木と共に暮らす

木好房DAIROKUは北国青森弘前市にある、木の家具を製作する小さな工房です。

青春机

2013年03月30日 | 日記


三月三十日。


年度末も年度末になり、

最近のDAIROKUは何をしているかというと、、、

作品作りに励んでいます。


いまだに畑等には雪が多く残っていますが

道路からは雪も消え

大部過ごし易くなった弘前市内。


DAIROKUでもようやく外での仕事が出来るようになり

どんどん制作を進めていかなければと、焦ってばかりいる毎日です。



さて、そんな今日は午後から納品へ行って参りました。


DAIROKUの清水森工房庫からも程近い

林檎園に囲まれたお家。


こちらでは以前から 大きな栓の LowTable(座卓)をご使用いただいてるのですが

今回、娘さんが小学校へ入学するということで

机の制作依頼をいただきました。



これから彼女がどんどん成長していく中で

ほぼ毎日、ずっと一緒にいる自分専用の机。





天板:ケヤキ  脚:ニレ



木の呼吸と手の仕事を感じてもらいたい。


単なる学習机としてだけではなく、

将来も家を出た時に、仕事机だったり、ダイニングテーブルだったり

ずっと共に生活していく。



極力シンプルに

引っ越した時でも、持ち運び、組み立ても簡単にできるように。





二十年、三十年、

時が経って 彼女が新たな家族と共に囲む

団欒の時間。




娘さんへの

そういうお父さんとお母さんの想い


DAIROKUの思い

わたくし的な思いも重ねたり。











ふみのちゃん、ご入学おめでとう。








私が上京する際に 親父が持たせてくれた小さな座卓。

ものを書いたり、食卓になったり、踏み台にもしたっけ


それひとつがあれば、なんにでもできる 小さな世界。


私の長女も ふみのちゃんと同い年。

今年、小学校へ入学です。


彼女には当分、俺の青春机を使ってもらおう。


これからも 現役、頼むぜ!











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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
木は最高 (kozy)
2013-04-04 18:37:45
こんばんは。
木っていいですよねー。机も座卓もすばらしいです。
年々味が出てきて、愛着が湧きます。
ログハウスメーカーBESSではその様子を<経年美化>といっていますよ。
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Unknown (ケンタロウ)
2013-04-05 08:12:51
経年美、よくうちでも使っている言葉です。

使えば使うほど、味わい深くなっていく。
傷も出来るし、日にも焼ける。

それが当たり前のことなんですよね。
そういうものを残しながら、一緒に生活していく。
育てていくっていう。

生活痕って結構好きなんですよ。

これからもその思いとか大事にしていきたいです。
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