大事小事―米島勉日記

日常起きる小さな出来事は,ひょっとして大きな出来事の前兆かも知れません。小さな出来事に目を配ることが大切と思います。

まるでハメルンの笛吹きだ―1年生議員を誘拐する小沢一郎

2012年06月28日 18時04分46秒 | 医薬品効能


実話に基づいた童話でしょうが,昔ドイツのハメルンという町で,ネズミ退治に困った町の衆が,どこからかやって来た男にネズミ退治を頼みました。勿論それなりの報酬付きで。
男は目出度くその町のネズミを退治しました。しかし町の衆は,報酬に頬被りしようとしました。男は怒って笛を吹き始めました。町中の子ども達はその笛に踊り出し,男について行ってしまいました。そして子ども達はそれきり町に戻ってきませんでした。
民主党の小沢一郎は,このハメルンの笛吹きに似ていませんか。
うまいこと云って笛を吹き,先年の民主党大勝の時に渋谷の街頭で拾われた新入生議員,その大部分が小沢一郎の云うがままに,出てくる議案に賛成票を投じたり,反対したり。
ところが,小沢一郎が検察審査会によって強制起訴され,いまや被告人です。
1年生議員はどうするか。行くも地獄,残るも地獄。結局どうしようもないので,被告人についていくより他ない。おそらくは,小沢一郎からうまいこと云われた上のことでしょうが,「お前達に心配はかけない。次の選挙の資金は委せておけ。俺が間違いなく面倒見てやる。」 とか云われているのでしょう。
しかし,全国民の70%以上がこの被告人を信じていませんし,勿論支持もしていません。結局1年生議員に未来はないのです。次の総選挙では,ほとんど全員が落選する,と予測されています。1年生議員も,何となく不安を感じてはいるのでしょうが,ここまできてしまったら引き返し不能点を超えてしまっているのです。奈落の底までついていく他ないのかも知れません。うまい話に飛びついた報いとも云えましょう。
総選挙が終わった秋頃には,渋谷の街頭でビラを配っているフリーターの中に,かつての1年生議員の顔を見つけられるかも知れません。
まあ,2年ほど先生,先生とおだてられていい気分を味わえたのですから,身から出たサビ,当然の報いかも知れませんね。



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