爺さんの独り言

雑木林から街中に帰ってきた爺さん

竹脇無我が死んだ

2011年08月23日 | 日記
 何だか寂しいねー。竹脇無我は好きな俳優の一人だった。年は自分の方がだいぶ上だけど、同時代を生きた俳優がまた一人いなくなったような気持ちだ。お父さん、竹脇昌作のこともよく憶えている。独特の重みのある低音のすばらしい声だった。昔は劇場に映画を見に行くと、その映画の前に短いニュース番組があって竹脇無我のお父さんの声が流れて来た。

 先日は二葉あき子が死んだが新聞の左下に小さく書かれているだけだった。同時代の歌手で思い出すのは『モンテンルパの夜は更けて』「支那の夜」の渡辺はま子。みんな死んで行く。最近の俳優や歌手の名前や顔はさっぱり区別がつかないので、テレビドラマを見ていてもストーリが分からなくなって、ばあさんに解説してもらわなくてはいけなくなってしまう。時代はどんどん過ぎて行く。もうあちらの世界の方が知っている歌手や俳優も多いようだ。

『だいこんの花』は昔よくみていた。森繁とのコンビは絶妙だった。これがどちらかが別の俳優だったらそんなに毎回みるようなテレビドラマではなかったように思う。最近、ばあさんがひかりテレビで藤沢周平原作のドラマ『立花登手控え』を録画していて何回か見ているのだが、これは主演が中井貴一でその叔父が高松英郎だ。自分の記憶ではこれは竹脇無我と森繁久彌で何回かテレビで見たように思っている。だからそれが頭から離れず、中井貴一と高松英郎では“違うではないか”と何だか大きな違和感を感じてしまう。中井貴一も若かりし頃のかなり昔の番組だから、竹脇、森繁のコンビだったというのは自分の記憶違いかも知れない。大岡越前の小石川療養所の医者と記憶が混ざっているのかもしれないとも思う。
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