三月三十日。
年度末も年度末になり、
最近のDAIROKUは何をしているかというと、、、
作品作りに励んでいます。
いまだに畑等には雪が多く残っていますが
道路からは雪も消え
大部過ごし易くなった弘前市内。
DAIROKUでもようやく外での仕事が出来るようになり
どんどん制作を進めていかなければと、焦ってばかりいる毎日です。
さて、そんな今日は午後から納品へ行って参りました。
DAIROKUの清水森工房庫からも程近い
林檎園に囲まれたお家。
こちらでは以前から 大きな栓の LowTable(座卓)をご使用いただいてるのですが
今回、娘さんが小学校へ入学するということで
机の制作依頼をいただきました。
これから彼女がどんどん成長していく中で
ほぼ毎日、ずっと一緒にいる自分専用の机。
天板:ケヤキ 脚:ニレ
木の呼吸と手の仕事を感じてもらいたい。
単なる学習机としてだけではなく、
将来も家を出た時に、仕事机だったり、ダイニングテーブルだったり
ずっと共に生活していく。
極力シンプルに
引っ越した時でも、持ち運び、組み立ても簡単にできるように。
二十年、三十年、
時が経って 彼女が新たな家族と共に囲む
団欒の時間。
娘さんへの
そういうお父さんとお母さんの想い
DAIROKUの思い
わたくし的な思いも重ねたり。
ふみのちゃん、ご入学おめでとう。
私が上京する際に 親父が持たせてくれた小さな座卓。
ものを書いたり、食卓になったり、踏み台にもしたっけ
それひとつがあれば、なんにでもできる 小さな世界。
私の長女も ふみのちゃんと同い年。
今年、小学校へ入学です。
彼女には当分、俺の青春机を使ってもらおう。
これからも 現役、頼むぜ!
木っていいですよねー。机も座卓もすばらしいです。
年々味が出てきて、愛着が湧きます。
ログハウスメーカーBESSではその様子を<経年美化>といっていますよ。
使えば使うほど、味わい深くなっていく。
傷も出来るし、日にも焼ける。
それが当たり前のことなんですよね。
そういうものを残しながら、一緒に生活していく。
育てていくっていう。
生活痕って結構好きなんですよ。
これからもその思いとか大事にしていきたいです。