BES大山(鳥取)

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大山寺と檀家2

2009-05-04 10:46:44 | 歴史・文化
前回は寺と檀家。おもに、檀家についての説明でしたが、
今回はどうやって、寺を維持しているかについて。

江戸時代、3000石の所領を賜っていた大山寺は、

明治になると、一時は大山という寺号も剥奪され、
大神山神社が神仏習合から分離したのに比例するかのように
衰微の一途を辿って来ました。

よく言われる大山寺は3000石の領地があったと言うのも、

実際には政庁が半分を取っていたので、何十と寺院があると、
当然ながら一箇所の取り分は少なくなってしまう訳で、
実は結構カツカツな生活をしていた…とか?

ちなみに現在は、大山寺の山門にて拝観志納金(300円)を
納めて貰って、それらを寺の経営に当てているようです。

大山寺阿弥陀堂は普段、閉じていて年に数回しか
開きませんが、大山寺に頼むと堂内拝観(有料)が出来るとか。
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今日8時の気温は16度。10時現在17度。天気は晴~曇。
連休中日と言うこともあって、人が多いです。
登山も子ども連れが多め。