● 昭和時代（昭和天皇 斉藤実内閣）
Japan withdraws from the League of Nations to express its opposition to the report of the Litton Commission, which criticizes Japan as an aggressor in Manchuria.
引くサッサまず 連盟を。
1933年 斉藤実内閣 松岡洋右 国際連盟脱退
国際連盟は満州事変の事実関係を調査するため、リットン調査団を派遣。
一方、斎藤実内閣は日満議定書をとりかわして満州国を承認した。
この日本の動きに対して1933年、国際連盟は日本の撤兵を求める勧告案を42：1で採択した。松岡洋右ら日本代表はこれを不服として総会を退場、3月には国際連盟からの脱退を通告した。
以後日本は国際的に孤立の道を歩むことになった。
〈国際連盟〉
国際連盟はウィルソン米大統領の呼びかけで1920年に発足。
本部はジュネーブに置かれた。
平和の維持と福祉増進のための国際協力とを目的とし、総会・理事会・事務局・国際労働機構・国際司法裁判所などからなり、日本は常任理事国となった。
しかしアメリカ・ソ連の不参加、列国利害の対立などから成果をあげ得ず、33年日本・ドイツ、37年イタリアの脱退で事実上解体した。
