「芳賀ちゃんのオサカナ釣題」…酒、肴、料理、釣り 

元デイリースポーツ記者の日記だよ。

《449》グレ白子ポン酢

2009-04-02 01:44:18 | 魚料理
 マダイ、タラ、イサギ、ブリ、鮭なんかの白子は、出回ってますよね。

 とくに、マダイ。まぁ、養殖モノが多いっすけれど、たま~に新鮮そうな天然モノも市販されてまふ。

 今回は、もちろん、男女群島で釣ったのを頂いたんで、33センチの口太グレに入っていた白子を使います。

 前にも、書いた通り、お腹をさばくとき、白子や真子、肝なんかも、極力つぶさないように。

 料理用ハサミで、肛門から、魚の背を下にして、腹皮をカマの方まで、切り裂くのも良い方法ですね。

 白子が確認できれば、なんとかして、傷つけないように、そぉっと取り出しやしょう。

 その白子は、まず水洗い。血管なんかが付いた薄い皮膜を、指先でつまんで、むく感じですかね。

 ある程度、きれいになったら、オイラの場合は、マグカップに入れて、日本酒(料理酒でけっこう)をヒタヒタに注ぎます。

 これで、ラップして3~5時間も放置。

 早く食べたいときは、1時間でも、おかまいなしすわ。

 次に、アッシ流だと、小鍋に水と日本酒を8対2くらいの割合、アンド塩をひとつまみ入れて沸かし、沸騰したら、漬け込んでおいた日本酒もろとも、沸騰した鍋に入れます。

 んで再沸騰するまでの、だいたい10秒以内でおしまい。

 ザルでお湯を切って、素早く、あらかじめ準備しといた氷水に白子をドブン。

 アラ熱を冷ましたらペーパータオルにとり、軽く水気を吸わせてまな板へ。

 切れ味鋭い包丁で、好みの大きさに切りまするわさ。

 刺身と同じで、細胞をつぶさないことがキモっすね。

 日本酒を使うと、表面はスベスベテカテカ。中身は半生で実にトロトロ。それでいて決して、白子の中身が切り口から流れ出さない、しっかりしたモノに仕上がりまふ。

 これだけナメラカなんは、新鮮さもさることながら、日本酒と切れ味鋭い包丁のおかげっす。

 一人前ならポン酢ぶっかけもありだけど、オイラはポン酢は別皿に。

 もちろん、もみじオロシや柚コショウ、薬味ネギが欲しいですが、ワカメや焼き海苔も合います。

 簡単だから、ぜひ、作ってみてね。

 マダイやタラも美味で~す!
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