DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

戦国時代に突入

2006年01月05日 10時05分37秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2005年のスーパーウェルター級を振り返ってみると、まさに戦国時代突入の様相。

1)2004年後半から始まったロナルド ライト(米)の3団体王座分裂。同年前半期には分裂終了。ライトのミドル級転向が同階級混沌の要因。

2)WBC王座はハビエル カステジョホ(スペイン)が、暫定王座から正規王座に昇格。っと思いきや、指名挑戦者との防衛戦を長らく行わなかったために王座剥奪の憂き目に。その空位の王座をニカラグアの暴れん坊リカルド マヨルガが獲得。

3)WBA王座も混沌とした様子。まずは王者だったトラビス シムス(米)が、暫定王者アレハンドロ ガルシア(メキシコ)との統一戦を拒んだために王座剥奪。熱闘王ガルシアはその後正規王者に自然昇格したかは不明。

4)将来の安定王者と目されていたカシム ウーマ(ウガンダ)が、ロシアの苦労人ロマン カルマシンに王座を譲る番狂わせ。

5)ライトが去った同級の最安定王者と見られていたダニエル サントス(プエルトリコ)も王座転落。新王者にセルゲイ ジンジラク(ウクライナ)。

6)元王者フェルナンド バルガスは再起2連勝と好調を維持。元ウェルター級王者のコーリー スピンクス、バーノン フォーレスト(全て米)は同級での王座復帰を目論む。

オスカー デラホーヤは5月にマヨルガ戦を希望。しかしウェルター級で。「デラホーヤ対マヨルガ」のように、先行き不透明な同級の2006年。シェーン モズレー(米)も、バルガス戦のみを同級での試合と明言。やはりバルガスの王座復帰が同階級の1番の良薬になりそう。意外に3冠王(日本、OPBF、ABCO)クレイジー キム(ヨネクラ)の出番が訪れるかも。



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