新春毒々モンスター。

昨日、仕事始めで各方面の方々に新年のご挨拶をする中で様々な刺激をいただき、改めて2008年の総括をするとともに、2009年を実りあるものにしなければならないとかたく心に誓いました。

その心映えとして、一秒の時間も無駄にしてはならないと、今日は朝からゴルフショップに向かい、何となくの忙しさにかまけて買えずにいたユーティリティを買いました。

昨年にゴルフを始めて、世界が広がったのは紛れもない事実。今年もより一層多くの扉を開けるためにも、ゴルフ力の向上は不可欠と考え、安易に楽なところから心映えを示してみました。

レッスンの先生から言われた『重たい鉄の棒で、打つところに21°と書いてあるヤツ』という文言を反芻しながら、条件に合致するクラブを探し、34歳のおつかいを何とかクリア。

その後、早速打ちっぱなしに行き、扉を開ける鍵となるべく購入したユーティリティを試し打ちしてみました。

ユーティリティというクラブは、その名の通り『アイアンとウッドのいいところを併せ持つ、どんなところにも対応するマルチなクラブ』とレッスンでは聞いていたのですが、僕の技量では『どんなところにも対応せずに打数だけが増えていく、マルチまがいクラブ』でした。

170球打って、まともに当たったのは０球。扉を開ける鍵ではなく、谷底に突っ込むダンプカーのキーだったようです。

あまりの虚脱感から全身が痺れたようになり、打ちっぱなしのベンチに座り込んで、今一度、ユーティリティをよく見てみると、打つ部分に筆記体で『KING cobra』と書いてありました。

飼い犬にも手を噛まれたことがないのに、買いKING cobraに手を咬まれるとは思いませんでした。

いろいろ疲れたので、ダラダラ寝たいと思います。

『世界一周双六ゲーム』でブエノスアイレスに止まった34歳。