「芳賀ちゃんのオサカナ釣題」…酒、肴、料理、釣り 

元デイリースポーツ記者の日記だよ。

食わず嫌いのお客さん《1038》

2010-10-10 09:11:04 | お店にて(飲食店など編)

タイトルにある通り、飲食店や旅館の食事処で「食わず嫌いのお客さん」を、目の当たりにしたり、経営者から、そうしたお客さんの存在を聞いたりしまふ。


「食べることに冒険しない、ってゆうのかね、それが日本人の特徴とは思いませんけれど、ご自分が食べつけないモノを嫌う傾向はありますね。例えば、天然もののマダイのお造りをお出ししても、その人は、いつも食べつけてる脂ギトギトっぽい養殖マダイの味にこだわっていて、天然の方を高いし美味しくないって言う。家で食べつけている料理ばかりを好む。安心するんでしょうけど、一歩踏み出せない。食が貧しい感じがしますね」


これは、魚介類料理をメーンにしている、ある宿泊施設の支配人さんのオハナシ。


んで、オイラは先日の岡山駅付近の居酒屋さんで、やっぱり似たようなお客さんがいますた。


ちょっと、もの言いが偉そうな感じで、いかにもオレはお客様だ!ってゆふ...サラリーマンの管理職すかねぇ。もちろん、イチゲンさんでしょ。


「おい!この店、なんか、オススメはないのか?」って聞いていたから、女将は「サワラのタタキはいかがでしょう」と推奨した。


お客さんは、サワラのタタキ?って、これまで知らなかったんでしょうねぇ。


サワラ自体を知らない可能性すらありますが、まぁ知っていても、焼き魚か、味噌漬けしか食べた経験がないのだろうし、タタキといえば、アジやカツオが、せいぜいでしょうか?


101009sawaratatakidawa.jpgはい、注文の料理が出てきやした。


お客さん、シゲシゲと魚をのぞき込みながら


「なんだぁ?これって、カツオのタタキじゃねぇか!」


女将「い~え~っ!これはサワラのタタキです。そこの海であがった、正真正銘のサワラです」


半信半疑で、一切れ、ポン酢につけて口に放り込んだお客さん「うま! 甘いわコレ。カツオじゃない。ほぉ~っ、うまい!」


としのころ、50歳くらいでせうかねぇ。


初めて、新しい発見をしたようで、よかったでおまふ。


前に、名古屋でね、お刺身がメーンの安い大衆居酒屋があって、カウンターに座っていたアッシの隣ね、そこへ来た1人の若い男の子が「鳥の空揚げと、プライドポテト」を注文して、コーラ飲んでるの見て、なんか悲しくなりますた。様子からすると、初めての居酒屋体験なんすかねぇ。オドオドしっぱなしで、キョロキョロ。メニューを隅から隅まで熟読する感じで、なかなか注文が決まらなかったんです。それが...何を頼むのかと思ったら、これだ。マックじゃないのよ、ここは...。確かに、メニューには鳥カラやポテトあったけんどさぁ。ううう。


あ、Nコン全国大会小学生の部...住吉小は金銀銅は取れなかったっすが、よう頑張りました。

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