー王者に昇格させるでしょう。空位となるレギュラー王者をその前に決めておこうという事ですね。でも昨年でしたっけ、WBAは「各階級1人の王者体制にしていく」と公言していたのは?

試合の方は注目株のフィゲロアが中盤TKOで勝利。暫定王座を獲得すると共に、全勝記録を19(14KO)に伸ばしています。ちなみにIBF同級戦線では、前王者となる岩佐 亮佑(セレス)がすでに指名挑戦権を獲得しています。
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