2010年8月13日の夜12時前、母が92歳で他界しました。
母は、3年くらい前から、痴呆が始まり、特別養護老人ホームに入所していて、特にこの半年くらいは、目はあけて物を見るのですが、ほとんどしゃべることもしなくなっていました。
老衰による死亡ということでした。
7月末に、あと数日しかもたないだろうと連絡があり、自動車で約1時間半かけて母のところにかけつけました。ところが、予想を10日くらいオーバーして、13日まで生きたので、約2週間、私を含め4人の子と、10人の孫がつきっきりで最後の2週間を過ごせて、本当に、幸せでした。全く声は出ませんが、しっかりと目をあけて、今にも何かしゃべりだしそうな表情で、話しかけると少し目が動き、表現ができないだけで、こちらが話していることは理解できているのではないかと思えるほどで、そのような状態が、息を引き取る直前まで続きました。
特に、8月8日が92歳の誕生日で、みんなで、あと、1時間、あと10分、あと1分と、最後は、カウントダウンをし、誕生日を迎え、おめでとうと声をかけることができました。
9年まえに父も他界しているので、父母がいなくなりましたが、自分が55歳になるまで、母が生きていてくれて、ありがたいことでした。
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