「芳賀ちゃんのオサカナ釣題」…酒、肴、料理、釣り 

元デイリースポーツ記者の日記だよ。

《43》超簡単!チン3分で美味酒蒸し!!

2008-03-14 10:40:05 | 魚料理
 いやぁ~久しぶりに、面白い釣りでしたがな。

 13日の木曜日、日本海はベタなぎに近い、ポカポカ陽気

 京都・宮津養老の「裕凪丸」に釣友と乗り込み、6時半出船。二代目、山太一若船長(27)が釣らしてくれましたぞ。

 25センチ級良型ガシラ25匹、クロソイ45と33センチ、オキメバル18~28センチ12匹、25センチのレンコダイ2匹、マアジ23センチ、マサバ28センチ…。

 詳細な本紙記事は、27日か、4月3日付のどちらかっす。

 で、改めて、やっぱ、これは良いと思ったのが、タイトルの「酒蒸し」ですわ。

 ほんとに簡単す。例によって、軍手して(しないと指が、ガシラの顔のトゲトゲちゃんでザラザラになっちゃうよ)市販ウロコ取りで、水道水流しながらウロコ処理。割り箸を割って、以前に書いた秘技ツボ抜きで、エラ、内臓を口からズボッ!一気に絡めとリます。肛門に切っ先入れて、少し切り、残りの腸をかき出し、さぁっと水洗いして、ペーパータオルで十分に、水気をぬぐう。ノドんとこの血合いも軍手の指でコチョコチョしとけば、あらかた綺麗になりやす。

 この日は、26センチ級の丸々したガシラ、オキメバルを各1匹、やや深めのお皿に置きますです。オイラはぜいたくに、秋田県の「美酒爛漫」と同じ、秋田銘醸から出ている「まなぐ凧」という純米酒を、たっぷり注ぎます。ふりかけるだけじゃあダメれすよ。酒好きっすから100~150CCはブッカケちゃいましょう。

 アルコール分は抜けてしまいますけど、お子さんがいるオウチは、心配なら酒50、水100CCくらいに、薄めてくだされ。さもなくば、子供には甘めの煮魚を食べさせなはれや

 ほんで、塩も何もしません。新鮮そのものっすから。ただ、飾り程度に、野菜ケースに残っていた白ネギを3センチほどに切って上に置いたくらい。白髪ネギ風にすればベストでしょうけどね。

 さぁ、ラップして(ピッチリでも、いい加減にでも、どちらでもうまくできます)レンジへ。500~600ワットで基本3分。今回のはさ、わりと魚が大っきいから様子を見て、プラス1分の計4分。

 チ~ン!はいできあがり~っす!お皿が熱いので、キィつけてね。

 ともに白身の淡白さが売りだけど、ガシラからは上質の脂がしみでてます。これらの身をつまみとり、皿に注いだポン酢で食してくださいな。好みで、モミジオロシ、ゆず胡椒、カンズリっすけど、シンプルにポン酢だけで大満足でした。あ、残り汁は、別の小皿に注ぎなおしてね、醤油を少しだけ混ぜ、かき回してラップし冷蔵庫へ。天然、コラーゲンたっぷりの煮こごりが、翌朝プルンプルンっすよ。ちっちゃなスプーンで、お魚のエッセンスをいただきませうね。ヒャハハ。

 昆布好きの人は、魚を置く前に、濡れ布巾でひとふきした出汁コンブを1枚、お皿にしけばヨロシあるよ

 オイラなら、イマが旬の若布の新芽あるでしょ。ほら、茎若布の先のヒダヒダ。こげ茶色が、熱を通すと鮮やかなグリーンになる、あのメカブトロロの元っすよ。あのヒダヒダの茶色い生のものを2枚も入れれば、ものすごくイイ出汁が出ます。安いスーパーなら100グラム30円くらいで売ってるかも。湯通しして、ポン酢や酢醤油、オロシしょうがで食べたら、酒の肴にグウっすよね、アレ。硬めの茎は甘めに煮れば、ゴハンのオカズになるし。

 ま、この酒蒸し、マジウマっすから、鮮度のいい白身魚が手に入ったら、ぜひぜひ、やってみてね。
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1 コメント

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美味そう~ (GINBARIのてんちょ)
2008-03-15 17:23:51
酒蒸しいいっすねぇ~
今度ガシラが釣れたらやってみますw
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