中西正男の「ご笑納ください」

デイリースポーツで13年半、芸能記者として勤務。現在は朝日放送「おはよう朝日です」などに出演させていただいております。

稲垣早希さん。

2010-03-06 13:24:48 | Weblog
“エヴァンゲリオン漫談”で人気の桜・稲垣早希さんが、大阪・高島屋で開催中の「いけばなの根源 池坊展」(7日まで)に作品を出展しました。

生け花を始めたのは昨秋からで「これまでは身内にだけ作品を見てもらっていたけど、今回は一般の方にも見てもらえるので、いつも以上に気合が入りました」と晴れやかな笑顔を見せていました。

生け花を始めて意識も変わったようで「自分でも桜の木を育てたり、花への気持ちが変わりました。一番うれしいプレゼントは花束ですね」と照れ笑い。

早希さんが出るか出ないかで、イベントの来場者数がガラリと変わると言われる人気者だけに、今後はファンの皆さんからのプレゼントで、楽屋がお花畑のようになるかもしれませんね。

朝から生け花を堪能し、ロハス的に心が洗われた気がする35歳。

と思っていたら、空腹で馬力が出なくなっていたのが原因だったことにハタと気付き、高級カツカレーを腹に収めた瞬間に、心と体のシンクロ率が上昇して、流血時の永田裕二の目に戻った35歳。

コヤブ新喜劇。

2010-03-06 02:14:50 | Weblog
吉本新喜劇座長・小籔千豊さんのイベント『コヤブ新喜劇』が大阪・なんばグランド花月で行われました。

小説家役の小籔さんと小籔さんの妻を演じたなるみさんを中心にした物語で、通常の新喜劇とは一線を画し、コヤブさんが選んだ非新喜劇のメンバーが、それぞれの持ち味を発揮しまくる内容でした。

なるみさん、バッファロー吾郎さん、中川家さん、土肥ポン太さん、シャンプーハットさん、笑い飯さん、麒麟さん、千鳥さん、ガリガリガリクソンさん…ら個性豊かな面々がズラリと揃い、小籔さん主催の夏フェス『コヤブソニック』がきっかけで親交を深めたヒップホップユニット『ET-KING』の皆さんもゲスト出演されていました。

新喜劇はもちろん、トーク、ロケにおいても、他の追随を許さぬ表現力や瞬発力を見せつけ、フジテレビ系『人志松本のすべらない話』のような大舞台でも連戦連勝する小籔さんがやられるイベントだけに、もちろん爆笑につぐ爆笑でした。

ただ、特筆すべきは、これだけ個性豊かなメンバーばかりが出演していても、くり抜きのゲスト的扱いの連打にならず、『ET-KING』にいたるまで、みんなが自分の得意技を出しつつ、それがストーリーにナチュラルに絡んでいって、素晴らしく全体の調和が取れていたことかと思います。

特に、最後に『ET-KING』の皆さんが、今回の『コヤブ新喜劇』のテーマとなる部分を見事に歌で表現された流れは、ミュージカルや映画も含め、全てのエンターテイメントの中でも稀有な感動を与えたのではと感じました。

また、感慨深かったのは『コヤブ新喜劇』を新喜劇若手の方々が目を輝かせながら、立ち見していたところでした。

見応えがありすぎるほどあった舞台でした。

取材後は、いろいろな感情をないまぜにして、高級焼肉に行きました。心身ともに、元気が出た気がしました。

フラフラフラフラしながらも、良い仕事をさせてもらっているなと、ふと思う35歳。