DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

メイウェザー、モズレーを下す

2010年05月06日 03時36分15秒 | 世界ボクシング
先週末土曜日、米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
ウェルター級12回戦:
フロイド メイウェザー 判定3ー0(119-109x2、118-110)WBAスーパー王者シェーン モズレー(共に米)

*妙な一戦でした。最初の2回はモズレーが試合を支配。2回にはメイウェザーをぐらつかせています。しかし3回から何かが変わり、モズレーが非常に戦いづらそうな表情でポイントをどんどん奪われていきました。パンチを放てないモズレー。強引に行けば行けそうなのに...。軽いパンチ、そして時にコンビネーションを放つメイウェザー。気がつけば試合終了。判定は大差でメイウェザーを支持。私の採点では118対110でメイウェザー。3回から最終回まですべてのラウンドを与えました。
これがよく言われるメイウェザーの「異次元ボクシング」なのでしょうか?
モズレーの表情、2004年の対ウィンキー ライト(米/モズレーの判定負け)戦に似たものがありました。
この試合、モズレーが保持していたWBAのスーパー王座は微妙に賭けられていました。モズレーが勝利の場合防衛。メイウェザーが勝利の場合空位に。不思議に思うのですが、昨年1月、アントニオ マルガリート(メキシコ)にモズレーが挑戦したとき、マルガリートはすでにスーパー王者に昇格し、レギュラー王者も存在していました。その時と状況は同じなのに、今回はタイトルの変動ではなく消滅。まあ、王座の乱立が一つなくなったと考えればいいのですが。
今後のメイウェザーですが、個人的には対マニー パッキャオ(比)より、現在2階級の王座を保持しているセルジオ マルチネス(亜)との一戦を見てみたいです。