045:トマト

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045:トマト (ねこちぐら)
青臭い陽の匂いする真夏日のトマトは遠い思い出の果て
 
 
 
045:トマト(zoe) (すりきれ)
でもトマトは恋をしてるからそっとしておいてあげよう。もう少し待って。
 
 
 
045:トマト(西中眞二郎)  (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
滑空しカラス見事に着地せりまだ色付かぬトマト畑に
 
 
 
045:トマト(船坂圭之介) (kei's anex room)
過熟せるトマトを掴むてのひらの皺多きこと今更に知る
 
 
 
045:トマト(柴やん) (明日はきっといいことがある)
割れそうな熟れたトマトをいただきぬ真夏の日にはほおばって食べる
 
 
 
045:トマト(みずき) (空)
飲食(をんじき)の最中トマトの熟しゆく 日あたる場所に寂しきは赤
 
 
 
045:トマト(はこべ) (梅の咲くころから)
農園の朝のトマトをもぎくれし青年の手は土の匂いす
 
 
 
045:トマト(ふしょー) (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
じいちゃんの作るトマトが野菜だべ買って食うのは果物だっぺ
 
 
 
045:トマト(智理北杜) (智理北杜)
我が心の病を癒す糧としてミニトマトの苗買ってきた妻...
 
 
 
045:トマト(五七調アトリエ雅亭) (題詠専用ブログ)
プチトマトサラダ彩るトッピング朝の食卓一品添える
 
 
 
045:トマト(此花壱悟) (此花帖)
中東の男脚立を脇に下ろしやや明快にトマトを頼む
 
 
 
045:トマト(畠山拓郎) (想いまっすぐに)
採れたてのトマトを食べる朝ごはん彼女がいたらそんな感じで
 
 
 
045:トマト 行方祐美 (やまとことのは)
トマトソースはざっくり煮込めおおらかな春の日ぐれの産声として
 
 
 
045:トマト(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
君知るやトマトの朱(あけ)に秘めらるる<新大陸>に流れし血潮を
 
 
 
045:トマト(稚春) (青いキリンの番外編)
あの子には牙を剥けない吸血鬼トマトジュースで愛を誤魔化す
 
 
 
045:トマト(オガワ瑠璃) (ことばの調理 ~ レシピ100 ~)
時をこえ実ったトマト収穫す陽の光受けて愛らしく実った
 
 
 
045:トマト(坂本樹) (ひこうき雲)
泣きながらきれいなものをさしだすねきみはトマトをさしだすように
 
 
 
045:トマト (新井蜜) (暗黒星雲)
あけぼののトマトケチャップたっぷりとあなたの口に満つオムライス
 
 
 
045:トマト(駒沢直) (題詠blog2007参加用。)
腐らせたトマトの色はやや暗く冷蔵庫の底 密やかに冷え
 
 
 
045:トマト(はな) (はなことば)
ひとつだけ実ったトマト青いまま残念そうな顔して落ちた
 
 
 
045:トマト(春畑 茜) (アールグレイ日和)
「疾きこと風の如く」とわれを出てこゑはトマトのサラダに零る
 
 
 
045:トマト(本田鈴雨) (鈴雨日記)
母の名のともこを「とまと」と言いし子のいま指ながくトマト切りいる
 
 
 
045:トマト(惠無) (なんでもない一日)
「櫛形に切ることしかしないあなたって馬鹿にしてる」とトマトが言った
 
 
 
045:トマト(惠無)(再送) (なんでもない一日)
「櫛形に切るしかしないあなたって馬鹿にしてる」とトマトが言った
 
 
 
045:トマト(新津康) (NOTHING WORKS)
潰れたトマト。この包丁は切れ味が悪過ぎる。君を切るのに。...
 
 
 
045:トマト(フィジー) (逢えなくてもI Love You)
照れたように僕に告白する君の顔は真っ赤に染まったトマト
 
 
 
045:トマト(川内青泉) (青泉の部屋)
ミニトマト野菜栽培生活科収穫物でサラダパーティだ
 
 
 
045:トマト(よさ) (やわらかい螺旋)
聞き分けの良い振りをして隠すなら握りつぶしてトマトみたいに
 
 
 
045:トマト(野州) (易熱易冷~題詠blog編)
ひとつだけあくがれみたる肩書きの今でもトマト銀行総裁
 
 
 
045:トマト (旅を愛する男)
ピカピカに熟れたトマトの赤き顔あざやかにして口づけしたり
 
 
 
045:トマト(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
 はちきれんばかりに実るトマトもぎぐっと握ればどろどろおちる
 
 
 
045:トマト(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
投げ上げたトマトをキャッチし損ねるように彼女の機嫌を損ね
 
 
 
045:トマト(暮夜 宴) (青い蝶)
翡翠に笑われそうな嘘だもの潰れたトマトで汚してあげる
 
 
 
045:トマト (治視) (cherish!)
青い春 そんな色をすぎたころ 赤くトマトは恋をしました
 
 
 
045:トマト(蓮野 唯) (万象の奇夜)
トマトトマトと転がりながら早足で行く夏よちょっと待って
 
 
 
045:トマト(原田 町) (カトレア日記)
連休は茄子やトマトの苗植ゑて楽しみませうどこへも行かず
 
 
 
045:トマト(yuko) (tankaの森)
思い切り冷たくされるその方が糖度が増すのSなトマトより
 
 
 
045:トマト(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
帰宅後はトマトジュースを一気飲み仕事の悩みを忘れるために
 
 
 
045:トマト(野樹かずみ) (告げ忘れたこと)
トマト畑を通って小さな橋を渡って兄さんたちが戦争に行く
 
 
 
045:トマト(ドール) (花物語?)
星型の黄色い花を次々と咲かせる子らの植えたトマトは
 
 
 
045:トマト(香-キョウ-) (Sky on Blue)
田舎道 小川で冷やされ野菜たち トマトの赤さ 鮮やかなことよ
 
 
 
045:トマト(小春川英夫) (さるさるパパ)
「私達はパスタとトマトとニンニクの関係なの」と告げられたのだ
 
 
 
045:トマト(野良ゆうき) (野良犬的)
スーパーの完熟トマトは入れかわり立ちかわりして年中完熟
 
 
 
045:トマト(田崎うに) (楽し気に落ちてゆく雪)
ホテルではワニステーキのトマト添え 食物連鎖を語る夕べに
 
 
 
045:トマト (佐原 岬) (memo)
イタリアのトマトのような赤い顔恋を告げたい少女がここに
 
 
 
045:トマト (すずめ) (すずめの詩)
実はトマト根にはジャガイモ葉はタバコ いと息苦しキメラ合理化
 
 
 
045:トマト(青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
かなしみに張り裂けそうで熟れすぎたトマトになった心地 ぶつけて
 
 
 
045:トマト(天国ななお) (お月様は許さない)
ああゴメン 君のトマトの食べ方がエロい理由を考えてたんだ
 
 
 
045:トマト(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
さかみちをかけあがるそのいきおいで真っ赤なまっかなトマトになあれ
 
 
 
045:トマト(白辺いづみ) (Iduming☆World)
トマト切る生々しさは前戯に似て手の液体を眺むるばかり
 
 
 
045:トマト(五十嵐きよみ) (99本の薔薇の花束)
 まだ青いトマト(彼女)とあとはもう崩れるだけの熟したトマト
 
 
 
045:トマト(夏実麦太朗) (麦太朗の鍛高短歌4)
となり畝のイチゴの赤に負けまいとトマトは実る今日はや真夏日
 
 
 
045:トマト(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
酒井屋のトマトのへたは深緑すぎるこいつは植物じゃない
 
 
 
045:トマト(星桔梗) (風船がわれるまで 2)
真っ赤まで熟しきれないトマトたち甘み出ぬまま食卓へ行く
 
 
 
045:トマト(小早川忠義) (ただよし)
岡山県以外の人はこの口座作れませんとはトマト銀行
 
 
 
045:トマト(みゆ) (*** はなたんか ***)
お喋りにとけ込めなくて吾ひとり トマトの果汁かき混ぜている
 
 
 
045:トマト(夏瀬佐知子) (夏瀬佐知子の小説のつもり日記)
夕立に出て行けなくて窓越しにプチトマトつむ大家さん見る
 
 
 
045:トマト(本田あや) (明晃晃)
欲せないことが罪悪だったのか 鉄の味するトマトをかじる
 
 
 
045:トマト(本田あや)再投稿 (明晃晃)
欲せないことが罪悪だったのか 夜更けにぬるいトマトを齧る
 
 
 
045:トマト(橘 こよみ) (aglio-e-olio)
家元がつくるトマトは心臓に似ていてはやく嫁に行きたい
 
 
 
045:トマト (きりんメモ)
太陽をあびてうつむかないトマト もう嘘をつくひまもないんだ
 
 
 
045:トマト(aruka) (外灯都市)
万華鏡の朝のトマトは木漏れ日の味。この野にはヒバリもいない
 
 
 
045:トマト(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
嬉しくて君のほうまで飛んでったトマトソースを叱らないでね
 
 
 
045:トマト(ももや ままこ) (★SARU×3★)
煮えたぎる思いを両手に仕込ませてホールトマトを鍋にぶち込む
 
 
 
045:トマト(川瀬菜穂) (あしたのわたしは)
果物っぽいトマトは好きじゃないよ皮が分厚くてすっぱくないと
 
 
 
045:トマト(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
はトマトびきりのトマトれたてのトマトっとりのトマトんがりトマト
 
 
 
045:トマト(葉子) (三十一文字の声)
自家菜園熟れすぎトマトほおばって甥の顔ゆがみじじばばがっかり
 
 
 
045:トマト(愛観) (◆◇ひ と ひ ら こ と ば ◇◆ ~題詠100首と短歌詩~)
鷲掴み君の刃で無造作に切り刻まれるトマトになりたい
 
 
 
045:トマト(短歌製造機メカ麦3号) (短歌製造機blog)
一人だけないよと君がバスタオルあなたは泡で線路にトマト(オペ:青木麦生)
 
 
 
045:トマト(振戸りく) (夢のまた夢)
湯むきしたトマトのようにやわらかな抵抗だからひるんじゃだめよ
 
 
 
045:トマト(nnote) (題詠blog2007,nnote)
虚無という朱い液体しみ込んだ脳だトマトみたいに潰せ
 
 
 
045:トマト(みなと琳) (奇会都市)
熟れたトマトみたいな顔してるあなたはこの夏しか生きられない
 
 
 
045:トマト(橘みちよ) (夜間飛行)
炎天を歩みて畑のトマトもぎ食みし喜びひとは知らずや 
 
 
 
045:トマト(寺田 ゆたか) ( “たまゆらのいのち”)
不細工なイタリアトマト湯むきして四つに切りつつナポリを思ひぬ
 
 
 
045:トマト(村本希理子) (きりころじっく2)
プチトマトの緑の蔕はむしられぬ誰かがことばを失ふたびに                                           蔕/へた
 
 
 
045:トマト(花夢) (花夢)
印さないと揺らぐ幸福 今日もオムレツにトマトケチャップ
 
 
 
045:トマト(つきしろ) (あめふりぼし)
陳列のために四角の枠にはめ、勝手に育たせはせぬトマト
 
 
 
045:トマト(Yosh) (☆生短歌☆)
赤トマト 怒りの投球その前に トマトまみれの身体と心
 
 
 
045:トマト(黄菜子) (月待ち人の窓辺)
枝付きのトマトも並ぶ直送の市ひらかるる日曜ごとに
 
 
 
045:トマト(小籠良夜) (《冥の逸脱》)
たれも知らずわれに孕みの徴(しるし)あり青く熟れたるトマト酸き夜
 
 
 
045:トマト(素人屋) (素人屋雑貨店)
音もなく夕日傾く 熟れ過ぎたチェリートマトを潰す間に
 
 
 
045:トマト(澁谷 波未子) (沈思黙考)
カクテルの名前を辿っている私 君の嫌いなトマトジュースを...
 
 
 
045:トマト(きくこ) (きくこ)
トマト食み命繋いだあの日より平和の鐘は今も響くか
 
 
 
045:トマト(市川周) (ミルミルを飲みながら)
新型のクーペに乗って会議から抜けだせトマトを投げる祭りへ
 
 
 
45.トマト(文月万里) (Kagerou つれづれ)
あっけなくブームの消えた通帳に今もトマトは艶やかなりき(トマト銀行に)
 
 
 
045:トマト(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
刃を入れれば崩れてしまうよく熟れたトマトのようなありさまだった
 
 
 
045:トマト(あみー) (正直なたましい)
ほめられた量のニ倍は自惚れてトマトのような晴天である
 
 
 
045:トマト(ME1) (FILL mobile)
  愛されてトマトに育つリコピンは活性酸素にインフルエンス
 
 
 
045:トマト(描町フ三ヲ) (水面走行)
薄皮を剥かれたトマト温度差で迫れ核心私のことも
 
 
 
045:トマト(A.I) (Private Window)
細く火を絶やさぬままの台所でトマトソースが煮詰まる気配
 
 
 
045:トマト(カー・イーブン) (ほぼ31音)
栄養に満ちたトマトをぶつけあう祭りと見えて加害者だった
 
 
 
045:トマト(桑原憂太郎) (桑原憂太郎の短歌Blog)
給食の当番をせり女生徒がトマトトマトと三連符で言ふ
 
 
 
045:トマト(月原真幸) (さ か む け の ゆ び き り 。)
古傷に当てたガーゼが湯むきしたトマトの皮に似ていたらいい
 
 
 
045:トマト(ひわ) (十三夜)
朝食のプティ・トマトはきらきらと緑の台座に輝くルビー
 
 
 
045:トマト(やすまる) (やすまる)
日曜はゲーセンの横の半地下のサイゼでつつくモツァレラトマト
 
 
 
045:トマト(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
罪もたぬ赤もありけりふるふると朝摘みトマトのゼリーをすくふ
 
 
 
045:トマト(うめさん) (今日のうた)
初生りのトマトはげんこつ二つ分 両手に抱へ夫は帰り来
 
 
 
045:トマト(おとくにすぎな) (すぎな野原をあるいてゆけば)
特訓中「うさぎのダンス」は句跨りトマト/トマトト/マトトマ/トトマ
 
 
 
045:トマト(遠野アリス) (ジムノペディ)
残されたトマトの赤と対話して聞こえてくる飢餓と貧困
 
 
 
045:トマト(佐藤紀子) (pocoapoco)
キッチンに立つ日暮れ時まな板に載せたる冬のトマトが光る
 
 
 
045:トマト (里坂季夜) (コトノハオウコク)
稲妻と冷やしトマトと黒ギネスどこもへ行かぬ夏を飲み干す
 
 
 
045:トマト(こはく) (プラシーボ)
段取りのゆるみいっさいゆるされず気温以上のトマトを冷やす
 
 
 
045:トマト(佐倉すみ) (ありがとベティ)
お皿には君の嫌いな真っ赤なトマト大好きなのは鮮やかな嘘
 
 
 
045:トマト(きじとら猫) (きじとら小部屋)
触れたならそこから崩れてしまうかも湯むきをされたトマトのように
 
 
 
045:トマト (乱切りくじら)
さっくりとトマトが切れる包丁を誰に向けたらいいかわからず
 
 
 
045:トマト(遠山那由) (百億粒の灰の鳴る空)
手の中にトマトを握る悔しさは干からび土へ還ろうとする
 
 
 
045:トマト (一夜) (短歌るBlog)
畑になるトマトも写メに収めたる 合掌村の招かざる客
 
 
 
045:トマト(青山ジュンコ) (take it easy)
路地もののトマトひとかご買ってきて自然の恵みかじる幸せ
 
 
 
045:トマト(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
つるつるとトマトは剥ける滴った赤い部分はまだ触れないで
 
 
 
045:トマト(岡元らいら) (3+1-題詠blog2007-)
熊本産トマトとスペイン産トマト並べて競わせてるゆうまぐれ
 
 
 
045:トマト(上田のカリメロ) (ほわほわの森)
庭に見た11月に実るのは 蒼きトマトにふと微笑みぬ
 
 
 
045:トマト(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
食パンにスライストマト・チーズのせ焼いたトースト勝負の朝は
 
 
 
045:トマト(椎名時慈) (タンカデカンタ)
もう二度と青いトマトは食べません 赤いものなら赤がいいです
 
 
 
045:トマト(史之春風) (はちぶんめblog)
ぐずぐずに熟れたトマトを投げつけてやりたいくらい憎らしい ばか
 
 
 
045:トマト(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
くれなゐが冷ややかに透きとほるまでトマトを薄くうすく削ぎゆく
 
 
 
045:トマト(小埜マコト) (カルアミルクを飲みながら)
「約束があるのだから」と呟た トマトは熟し過ぎてるようだ
 
 
 
045:トマト(+イチゴ+) (+ イ チ ゴ ノ ウ タ +)
みずみずしい 酸味弾けるプチトマト 頬張るくちもと微笑(わら)って見てる
 
 
 
045:トマト(萌香) (空の青さをみつめていても)
熟れすぎたトマトを前に迷ってる崩れるだけど知っていながら
 
 
 
045:トマト(藤原 湾) (湾の創作の日々。)
しまったと 冷蔵庫見て ため息を くしゃりと熟れた トマトが鎮座
 
 
 
045:トマト(滝秋 邑嘉) (エンバラスド・クウェアティ)
血管にトマトジュースが流れてる だからそんなに残念な顔
 
 
 
045:トマト(みずすまし) (水紋)
朝の陽の光満ちたる畑にてもぎ取るトマト遠き日が匂う
 
 
 
045:トマト(川鉄ネオン) (今週の俺が俺が)
場しのぎの真っ赤な嘘とプチトマト舌に転がす酸っぱい時間
 
 
 
045:トマト(ちえりー) (あんな話こんな話)
太陽の下(もと)でトマトもぎ振り向く子どもの頬も上気して赤
 
 
 
045:トマト(紫歌) (歌つくろう)
もぎたてのトマトかじれば滴りぬ真っ赤に透る太陽のしずく
 
 
 
045:トマト(橋都まこと) (笑ってどこでもサヴァイヴァル)
包丁がうまく砥げたか確認は完熟トマトを切ってみること
 
 
 
045:トマト(今泉洋子) (sironeko)
赤茄子の茂吉の歌を思ひつつ腐れかけたるトマトを切りぬ
 
 
 
045:トマト(pakari) (魔法文明)
口紅も仕草もわすれ不器用なトマトソースの味だけ残る
 
 
 
045:トマト(紫月雲) (resume 1970-2007)
好きなのよトマトソースに溶けている涙の味を利き分けちゃう人
 
 
 
045:トマト(みち。) (幸福アレルギー。)
彼女にはこんな朝食つくれない 揺るぐことない真っ赤なトマト
 
 
 
045:トマト (翔子) (花こみち)
  熟れトマト押して潰して種を出すいつかの恋の轍のごとく
 
 
 
045:トマト(兎六) (一人暮らしの日記)
500円ちょっとのディナーあの店のフレッシュトマトを浮かべたスープ
 
 
 
045:トマト(逢森凪) (みそじのみそひともじ(再))
初夏のトマトひかりを反射して私を誘う「もいで、かじれ」と
 
 
 
045:トマト(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
愛情をたっぷり受けたプチトマト真っ赤に熟れて君を待ってる
 
 
 
045:トマト(佐藤羽美) (hinautamemo)
肋骨を細雨にさらし光りおり栃木トマトのビニールハウス
 
 
 
045:トマト(霰) (徒花日記)
透明なトマトの赤は雪の日の硝子みたいにざらりとひかる
 
 
 
045:トマト(水野彗星) (彗星不動産)
トマトって動物だよね水滴がついたくぼみを指でおしてる
 
 
 
045:トマト(空色ぴりか) (題詠100首2007/空色ぴりか)
いつのまにか鈴なりになりプチトマト半年ぶりの実家の庭に
 
 
 
045:トマト(近藤かすみ)    (気まぐれ徒然かすみ草)
ほんたうのことを語ればせつなくて薄切りトマトを冷麺に乗す
 
 
 
045:トマト(やや) (言の葉たち)
わしづかみにして欲しかった完熟のトマト朽ちれば背中から冬
 
 
 
045:トマト(*ビッケ*) (とっても短い今日の歌)
太陽にいい子いい子と愛でられて真っ赤になった夏のトマトは
 
 
 
045:トマト(animoy2) (I (愛)短歌)
路地モノのトマトの味を忘れしと悟る居酒屋トマトスライス
 
 
 
045:トマト ( 夜さり) (夕さり夜さり)
類似犯がけふも何処かで嗤ふだらうトマトを潰したやうな血溜まり
 
 
 
045:トマト (題詠100首blog-あいっちのうたあそび。)
いつの間に食べたのだろう目の前の皿にはトマトの蔕だけがある 蔕:へた
 
 
 
045:トマト(しろ) (星月夜)
ミュージックトマトの司会に出なくなりミスチルが売れてゆくをさびしむ
 
 
 
045:トマト(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
実るのを夢見るトマトをベランダで恋の記憶として愛でている
 
 
 
045:トマト(K.Aiko) (「夢幻館」-別館-)
鮮やかなトマトサラダをつくる宵 冷えた器(うつわ)に指を 新妻
 
 
 
045:トマト(David Lam) (でたらめなうたどもよ!)
モツアレラの白とトマトの赤滑りまるで僕らの予感のごとく  
 
 
 
045:トマト(内田かおり) (題詠2006深い海から)
白色の朝の光に耐えながらトマトジュースはなめらかな渦
 
 
 
045:トマト(瑞紀) (歌信風(かしんふう))
ミニトマトのようにはじけてしまうからひとりになってわたしはうたう
 
 
 
045:トマト(長谷川智) (烏のつぶやきα)
二人してトマト模様のお天気もいいんじゃないのそれ青春
 
 
 
 045:トマト (minto) (あすとろさいと)
肌の色言葉違へど大方はトマトナスなど食みて暮らせり
 
 
 
045:トマト(水野月人) (新月の夜に)
ご好意はありがたいけどお弁当のプチトマトまで温めないで
 
 
 
045:トマト(里木ゆたか) (木犀の灯り)
言うことは過激なれども我が兄のトマトを嫌うわけを知りたり
 
 
 
045:トマト(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
きっとこわいことが起こるとわかってたトマト畑にさそわれた朝
 
 
 
045:トマト(笹井宏之) (【温帯空虚】)
傷のあるトマトをひとつ籠に入れごくゆっくりとレジへむかった
 
 
 
045:トマト(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
気がつけばトマト嫌いな人ばかり何故かイタリアンレストランに居る
 
 
 
045:トマト(寒竹茄子夫) (鮎と銀杏)
トマト真ふたつ夏のかけらのしたたれば白磁の皿に盛りてゑがかむ
 
 
 
045:トマト (象と空)
爛熟のトマト投げ合う老人ら白い舗道は血の海となり
 
 
 
045:トマト(みにごん) (MINI'S LIFE blog)
性欲の意味を知らない日々だったフルーツトマトの味によく似た
 
 
 
045:トマト(平岡ゆめ) (le petit cahier)
一つだけの薄荷ドロップねだりくる弟の頬熟れたトマトだ
 
 
 
045:トマト(桶田 沙美) (31Words Runner #011)
スペインで熟したトマト当てられて出血多量で亡くなりました
 
 
 
045:トマト(moco) (LyricHolic)
死ぬよりも生きるがましさ 完熟のトマトピューレを詰める 銃声
 
 
 
045:トマト(浅葱) (空耳の森*番外地)
彩りと言われてランチボックスにプチトマトの赤ちょこんと座る
 
 
 
045:トマト (JEUX INTERDITS)
とれたてのトマトにがぶり かじりつく 口に広がる夏のすっぱさ
 
 
 
045:トマト(小野伊都子) ( cahier bleu)
青いままいられないこと知っていてトマトは空を見上げ続ける
 
 
 
045:トマト(野田 薫) (COLORFUL∞PILE)
口の中にトマトしかない状態を心ゆくまで楽しむがいい