BES大山(鳥取)

鳥取県大山周辺に関する日々の情報、お知らせなどを載せています

頂上避難小屋2

2008-01-09 08:30:34 | 歴史・文化
3代目の避難小屋(現在)の基礎には2代目の
避難小屋の廃材が利用され、下からの寒気を和らげる工夫がされています。

他には屋根をステンレスの鋼板ぶきにしたり、
中空セメントを板張りにして外壁を作ったりと、
厳しい大山の寒気を遮断する工夫がなされています。

また、頂上の屋根には太陽光発電装置が設置されており、
冬季間は雪に覆われてしまうたた利用出来ませんが、
夏期は電気(水洗トイレ等に使用)をまかなう工夫も。

これら以外にも色々と工夫が凝らされており、
平成3年の台風19号にも耐えた堅固なつくりとなっています。
ちなみに施工は福井工務店(現:フェディア)

そもそも、一番初めに頂上に建物が出来たのは、
朝鮮へと飛行機を飛ばすために、米子飛行場が
物資搬入のための中継基地となった事が起こり。

中継基地が出来ると、航空機用の気象を観測する必要が出てきたため、
昭和18年、大山の頂上に臨時大山観測所を設置、
昭和19年、頂上測候所が完成しました。
ちなみに、当時は全て人力で資材を下から運んだとか。

2代目

今日8時の気温は1度。天気は曇。博労座周辺の積雪は40cm弱。
冬タイヤを履いていても、2駆は参道方面には入らない方が無難。
昨日の夕方、今朝と、雪にはまって動けなくなっていた車が…。