「芳賀ちゃんのオサカナ釣題」…酒、肴、料理、釣り 

元デイリースポーツ記者の日記だよ。

《355》カツオ大漁!海に異変?のニュース

2009-01-06 23:59:20 | その他もろもろ
 和歌山の紀伊民報さんによると…一部抜粋、再編集&加筆させていただくと、


 ●「すさみケンケン鰹」でブランド化を目指す、和歌山県すさみ町周参見の和歌山南漁協すさみ支所で5日、この時季としては非常に珍しい大量のカツオが揚がった。約10トンもあり4月の最盛期に匹敵。漁協関係者は「1月にカツオ大漁は漁協始まって以来の珍事」とか。県水産試験場(串本町)も「この時季にこれだけ揚がる理由は分からない」と驚きを隠さない。

 1匹の重さは1・5~7・5キロとさまざま。最高値は約3キロのカツオ。1キロ1280円。漁師によると、前日の4日から釣れ出した。漁場は近く、沖合9~15キロに19~20度の潮が入ってきているという。本来初ガツオの走りは2月に入ってから。今回は『初ガツオ』とも『戻りガツオ』とも言えず困惑。「こんなことは今までなかった。何か海で異変でも起こっているのか」とベテラン漁師は口をそろえるているんだとか。

 県水産試験場は「黒潮北縁の膨らんだ暖かい海水部が周参見~串本沖に入り込み、冷たい沿岸水との境辺りが漁場になったようだ」。●


 などと報じていまする。

 
 黒潮の動きが、おかしいんですね、コレは。

 高知の室戸岬沖では1・5キロ以上のスマガツオとか、まだまだ遊漁船が釣っていますもんね。水温20度以上あるし。

 そのかわり、いつもなら、いま時分に釣り船でにぎわうメジロ~ブリが、あまり釣れてません。年末にも知人が室戸へ行ったけれど、二枚潮で釣りにくかったせいもあるだろうけど、2人でマダイは4~5匹きたものの、メジロ1匹しか釣れんかったと嘆いてますたわ。すさみ方面でも、メジロのシーズンのはずですが、回遊のニュースは、まだありませんな。

 んでいて、オイラの暮らす神戸市に近い明石海峡周辺では12月、本紙記事にもなりましたが、7~10キロ級のメジロ~ブリが、ノマセで釣れていますたね。水深も浅かったよな。

 そういや、昨年9月ごろにはさ、ハーバーランドの会社の窓から見えそうな海域で、陸からバショウカジキが掛かったとか、船でクロマグロを獲ったとかのハナシもあったね。

 う~ぬ。地球温暖化…ってか、自然環境激変化、異常気象などという言葉が浮かびますし、やっぱ、ここ数年間、いままで獲れない魚が獲れたり、釣りでも1カ月くらい時期がズレたりしている海の様子が、ヘンテコリンなのは、確かっすよね。

 昨年も北海道の積丹半島周辺で、いないはずのタチウオとか、石鯛、カンパチが揚がったとかいうハナシを聞きましたしぃ。

 釣り…ちゅ~か、魚の動向を見ていると、何か、自然に、大きな変化が起こりつつあるとゆうのを、肌で感じてしまいますよねぇ。

 怖いっすぅ。

 ※あっ、トップの写真は05年1月中旬に室戸岬沖でチーム・アイランズの大会があり、そんときに釣れた大漁のメジロっす。今回のカツオじゃあありませんので、あしからず。

 ※近藤さん、コメントあんがとね。年賀状くれた東京の臼井先輩!も、たまにココ来てね!ほんじゃぁ。

 

 
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