BES大山(鳥取)

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蝮草

2007-10-21 08:16:37 | 自然情報
マムシグサ サトイモ科 テンナンショウ属
Arisaema serratum

マムシグサの実。毒々しい色合い

これは実の状態ですが、和名の由来は
その姿が鎌首をもちあげたマムシ(蛇)のように見える。
茎の模様が毒へびのマムシの柄に似ている…など。

マムシグサには水溶性シュウ塩酸が含まれています。
シュウ酸は毒性があるため、毒物及び劇物取締法により
医薬用外劇物に指定されています。
シュウ酸を含む代表的な食物は、ほうれん草など。

薬効として、腰痛や肩こりに効く。と言うこともあるようですが、
触ると皮膚炎をおこす。食べると口や胃粘膜がただれる。
多量に摂取した場合、吐き気、心臓マヒで死にいたることがある。
…など、間違った薬効で、毎年数名の死者が出ているようです。

ちなみに、マムシが出て来そうな藪の中に生えており、
蛇がよく居るところに生えるという様な話も。

  >>マムシグサの花
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今日8時の気温は8度。天気は晴。昨日、頂上の正午の気温は0度。
紅葉は6合目あたり。昨日ほどは寒くないですが、急に冷え込んできました。
紅葉は色づくと言うよりも、風で散ったり、枯れてしまっている部分も。

今日は9時から秋の一斉清掃があります。

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