紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

杉板乾燥中!

2019年02月20日 | 家づくり。素材の話(木・左官・工法など)

今日は弊社の作業場の前を通った方は、このような風景を見たはず。

外壁や天井に張る杉板を乾燥中です。

林のようで、これはこれでカッコいいなと思った次第でアップしてみました。隙間から扇風機が見えておりますが、これも使って一生懸命乾燥中です。

自然天然の材料は風情もあるし、素敵ですが、そのまま使うと上手くいきません。お料理と同じ様に丁寧な下拵えと経験と技術が必要。その反対に誰でも使えるのが人工的な材料ですね。だから使いやすいけれど、風情などはあまりないですね。自然素材を多用した家づくりをしているからには、こういうバックボーンになる技術と体制が必要なわけです。

普段の作業場はこんな感じ。やっぱり奥と手前で杉板感想してますね。というのも弊社は本当にたくさん杉板を使いますから、奈良の吉野の材木屋さんから良質な赤身板(木のトロみたいな部分と思ってください。色が綺麗で腐りにも強い部分です)が定期的に何百前と納入されていますので、常に乾燥しているかもしれませんね。ご興味のある方は是非のぞいてみてください。

最後に、

この間作業場で出来上がった丸柱をご紹介しましたが、はい現場で施工されていました。昨秋の台風の飛来物で傷ついたバルコニーの柱だったわけです。今度丸柱をつくっている際に、施工方法をまたお伝えいたします〜

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

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