DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

黄金のバンタム(ボクシング10年)

2004年10月08日 21時34分33秒 | ボクシングネタ、その他雑談
偶然だろうか?この「10年」間に同IBF王座には常に好選手が王座に就き安定政権を築いている。
オーランド カニザレス(米 1988ー1994:防衛16後返上、16度防衛は同級記録)、ムブレロ ボティーレ(南ア 95ー97年:防衛5、ジョー小泉氏も大変評価)、ティム オースティン(米 97ー2003:防衛9、サウスポーの長身パンチャー)、そして現王者ラファエル マルケス(メキシコ:3度防衛中、ファン マヌエルの実弟)と。
我らが辰吉も3度WBC王座獲得のバンタム級、118ポンド/53.5キロがリミットのクラスである。
意外な事実に気がついた。この階級良い王者を定期的に輩出し続けているという事を。
ガーナの超特急ナナ コナドュが2度WBA王座獲得。ジョニー タピアがWBA、WBO王座をそれぞれ獲得。そのタピアを破り、辰吉とも戦い(6R負傷判定負け)常に本場でのビッグファイトに参戦したポーリー アヤラ。北欧デンマークの技師ジョニー ブレダル。コロンビアの実力者エリエセール フリオも2度世界の頂点に(WBA、WBO)。名古屋からは二人、薬師寺 保栄(WBC4度防衛)と戸高 秀樹(WBA暫定)。不気味な存在、戸高から今年3月王座奪取の現暫定王者メキシコのフリオ サラテ。そして日本のリング6度登場、WBC王座14連続防衛中、タイのウィラポン。
実力者は多く、試合数も悪くない。そして国際色も豊か。強いて言えば統一戦の噂が立ちもしない事がマイナス点か?
地味だと思った黄金のバンタムのこの「10年」。見方を変えると印象がだいぶ変わるものだな。

同階級の今後は?
まず、予定されるWBA王座統一戦、ブレダル対サラテ戦は注目大。勝者は今後の同級の軸になる可能性アリ。そしてWBC王者ウィラポンの防衛記録最新はなるか?次戦は強豪、指名挑戦者あのエリック モラレスの実弟ディエゴ。注目カードである。
日本にはOPBF王者長谷川 穂積、日本王者のサーシャ バクディンが王座を脅かす存在に成長しつつある。そして、川嶋勝重、徳山 昌守の同級参戦の可能性も。ここ数年、日本主体に黄金のバンタムが動くかもしれない。

Corleone
コメント
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