042:海

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042:海 (ねこちぐら)
海原に向かいて立てば咆哮も猛しや今日は嵐の最中
 
 
 
042:海(zoe) (すりきれ)
洗面器の穴をかくすように置けば沁み出す海のせんにもなるキャップ
 
 
 
042:海(西中眞二郎)  (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
機にあれば冬雲白く広がりて雲海にまた雲の影あり
 
 
 
042海(船坂圭之介) (kei's anex room)
流るるは枯葉・朽ちたる思想・恋・川はやうやく至るふゆ海
 
 
 
042:海(柴やん) (明日はきっといいことがある)
サムライら海の向こうでがんばってる国内組も負けじとがんばる
 
 
 
042:海(みずき) (空)
海を刷く夕日のなかにゐる我へ敗北感が青くたたずむ
 
 
 
042:海(はこべ) (梅の咲くころから)
由比ガ浜君と並んで見る夕陽海に落ちたら沸騰しそう
 
 
 
042:海(ふしょー) (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
言の葉の海の掟は一つだけ文字に頼らず音を聴くこと
 
 
 
042:海(智理北杜) (智理北杜)
今年こそ海水浴に行かなくちゃ!泳げるようになったんだから...
 
 
 
042:海(此花壱悟) (此花帖)
「海はよぉ、海はよ」のさき歌詞出でず黙って座る正午ベタ凪
 
 
 
042:海(畠山拓郎) (想いまっすぐに)
殺伐と効率のみが語られる海とか空のロマン再び
 
 
 
042:海 行方祐美 (やまとことのは)
海岸は左カーブのつづく道またいつかという始まりもある
 
 
 
042:海(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
海図なき航路をたどり生き来せばいづくに到るわが行く末の
 
 
 
042:海(稚春) (青いキリンの番外編)
海底に沈めた毒が少しずつ漏れていること知っていたけど
 
 
 
042:海(オガワ瑠璃) (ことばの調理 ~ レシピ100 ~)
海の幸本場の味を知りたくも鮮やかな海はどこにあるのか
 
 
 
042:海(坂本樹) (ひこうき雲)
さみしさをわたしにみせて今はまだ海を知らないままでいさせて
 
 
 
042:海 (新井蜜) (暗黒星雲)
栃ノ海の小さな体にみなぎる力をわたしはあすも信じる
 
 
 
042:海(駒沢直) (題詠blog2007参加用。)
頬冷えて海はひろいな大きいな君の呼び出し受けて立つ夜
 
 
 
042:海(春畑 茜) (アールグレイ日和)
赤彦の歌ひし諏訪のみづうみの霧深き日は大海(おほうみ)と見ゆ
 
 
 
042:海(はな) (はなことば)
その声は打ち寄せ返す海のよな響き溶かして鼓膜に届く
 
 
 
042:海(本田鈴雨) (鈴雨日記)
おさなごは海に出合いて声なくしもろ手ひろげてよたくたと駆く                        (今年十八になる甥へ)
 
 
 
042:海(惠無) (なんでもない一日)
海に来て当時3つの妹は魚の目玉を出したり入れたり
 
 
 
042:海(新津康) (NOTHING WORKS)
記憶の中の海の温度差。それは君と僕との現在(いま)の温度差。...
 
 
 
042:海(フィジー) (逢えなくてもI Love You)
海風は病み上がりには刺激的浴びてるだけで胸がズキズキ
 
 
 
042:海(暮夜 宴) (青い蝶)
さよならを風にちぎれば海鳥のこえが悲鳴にきこえる夜更け
 
 
 
042:海(蓮野 唯) (万象の奇夜)
ゆりかごの海から出て来てくれた君後悔だけはさせたくない
 
 
 
042:海 (治視) (cherish!)
海と空 どっちがひろい? 空だろう 海はそのぶん深いのだから
 
 
 
042:海(よさ) (やわらかい螺旋)
海に身を投げ捨てたいと思うほど君に心をかじりとられた
 
 
 
042:海(川内二三子) (青泉の部屋)
SLのすすをそのまま顔につけ久々子の海で臨海学校
 
 
 
043:ためいき(川内青泉) (青泉の部屋)
パラサイト二人抱えて奮戦す母から出るのはためいきばかり
 
 
 
042:海(野州) (易熱易冷~題詠blog編)
気だるげに煙草吸ひゐし海ちやんの悩みしことのなにかと思ふ
 
 
 
042:海(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
 黄金に輝く海に沈んでる春は無限に変りゆく蒼
 
 
 
042:海(ダンディー) (旅を愛する男)
静かなる海辺に大きな樹の立ちぬ三保の松原富士を眺めつ
 
 
 
042:海(ドール) (花物語?)
人々の想いを溶かし蒼くあれ あの日のままの海を見に行く
 
 
 
042: (カトレア日記)
 
 
 
042:海(原田 町) (カトレア日記)
温水のプールひたすら歩きをり海水浴はもうしないだろう
 
 
 
042:海(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
危機感を求む高波に溺れていくことを知る湘南の海
 
 
 
042:海(yuko) (tankaの森)
いいこともないわけじゃない風の吹く私が暮らす海のない町
 
 
 
042:海(野樹かずみ) (告げ忘れたこと)
いつか船は出てゆくだろう いまきみがクレヨンでかく海の向こうへ
 
 
 
042:海(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
海面に映った月は緩やかな波紋の上で砕けては散る
 
 
 
042:海(香-キョウ-) (Sky on Blue)
海と山 どちらかだけの選択肢 行けないからって空はなしなの?
 
 
 
042:海(野良ゆうき) (野良犬的)
人知れず大海原に降る雨のことが気になり眠れない夜
 
 
 
042:海(小春川英夫) (さるさるパパ)
海岸のロケット花火は、そう、例えば、秋になるための忘れもの
 
 
 
042:海(田崎うに) (楽し気に落ちてゆく雪)
ペリカンが飛び発つその日海図にはモモイロ航路 宝島まで
 
 
 
042:海(青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
強風になぎたおされた草の海 飛ばされながらツバメは渡る
 
 
 
042:海 (すずめ) (すずめの詩)
悠久のいのちの海にたゆとうて君とひとよの夢にまどろむ
 
 
 
042:海 (佐原 岬) (memo)
海を見るいつか見るって決めたからまずはいらない荷物をすてる
 
 
 
042:海(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
うっすらとひざしのあたるほんだなに海でもらった貝をならべる
 
 
 
042:海(天国ななお) (お月様は許さない)
歳を食うことで気がつくひとつだが 海老せんべいは上顎で喰え
 
 
 
042:海(五十嵐きよみ) (99本の薔薇の花束)
 この海を越えてゆけるか鳥かごの鳥でしかないこころを放つ
 
 
 
042:海(白辺いづみ) (Iduming☆World)
助手席のシートに海が踊ってて帰らないって言ってほしいな
 
 
 
042:海(夏実麦太朗) (麦太朗の鍛高短歌4)
海を見に行きたいなんて言ってみた寂しい振りがバレバレですね
 
 
 
042:海(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
蔦の這う儚きあをの器から注いですこしだけ海は死ぬ
 
 
 
042:海(本田あや) (明晃晃)
観覧車 とおくに光る白線を 海だねとうそぶいてふりむく
 
 
 
042:海 (香山凛志) (東京パピヨン)
 あんまり綺麗な本だったから火をつけた灰は海まで行って流した  
 
 
 
042:海 (香山凛志) (東京パピヨン)
 あんまり綺麗な本だったから火をつけた灰は海まで行って流した  
 
 
 
042:海(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
ちっぽけな魚のドリー 住んでいる海が青いと知らなかったの
 
 
 
042:海(みゆ) (*** はなたんか ***)
珊瑚花忘れ切れない海恋し 懐かしむよに手足を伸ばす
 
 
 
042:海(星桔梗) (風船がわれるまで 2)
海産物問屋の前を吹く風が潮の香りを運び来る夏
 
 
 
042:海(稲荷辺長太) (マシンガンスキップ アドリブマニュアル)
熊耳は北海道で犬ぞりの暴走族をやってた噂
 
 
 
042:海(百田きりん) (きりんメモ)
ああそうかこれは水平線なんだ向こう側にも海はひろがる
 
 
 
042:海(小早川忠義) (ただよし)
溺れゆく子の描かれある看板の大きく目立つ浜のただ凪ぐ
 
 
 
042:海(橘 こよみ) (aglio-e-olio)
一握のシャンプー泡立て昨日観た映画の海にわたしはいない
 
 
 
042:海(夏瀬佐知子) (夏瀬佐知子の小説のつもり日記)
わたくしの身のうちに鳴るしらべならボレロであれよ海は空へと
 
 
 
042:海(ぱぴこ) (テクテク)
あの人の望むようには生きられぬ体をもてあまして目指す海
 
 
 
042:海(nnote) (題詠blog2007,nnote)
藍赤黄散らして驟雨ブラウスの釦海から剥がれ落ちた日
 
 
 
042:海(愛観) (◆◇ひ と ひ ら こ と ば ◇◆ ~題詠100首と短歌詩~)
渡る気も無く辿り着く陸も無い鴎は今日も海に飛び込む
 
 
 
042:海(川瀬菜穂) (あしたのわたしは)
真夜中に潮満ち満ちて溢れ出る無尽蔵な深い海から
 
 
 
042:海(振戸りく) (夢のまた夢)
海へいくことが目的だったのか二人乗りするためだったのか
 
 
 
042:海(aruka) (外灯都市)
ぼくには夢があるとつぶやけば都会の空で涸れていく海
 
 
 
042:海(こはく) (プラシーボ)
りんかくをえがくかわりにまっさらなポストカードの海をくべます
 
 
 
042:海(Yosh) (☆生短歌☆)
海底のまたその奥にはまりたり 出口も見えず 明かりも見えず
 
 
 
042:海(葉子) (三十一文字の声)
海たゆたう浮き輪にからだ預けては波まかせなよで碇は貴方
 
 
 
042:海(花夢) (花夢)
前世から焦がれた海をあのひとのからだのうちに見つけてしまう
 
 
 
042:海(ももや ままこ) (★SARU×3★)
海を越え流れ着いた瓶の中 重なり光る白い貝殻
 
 
 
042:海(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
お砂場に貝殻の粒海賊の血がつまみ上げ波を呼び込む
 
 
 
042:海(みなと琳) (奇会都市)
今からでも遅くない海に還ろう溺れよう母なる海に
 
 
 
042:海(短歌製造機メカ麦3号) (短歌製造機blog)
ジャンドロン海よりもなお優しくて玉ねぎ頭狩りの悪事を(オペ:穴井苑子)
 
 
 
042:海(小早川忠義)(再投稿) (ただよし)
溺れゆく子の描かれある看板の大きく目立つ海のただ凪ぐ
 
 
 
042:海(橘みちよ) (夜間飛行)
いまし海に沈む夕日のじゅつといふ音聞きしかも杳みゆく海
 
 
 
042:海(村本希理子) (きりころじっく2)
家中を閉ざして籠る雨の日は海の匂ひをこひしがる犬
 
 
 
042:海 (寺田 ゆたか) ( “たまゆらのいのち”)
ヴェネツィアの海の上(へ)に浮く聖堂の塔の尖りは空にとけゆく
 
 
 
042:海(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
海へ行く列車の窓にまだ少し迷いの見える横顔がある
 
 
 
042:海(素人屋) (素人屋雑貨店)
手をつなぎ虹のしっぽを見に行こう 海と空とが溶け合うあたり
 
 
 
042:海(つきしろ) (あめふりぼし)
しわくちゃのスーツただしてつかの間の眠りにつけば「あれは海です」
 
 
 
042:海(市川周) (ミルミルを飲みながら)
きっとまた僕らは出逢う キラキラとリーチの海を流れる魚群
 
 
 
042:海(黄菜子) (月待ち人の窓辺)
失われし海賊の腕光らせて月は上がりく岬の上に
 
 
 
042:海(ひわ) (十三夜)
お静かに海にいるのは人魚です空を飛ぶのは鳥だけでいい
 
 
 
042:海(小籠良夜) (《冥の逸脱》)
貴方から奪ひしものは石ひとつ身捨つる海もなき砂の星
 
 
 
042:海(あみー) (正直なたましい)
いちにちじゅう空と海とは見つめあい互いに赤い顔になるまで
 
 
 
042:海(澁谷 波未子) (沈思黙考)
わたの原八十島かけて漕ぎ出でし 海の波まで君を遠ざく...
 
 
 
042:海(橘みちよ)再投稿 (夜間飛行)
いまし海に沈む夕日のじゅつといふ音をたてしか昏みゆく海
 
 
 
042:海(きくこ) (きくこ)
しょうしょうと山に降る雨流れくる長き旅路の終ては大海
 
 
 
42.海(文月万里) (Kagerou つれづれ)
音も無き漆黒の夜の浜に来つ今日こそは海を越えて行かまし
 
 
 
042:海 (佐藤紀子) (pocoapoco)
海面をバシャーンバシャーンと尾で叩き鯨の群れが船と行き交ふ
 
 
 
042:海(描町フ三ヲ) (水面走行)
魂の古い記憶か海鳴りの遠く聞こえて金縛り 来る
 
 
 
042:海(カー・イーブン) (ほぼ31音)
活きのいい肉ひしめかせ笑いあうぼくら海鮮丼みたいだね
 
 
 
042:海(A.I) (Private Window)
きみの耳から海の国 舌を挿し塩辛い水そっと吸い出す
 
 
 
042:海(ME1) (FILL mobile)
  浮かぶ火は夜の水面に海ホタルあなたの元に今日届けます  
 
 
 
042:海(桑原憂太郎) (桑原憂太郎の短歌Blog)
海は冷たい5年前の記憶から会話の進める支援教室
 
 
 
042:海(月原真幸) (さ か む け の ゆ び き り 。)
海沿いの街には坂道が多い(たぶん天国まで続いてる)
 
 
 
042:海(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
絶え間なく海鳴ることを怖れつつ胸処の波をふかく眠らす
 
 
 
042:海 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
海に棲むのがつらいウミガメの歌をつくった 誰か歌って
 
 
 
042:海(やすまる) (やすまる)
夜と海のさかいめにある銀白のケミカルレースをつたって眠る
 
 
 
042:海(きじとら猫) (きじとら小部屋)
忘れないなんてことなどありえない脳に巣食った海馬の驕り
 
 
 
042:海 (ジムノペディ)
雨が降る 風に吹かれる 口を開く 母なる海が姿を変えた
 
 
 
042:海(うめさん) (今日のうた)
エメラルドの海面捲きて押し寄せるノースショアの波のま白き
 
 
 
042:海(おとくにすぎな) (すぎな野原をあるいてゆけば)
「アリス式海岸」だからぎざぎざの道は見えないところへつづく
 
 
 
042:海(逢森凪) (みそじのみそひともじ(再))
わたくしの心の海はいつだって忘れたいことばかり打ち上げ
 
 
 
042:海(上田のカリメロ) (ほわほわの森)
空と海 その境目の蒼さ見て 宇宙の広さまで思う君
 
 
 
042:海(佐倉すみ) (ありがとベティ)
足元で燃える¥0情報誌 思い出だけが多すぎる海
 
 
 
042:海(岡元らいら) (3+1-題詠blog2007-)
きこえない海鳴りとみえない光ひそやかに過去現在未来
 
 
 
042:海(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
たっぷりと海はわたしをもちあげる (人間だったね、忘れてたけど)
 
 
 
042:海(わたつみいさな。) (乱切りくじら)
もう海に君はいませんもう海に僕もいません泣いたりしない
 
 
 
042:海(遠山那由) (百億粒の灰の鳴る空)
月に立つ空には地球 大陸にも海の上にも見えぬ国境
 
 
 
042:海 (一夜) (短歌るBlog)
彼と波 18歳の私には最強の夏だったあの海
 
 
 
042:海(青山ジュンコ) (take it easy)
久々の海は広いな大きいな無限の青が心震わす
 
 
 
042:海(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
偽善でも海がきれいになるのならゴミを拾うという君が好き
 
 
 
042:海(椎名時慈) (タンカデカンタ)
集まれば雨一滴が海になりこの一秒も一生となる
 
 
 
042:海(史之春風) (はちぶんめblog)
海の町生まれの君を抱きしめる 肺の動きは潮の満ち引き
 
 
 
042:海(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
海よりも長き夜明けを見つめてた滅ぶるものを滅ぼし終へて
 
 
 
042:海(霰) (徒花日記)
行き先の定まらぬ午後揺れながら黄色い電車で海を見に行く
 
 
 
042:海(ちえりー) (あんな話こんな話)
北斎もドビュッシーも描いた海 国は違えど繋がる海なり
 
 
 
041:海(小埜マコト) (カルアミルクを飲みながら)
人のいない海にただようクラゲ達恋してますか?泣いていますか?
 
 
 
042:海(小埜マコト)再送 (カルアミルクを飲みながら)
人のいない海にただようクラゲ達恋してますか?泣いていますか?
 
 
 
042:海(+イチゴ+) (+ イ チ ゴ ノ ウ タ +)
哀しみの海に爪先浸しては タオルを探し、まだ大丈夫。
 
 
 
042:海(萌香) (空の青さをみつめていても)
海風にさらわれそうな危うさを振り切るように辿る思い出
 
 
 
042:海(藤原 湾) (湾の創作の日々。)
夏来たら 海に行くのは 当たりまえ? 水面にゴミが浮いているけど
 
 
 
042:海(滝秋 邑嘉) (エンバラスド・クウェアティ)
深い海「もう兵隊はつくれない サドンデスには間に合わない」と
 
 
 
042:海(みずすまし) (水紋)
霧の海漂う波が山間(やまあい)に流れて消える朝のひととき
 
 
 
042:海(川鉄ネオン) (今週の俺が俺が)
海に住む生き物達の多くとは多分生涯会うことはない
 
 
 
042:海(今泉洋子) (sironeko)
四海波静かならざる日の本に秋が来ましたと鰯雲浮く
 
 
 
042:海(橋都まこと) (笑ってどこでもサヴァイヴァル)
夜明け前 薄闇色の風からは「海へ、海へ」と呼ぶ声がする
 
 
 
042:海(紫歌) (歌つくろう)
竜宮城ツアーの限定2名様海よりの使者まちわびてをり
 
 
 
042:海(桶田 沙美) (31Words Runner #011)
瓶に入れ海に流した恋文はいつか貴女に届くのかしら?
 
 
 
042:海(みち。) (幸福アレルギー。)
いつだって飲みこめるのに海はまた私にやさしい音を聴かせる
 
 
 
042:海(pakari) (魔法文明)
さようなら海に降る雪さようなら海に降る雪海になる雪
 
 
 
042:海(紫月雲) (resume 1970-2007)
きみ望む月満ち揺るるとき臨み内なる海の潮騒を聴け
 
 
 
042:海 (翔子) (花こみち)
    車窓では海の呟き聞こえねどかなたの記憶波とくるべし
 
 
 
042:海(兎六) (一人暮らしの日記)
街ならば海のそばだと思ってたどこに行くにも自動車だった
 
 
 
042:海(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
墨汁のような海を眺めてる テトラポットは少し冷たい
 
 
 
042:海(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
寂しいのは君といるからなんだってオレンジ色の海を見て気づく
 
 
 
042:海(佐藤羽美) (hinautamemo)
朽ちていく臨海学校 階段の手摺に白い日差しが刺さる
 
 
 
042:海(水野彗星) (彗星不動産)
廃船にとじこめられた深海魚よりもわたしはたぶんラッキー
 
 
 
042:海 (題詠100首blog-あいっちのうたあそび。)
そういえば君とは海を見なかった海の近くに住んでいるのに
 
 
 
042:海(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
いくたびも死んでふたたび蘇へる夜さり若狭の海へ漕ぎ出す
 
 
 
042:海(やや) (言の葉たち)
節太い指をこじあけ帰りたくないコールをおくる海の底より
 
 
 
042:海(空色ぴりか) (題詠100首2007/空色ぴりか)
デジカメのディスプレイからあふれだす午前六時の海の匂いが
 
 
 
042:海(animoy2) (I (愛)短歌)
助手席に乗って車を走らせば海が広がる無言のままで
 
 
 
042:海(*ビッケ*) (とっても短い今日の歌)
石投げて沈めてしまおう君の名が記憶の海から浮かんで来たら
 
 
 
042:海( 夜さり) (夕さり夜さり)
播磨灘ひろごる海のゆふぐれて褐返(かちかへし)色に島立ち上がる
 
 
 
042:海(しろ) (星月夜)
海豹と海豚の読みをハモりつつテレビに答ふ母娘(ははこ)の夕餉
 
 
 
042:海(K.Aiko) (「夢幻館」-別館-)
抱きあえば海だ 男を認(したた)める 揺れる波間は微妙に違う
 
 
 
042:海(内田かおり) (題詠2006深い海から)
無造作に波立つ真昼かき混ぜた色して海はざくざく唸る
 
 
 
042:海(David Lam) (でたらめなうたどもよ!)
想ひ出といふには未だ早過ぎて海に来てゐる濡れそぼつてゐる  
 
 
 
042:海(瑞紀) (歌信風(かしんふう))
ぽっかりと凪の時間が訪れて君と海鮮やきそばを食む
 
 
 
042:海(長谷川智) (烏のつぶやきα)
人海を殴るようにオレンジは雑踏の中に首をすくめて
 
 
 
 042:海 (minto) (あすとろさいと)
恋人は海が見えると言ふ事を第一条件として探せり
 
 
 
042:海(水野月人) (新月の夜に)
海よりも深く愛すという人の海の浅さに溺れもしない
 
 
 
042:海(里木ゆたか) (木犀の灯り)
山を見て育ちし我もことあらば海恋しきは生き物の性
 
 
 
042:海(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
海としてきみの記憶に 間違えた歌も毛玉も、拒んだことも
 
 
 
042:海(笹井宏之) (【温帯空虚】)
海沿いの小さな町を吹いている一陣のあなたに会いにゆく
 
 
 
042:海(萩 はるか) (Betty's second Bar)
喪失と向き合う海の鈍色に涙も出ない寂しさを知る
 
 
 
042:海(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
海辺にはカラフルなゴミが散乱しソレを拾って眺める僕ら
 
 
 
042:海(宵月冴音)  (新銀星亭~Nova Villa Argentee D'Etoile~)
戦争が始まる前のひなげしは海を秘めつつ枯れてうつくし
 
 
 
042:海(たか志) (象と空)
若者は海に向かって深呼吸人さし指で未来を指して
 
 
 
042:海(寒竹茄子夫) (鮎と銀杏)
わが胸に雪白の傷とどめたる無頼の墓は海の風中
 
 
 
042:海(みにごん) (MINI'S LIFE blog)
人間の中に流れている色の本当を知る我の血の海
 
 
 
042:海(平岡ゆめ) (le petit cahier)
海光る午後に理由を携えて君は私の先を歩めり
 
 
 
042:海 (砺波湊) (トナミミナト2007)
できるだけ鮮やかな色を爪に塗る「愛されなくて泳ぐ海」なら
 
 
 
042:海(moco) (LyricHolic)
ゆらゆらとただよう海月 満月の夜に密かに続く点滅
 
 
 
042:海(小野伊都子) ( cahier bleu)
神様はボートを放つ 僕たちは世界という海たゆたう 歌う
 
 
 
042:海(浅葱) (空耳の森*番外地)
今はもう戻れない日のふたりゆえモノクロ写真の海は輝く
 
 
 
042:海 (JEUX INTERDITS)
山と海ならきっと海を選ぶはず全ての母へ還りたいから
 
 
 
042:海(野田 薫) (COLORFUL∞PILE)
両親の感謝を抱えて海へ行く 嘘ではないと思う ありがとう
 
 
 
042:海(里原志穂) (空の下で)
海からは距離遠い日々寛大な太陽に見守らている