NPO法人 大雪山自然学校

所在地:〒071-1404 北海道上川郡東川町西4号北46番地 TEL/FAX:0166-82-6500

大雪山・春のはっちゃけ子どもキャンプ

2009-04-01 17:18:18 | 子どものための自然学校
3月27日~3月29日の3日間
農林水産省「田舎で働き隊」(農村活性化人材育成派遣支援モデル事業)
の助成を受けて田舎で働き隊のメンバーと子どもキャンプを行いました。

キャンプの内容は働き隊の皆さんがそれぞれ詳しくアップしてくれました。
ので、ここではその活動の写真をメインにキャンプ中の子ども達の様子を
紹介させて頂きたいなと思います。

まずは、キャンプ初日!
札幌、旭川、東川から集合した子ども達が着いた先はキトウシ森林公園。
今回のキャンプはここキトウシがベースとなります。
   
そして、子ども達はというと・・・
当然着いた瞬間に雪遊び!いきなりパワー全開です。

そして全員が到着した後に開会式の開催!歓迎の言葉を受けた子ども達はドキドキ
しながらの自己紹介に入りました。
一通り紹介の終わった後は待望の遊びの時間に入ります。
      
最初に行なった仲良くなるゲームでは、鬼ごっこやぐるぐる目の回るかけっこを
し、体が暖まり緊張のほぐれたところでお昼ご飯。ゲーム中にすっかりスタッフと
仲良くなった子ども達!子どもの適応能力ってやっぱりすごいですね。

そしてお昼は何とシーズンが終わって閉鎖したスキー場を貸しきってソリ滑り!!
      
最初に危険な箇所の説明を受けたあとは・・・ひたすら滑ります!
ゲレンデの天辺を目指して進んだり、すべる距離を競争したりと
1時間ほどソリ滑りを楽しんだあとは、いよいよ農家さんのお手伝いへ。

この日は東川で養鶏農家をやっているファームレラへ。
国産飼料と平飼いに信念を持った養鶏を行なっているファームレラの新田さん。
新田さんの鶏小屋で餌やりと卵取りを手伝った後は、裏山の整備をしました。
整備で取った枝が明日の燃料の薪になるのです。
           
鶏の餌やりを体験      餌をあげた後は     体験の合間ももちろん  鶏のお世話のあと後は森林整備
させてもらいました。     卵をゲット!!      遊びます!

みんな鶏のお世話や薪集めがとても楽しそう!
この日はファームレラでの体験が終わったあとはお風呂に入り、
みんなで夕ご飯をたべました。夕ご飯には自分達の取った卵も。レモン色をした
黄身にほんのり味がついていて、何もつけなくても美味しそうに食べていましたね。

2日目はたっぷりと「農業に挑戦する日」
昨日の疲れもなんのその!みんな朝早くから目が覚め朝の探検へ。
朝のキトウシには魅力的なものがたくさんありました。
      
朝の森にはエゾリスが。 凍った池も子ども達には    じゃ~ん!大きな氷がとれました。    
                魅力的な遊び場です。
 
朝の遊びが終わった子どもたち。朝ごはんを食べた後はお昼用のおむすびを作り、
今日の体験場発信ランドへ出発!!
  
みんな車へ乗り込め!

桜岡にある発信ランドについて最初の体験は越冬野菜堀。
雪の下に埋まった野菜を掘りあてます。

探せ!探せ!野菜を探せ!
せっせとせっせと掘っていきます。
途中、大人と交代しながら20分近くは掘っていきましたでしょうか・・
50cmほどの穴ができたところで。おや?何かみえてきました。

お、じゃがいも発見!!
      
掘り出せ!掘り出せ!        大量収穫~!!
じゃがいも掘り出せ。

収穫したじゃがいもは、前日に森で拾った薪を使ってじゃがバターに。
じゃがバターを作っている最中に子ども達は他の体験へ。
      
大人気ポニーの餌やり。   スノーモービル!!  もひとつ大人気は薪割り

その他、羊の餌やりや昨日拾った薪を窯にくべたりとしているうちにお昼ご飯の
時間が。お昼はみんなで握ったおむすびとじゃがバター、トン汁!お腹いっぱい
食べましたね。

お昼を食べた後は、再びファームレラでの生活体験。
この日の仕事は森林整備のステップ2!森の中の立ち枯れしたカラマツを排除しました。
           
枯れた木をノコギリで    倒れた木は自分達で運びます。
ギコギコ。

森の中を整備した後は、この日も卵を取らしてもらいました。
ケビンに帰ったこの日は、自分達での夕食作り!!
この日にとったじゃがいもなどを使って夕食のカレーとサラダ、
デザートのフルーチェをつくりました。

ご飯を炊いた後は野菜の皮をむき、包丁でトントン。自分達で作るカレーライス。

イエーイ!完成!!
自分達でつくったカレーは格別の味でしたね。
みんな残さずたいらげました。

1日たっぷりとどろんこになって農業体験をして、晩ご飯も自分達で
つくったこの日は、お風呂に入った後はみんなぐっすりでした。


そしてとうとう最終日。この日は朝から自分達の荷物の片づけで大忙し。
みんな寝袋をたたむのに悪戦苦闘していました。
朝ごはんを食べたあとは、おむすびをつくり、再び自分達の荷物の片付け。
なんとか片付けの終わった後は、昔遊びに挑戦しました。

ふれあいサポートクラブの小林先生を講師に招き、小林先生が子どもの頃にやって
いた遊びに挑戦しました。
      
じゃんけんや鬼ごっこ、紙鉄砲、たけとんぼなど昔からある当たり前の遊びを
とても楽しそうに遊ぶ子ども達。休憩時間はお菓子でベロ~がカラフルに。
午前中昔遊びを楽しんだ子ども達は、キャンプ最後のお食事へ。
最後は女の子達が「頂きます」の挨拶をしました。

午後は当麻かたるべの森の横井さんに来てもらい思い出の鳴子をつくりました。

鳴子を作りながらキャンプの思い出を書き込みます。
参加した仲間にサインをもらう子たちも。

閉会式では、修了バッチの進呈と今回のキャンプでの思い出を振り返りました。
2泊3日で大きく成長した子どもたち。
ひとつお兄さん、お姉さんとなる新学期からも思いっきり楽しんでもらいたいなぁと思います。

参加してくれたみんなへ。夏も待ってるぜ!!



                 よっしー

田舎で働き隊

2009-04-01 12:17:38 | その他の事業
3月31日。
東川に一週間ほど滞在していた「田舎で働き隊」のメンバー達も
それぞれの場所へと解散しました。
札幌、旭川、苫小牧と道内でも比較的様々な場所から集まった今回の仲間達・・・
彼等にとって東川というこの土地で行なった一週間の活動が、
今後の人生にいったいどれくらいの影響を与えるのだろうかなぁ。

ゼッキー、たかゆう、がっくん、まめちゃん
一週間お疲れさまでした。
またいつでも東川に遊びに来てください。


よっしー