073:像

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題は「像」です。「象」ではありませんので、ご注意ください。
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073:像 (ねこちぐら)
眼裏の残像求ぎて知らぬ間に腕を伸べし深夜の床辺
 
 
 
073:像(zoe) (すりきれ)
パサパサにかわいていくマリア像遠い日のかあさんの顔がのぞく
 
 
 
073:像(西中眞二郎)  (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
予定せし時間となれば弥勒像いま一度見て出口に向かう
 
 
 
073:像(はこべ) (梅の咲くころから)
十和田湖の乙女の像は清らかで光太郎の夢永久に刻みぬ
 
 
 
073:像(みずき) (空)
彫像と櫻しぐれのハーモニー醸す湖面の白き細波
 
 
 
073:像(船坂圭之介) (日々の歌日記    硲 比呂介)
溶けかかる雪像に似て思ひ出は角まろやかに艶めきて居り
 
 
 
073:像(船坂圭之介)再投稿 (kei's anex room)
溶けかかる雪像に似て思ひ出は角まろやかに艶めきて居り
 
 
 
073:像(柴やん) (明日はきっといいことがある)
粘土捏ね像を作りつつ君はいつも「じっとしていて」と言いしあの頃
 
 
 
073:像 行方祐美 (やまとことのは)
肖像画ばかりのアトリエもう少しビタミンCを注ぐ手もある
 
 
 
073:像(ふしょー) (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
泣くことも悲しむことも許さない恋が結んだ肖像を消す
 
 
 
073:像(此花壱悟) (此花帖)
畳明かし「現像禁止」と封をしたフィルムが闇から転がり出でる
 
 
 
073:像(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
虚ろなる巨像を仰ぎ忠誠を日々強ひらるるくらしを想ふ
 
 
 
073:像(稚春) (青いキリンの番外編)
アイドルの意味は偶像知っててもそれでもやっぱり好きなんだもん
 
 
 
073:像(駒沢直) (題詠blog2007参加用。)
銅像と同じポーズで写真撮る そういうとこに感心してる
 
 
 
073:像(五七調アトリエ雅亭) (題詠専用ブログ)
話題作TVドラマで映像化原作作家一躍メジャー
 
 
 
073:像(川内青泉) (青泉の部屋)
今日もまた南大門の仁王像修学旅行生が見とれているよ
 
 
 
073:像(坂本樹) (ひこうき雲)
あなたからあかるいままの花たちにかこまれている画像がとどく
 
 
 
073:像(畠山拓郎) (想いまっすぐに)
世の中は俺様次第であるそうな我の虚像にあきれる夜更け
 
 
 
073:像(野州) (易熱易冷~題詠blog編)
銅像にこびり付いてる鳥のふんのやうなものですわたしの立場
 
 
 
073:像(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
萩の地に老爺と二人立ち寄りて伊藤博文像は休まず
 
 
 
073:像(ダンディー) (旅を愛する男)
せがまれて何度も唄う「象さん」を聞きつつ孫の眠りにつきぬ
 
 
 
073:像(暮夜 宴) (青い蝶)
シロナガスクジラの吐いた溜め息はモアイ像よりせつなくでかい
 
 
 
073:像(帯一 鐘信) (シンガー短歌ライター)
 海知らず風も大地も知らぬまま偶像作り旅立つ世界
 
 
 
073:像(フィジー) (逢えなくてもI Love You)
良いものも悪いものでも映像化される記憶は心に映る
 
 
 
073:像 (佐原 岬) (memo)
鏡像をじっと見つめて聞いてみるあなたはだあれ私はだあれ
 
 
 
073:像(本田鈴雨) (鈴雨日記)
ほそき身はガラスケースに立ちつくす 玻璃のこころの阿修羅像かも
 
 
 
073:像(春畑 茜) (アールグレイ日和)
いかるがの風の緑をゆきゆきて弥勒の像にふたたび会はむ
 
 
 
073:像(野良ゆうき) (野良犬的)
映像が隠したものを探し出す暇もないので信じたのです
 
 
 
073:像(香-キョウ-) (Sky on Blue)
映像を与えておけば満足と そう思っている親の目盗み
 
 
 
073:像 (すずめ) (すずめの詩)
ありったけ見栄の勲章ぶら下げて身動き取れぬ銅像の人
 
 
 
073:像(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
モヤイ像前に立ってる旧友はいつしか都会の風に染まって
 
 
 
073:像 (新井蜜) (暗黒星雲)
モアイ像の視線の先はふるさとの銀河を包む暗黒星雲
 
 
 
073:像(原田 町) (カトレア日記)
立ち読みの「角川短歌」偶像の歌ぞかがやく栗木京子の
 
 
 
073:像(短歌製造機メカ麦3号) (短歌製造機blog)
鉄杭を現像したらこの椅子の世界の音が父さんなんて(オペ:青木麦生)
 
 
 
073:像(みゆ) (*** はなたんか ***)
クロッカス 愛した事を後悔し残像だけを抱きしめている
 
 
 
073:像(小春川英夫) (さるさるパパ)
ぼくたちが始まったのは駅前の謎のポーズの像の前だね
 
 
 
073:像(aruka) (外灯都市)
道端にねむる偶像 ブルースが冷たくけむる荒地をこえて
 
 
 
073:像(蓮野 唯) (万象の奇夜)
映像で見る昭和の街並みが遠く感じる平成の夏
 
 
 
073:像(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
杉綾に編まれた影で包みこみ半跏思惟像に口づける
 
 
 
073:像(青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
網膜に像を結ばぬ人のこと文字のすきまに組み立ててみる
 
 
 
073:像(五十嵐きよみ) (99本の薔薇の花束)
 別れなど想像できずにいたころの花束、ワイン、千回のキス
 
 
 
073:像(澁谷 波未子) (沈思黙考)
君と吾の将来像を想ひつつ写真をとりぬ 今日は記念日...
 
 
 
073:像(ドール) (花物語?)
何年も笑みを浮かべて公園の隅にたたずむ小さき母子像
 
 
 
073:像(村本希理子) (きりころじっく2)
ともに見し仏像いくつ人間の父と娘の時間はみじかし
 
 
 
073:像(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
おもいきり飲みほすコーラ 空きびんにとりのこされる夏の残像
 
 
 
073:像(惠無) (なんでもない一日)
実像を何時の間にやらすり替えて綺羅星光るいつぞやの恋
 
 
 
073:像(yuko) (tankaの森)
心技体綱に求める理想像理想はいつか幻想になり
 
 
 
073:像(みなと琳) (奇会都市)
長い鼻でさびしさを癒したいと像は檻の中から云った
 
 
 
073:像(よさ) (やわらかい螺旋)
石像のスケッチさぼり先生の眼鏡フレームずっと見ている
 
 
 
073:像(振戸りく) (夢のまた夢)
胸像の並ぶ廊下を自転車が走る 夢だと信じたいけど
 
 
 
073:像(小籠良夜) (《冥の逸脱》)
いにしへの巨象を撫づる愚かさに然(さ)も似たり希求さるる虚像
 
 
 
073:像(うめさん) (今日のうた)
「結婚式に仲良し親子の映像を流したいから温泉に行こうね」
 
 
 
073:像(天国ななお) (お月様は許さない)
自画像を初めて描いて気がついた自分は人じゃなかったようだ
 
 
 
073:像(橘 こよみ) (aglio-e-olio)
セフィロトの像の末端ぼくたちは空中回廊で出会いました
 
 
 
073:像(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
夕焼けの二宮金次郎像に引っ掛けられたゴム紐も赤く
 
 
 
073:像(愛観) (◆◇ひ と ひ ら こ と ば ◇◆ ~題詠100首と短歌詩~)
指先のカルキのにおい 君の前髪から滴る夏の残像
 
 
 
073:像(ぱぴこ) (テクテク)
憧れの先輩を追う眼差しで父が見上げている竜馬像
 
 
 
073:像(橘みちよ) (夜間飛行)
その細き腕に打たれし釘のあり阿修羅像その過去を言はねど
 
 
 
073:像(橘みちよ) (夜間飛行)
その細き腕に打たれし釘のあり阿修羅像なにも過去を言はねど
 
 
 
073:像(きくこ) (きくこ)
人の世の嘆きも深き淵にあり何を語るか希望の母子像
 
 
 
073:像(夏瀬佐知子) (夏瀬佐知子の小説のつもり日記)
河童とて偶像虚像実像を語り合わなきゃ綺麗事でも
 
 
 
073:像(Yosh) (☆生短歌☆)
銅像も宝の山も諸ともに後生空港 差し止めとなり
 
 
 
073:像(小早川忠義) (ただよし)
待ちぼうけ食らはされたる男あり陰茎欠けしダビデ像の前
 
 
 
073:像(カー・イーブン) (ほぼ31音)
テストどころじゃなくなりましたこのときの作者の気持ちを想像したら
 
 
 
073:像(百田きりん) (きりんメモ)
ひとはひと 卵は卵 想像が大きすぎると割れてしまうよ
 
 
 
073:像(市川周) (ミルミルを飲みながら)
IMAGINEとあなたが言うので黄身のない茹卵とか想像するも
 
 
 
073:像(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
誰も寝てはならぬ見てゐよ古びたる偶像が軋み倒るるまでを 倒るる:たふるる
 
 
 
073:像(花夢) (花夢)
翼の代わりの腕を振り、美しい空を創造しながら歩く。
 
 
 
073:像(花夢)再投稿 (花夢)
翼の代わりの腕を振り、美しい空を想像しながら歩く。
 
 
 
073:像(寺田 ゆたか) ( “たまゆらのいのち”)
銅像はナントカ2世と説明を聞けど憶えずまたバスに乗る
 
 
 
073:像(桑原憂太郎) (桑原憂太郎の短歌Blog)
椅子投げて教室とび出す女生徒の造る塑像の優しき瞳
 
 
 
073:像(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
止みそうにない雨の午後擦られてとうに滲んでいる自画像は
 
 
 
073:像(白辺いづみ) (Iduming☆World)
現像をされぬカメラに卒業の君は天然色のまま在り
 
 
 
073:像(田崎うに) (楽し気に落ちてゆく雪)
褐色の国境線を巻き取って群像つなぐ編み糸となれ  
 
 
 
073:像(ももやままこ) (★SARU×3★)
誰のかもよくわからない校門のブロンズ像に花冠を
 
 
 
073:像(月原真幸) (さ か む け の ゆ び き り 。)
残像は振り払っても消えなくてたぶん死ぬまで想い続ける
 
 
 
073:像(ME1) (FILL mobile)
  想像を湧き出でさせよ その声でその胸その眼そのはかなさで  
 
 
 
073:像(椎名時慈) (タンカデカンタ)
想像のピントが合って現実の炎が燃える クビを切られる
 
 
 
073:像(智理北杜) (智理北杜)
今ですら感情任せの若者に将来像など描けるものかよ...
 
 
 
073:像(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
かひこより仄あをじろきマリア像たやすくわれを許したまふな
 
 
 
073:像(つきしろ) (あめふりぼし)
ハチ公の像にも屋根をつけたいと君の帰らぬ厨に思う
 
 
 
073:像(おとくにすぎな) (すぎな野原をあるいてゆけば)
冬空に線香花火の残像を焼きつけている枝のひろがり
 
 
 
073:像(A.I) (Private Window)
時計から正午を告げに飛び立った偶像でない鳩たちの群れ
 
 
 
073:像(川鉄ネオン) (今週の俺が俺が)
腕白でなくてもいい想像と妄想逞しく育ってほしい
 
 
 
073:像(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
虚像でも見えているから頑張れる実像見えないよりは幸せ
 
 
 
073:像(描町フ三ヲ) (水面走行)
幻滅をさせてあなたを知りたいわきれいな偶像なんていらない
 
 
 
073:像(素人屋) (素人屋雑貨店)
親が子に描いたイメージ映像を壊した日からわたしは自由
 
 
 
073:像 (佐藤紀子) (pocoapoco)
「あの人と結婚したら今頃は・・」わが想像に終はりはあらず
 
 
 
073:像(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
想像や妄想ばかり肥大してこんなものかと思ってしまう
 
 
 
073:像(橋都まこと) (笑ってどこでもサヴァイヴァル)
石膏像数多並びし真夜中の製図室にて烏口研ぐ
 
 
 
073:像(黄菜子) (月待ち人の窓辺)
西窓に聖母子像をたたしめて夕光(ゆうかげ)はその背を守りたり
 
 
 
073:像(やすまる) (やすまる)
網膜に結ぶのは虚像輝きの集合体のきみはわらって
 
 
 
073:像(紫歌) (歌つくろう)
泣くことはある意味ひとつの快感で次次かはる映像にじみぬ
 
 
 
073:像(あみー) (正直なたましい)
あなたのこと想って編んだマフラーが出来たので送ります。画像を。
 
 
 
073:像(こはく) (プラシーボ)
母子像も父子像もある公園を通る視界に入らぬように
 
 
 
073:像(animoy2) (I (愛)短歌)
将来の像描(か)ききれずリクルートスーツ彷徨(さまよ)う大手町駅
 
 
 
073:像(逢森凪) (みそじのみそひともじ(再))
繰り返し流れるニュース映像がだんだん作りものに見えてくる
 
 
 
073:像(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
目を閉じて想像しよう手をつなぎ並んで歩く笑顔のふたり
 
 
 
073:像(水野彗星) (彗星不動産)
想像もできないくらい明るくてバカな未来がきみを待ってる
 
 
 
073:像(兎六) (一人暮らしの日記)
胸像がこぞって目玉動かして見張り続けるネズミ一匹
 
 
 
073:像(上田のカリメロ) (ほわほわの森)
偶像と非日常のひとときに 酔うこともあり美術館にて
 
 
 
73.像 (文月万里) (Kagerou つれづれ)
豊かなる乳房あらわに背を反らす半身獣の像庭を守る
 
 
 
073:像 (一夜) (短歌るBlog )
偶像の未来の自分思いしか 動けぬ場所の息子歯がゆし 
 
 
 
073:像(佐藤羽美) (hinautamemo)
夕闇をみどりの市バスが行き過ぎぬひとり宗像教授を乗せて
 
 
 
073:像(オガワ瑠璃) (ことばの調理 ~ レシピ100 ~)
想像はどこまででも羽ばたいて切りちらかしたままのみじん切り
 
 
 
073:像(翔子) (花こみち)
073:像  今日もまた塗りつぶすのだ自画像をさて何色の絵の具にするか
 
 
 
073:像(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
土下座にはあらず高山彦九郎、銅像となりて皇居を拝す
 
 
 
073:像(今泉洋子) (sironeko)
仏像を驚したる震度七 五重の塔もぐらりと揺れぬ
 
 
 
073:像(笹井宏之) (【温帯空虚】)
実像はここまでですしあとはもう好きなところをお刺しください
 
 
 
073:像(岡元らいら) (3+1-題詠blog2007-)
今はまだ低解像度の未来しか描けないけど明日も笑おう
 
 
 
073:像(K.Aiko) (「夢幻館」-別館-)
ちょとだけ見つめた鏡 自画像を 描(えが)かないまま年老いてゆく
 
 
 
073:像(瑞紀) (歌信風(かしんふう))
劣化するだけのわたしの輪郭が画像の中に溶け出していく
 
 
 
073:像 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
添付する画像と愛はあくまで軽くしておく伝えすぎぬよう
 
 
 
073:像 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
添付する画像と愛はあくまでも軽くしておく伝えすぎぬよう
 
 
 
073:像(長谷川智) (烏のつぶやきα)
自画像を描けと言われすぐに描いてみたら母親の母親だった
 
 
 
 073:像 (minto)  (あすとろさいと)
戦争を繰り返さないと誓ふ時映像で見る昭和史がある
 
 
 
073:像 (題詠100首blog-あいっちのうたあそび。)
聴くひとの母親像も引き受けて歌う三番の歌詞
 
 
 
073:像(みち。) (幸福アレルギー。)
あのころのわたしの残像どうしても思いだせない左手の熱
 
 
 
073:像(やや) (言の葉たち)
あばら骨ういた身体で尾をふればお薬師さまの仏像ありて
 
 
 
073:像(青山ジュンコ) (take it easy)
それじゃまた手を振って自転車を駆る彼の残像まぶたに熱く
 
 
 
074:英語(青山ジュンコ) (take it easy)
アイシテル英語で言った照れ隠し通じないのね日本男児
 
 
 
073:像 (     Popん?TANKA)
映像化された学生等のみらい 無気力と情熱と挫折と
 
 
 
073:像(夜さり) (夕さり夜さり)
暗転の二幕三幕 せりあがる口髭白きペテン師の像
 
 
 
073:像(水野月人) (新月の夜に)
微笑んだ写真の顔は誰だっけ終わった恋の偶像はゴミ
 
 
 
073:像(霰) (徒花日記)
きれぎれに瞼に降りる残像を手繰り寄せてる記憶のすきま
 
 
 
073:像(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
肖像はひかりのようで なんとなく返しそびれた本の頁に
 
 
 
073:像(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
悪いのはどっちでもない貼りついた笑顔は徐々に肖像になり
 
 
 
073:像(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
銅像に絡みついてたあの人を忘れるために銅像になる
 
 
 
073:像(*ビッケ*) (とっても短い今日の歌)
ぼくだけが照れ笑いする映像は手前で笑う君を映さず
 
 
 
073:像(nnote) (題詠blog2007,nnote)
僕じゃない俺の残像眼裏にきんいろの砂嵐みたいだ
 
 
 
073:像(萩 はるか) (Betty's second Bar)
岩肌に嘆きの像と名をつけて雨が降る日は一緒になみだ
 
 
 
073:像(寒竹茄子夫) (鮎と銀杏)
マイヨールのブロンズ像の女たち白桃の汁に若きらしとど
 
 
 
073:像(遠山那由) (百億粒の灰の鳴る空)
悪意なら捨てるほどある ありふれた自画像を描く筆が震える
 
 
 
073:像(野樹かずみ) (告げ忘れたこと)
一生より長い一瞬があるという「原爆の子」の像を見るひと
 
 
 
073:像(遠野アリス) (gymnopedie)
実像が結ばれるのは眼球のそれよりもっと奥のところだ
 
 
 
073:像(新津康) (NOTHING WORKS)
焼き付けた残像が、目の中でいつまでも微笑(わら)っている。「さようなら」。...
 
 
 
073:像(稲荷辺長太) (マシンガンスキップ アドリブマニュアル)
網膜に逆さに映っているはずの像を逆さにする素直さだ
 
 
 
073:像(たか志) (象と空)
ぼくはいまあなたの寝息聞きながら彫像みたいに固まっています
 
 
 
073:像(空色ぴりか) (題詠100首2007/空色ぴりか)
プリクラの小さな画像にぎゅうぎゅうと詰め込まれているやわらかな頬
 
 
 
073;像(内田かおり) (題詠2006深い海から)
教会のオルガンの上に飾られた小さなピエタの像の白さは
 
 
 
073:像(みずすまし) (水紋)
うたかたに消えては浮かぶ画像みてカメラ始めしあの頃想う
 
 
 
073:像(みにごん) (MINI'S LIFE blog)
ため息の残像がすり抜けてゆくさよならくらいちゃんと言いたい
 
 
 
073:像(星桔梗) (風船がわれるまで 2)
言葉では捉えられない残像を胸に刻んで眠りにつこう
 
 
 
073:像(浅葱)  (空耳の森*番外地)
現像を待つ時間さえ楽しくて銀塩写真の猫あくびする
 
 
 
073:像 (JEUX INTERDITS)
日本史のテキストで見て一目惚れ半跏思惟像に会いに行った
 
 
 
073:像(きじとら猫) (きじとら小部屋)
残像の輪郭辿り続けている限り次のカーブを曲がりきれない
 
 
 
073:像 (砺波湊) (トナミミナト2007)
たかさごの待ち受け画像として笑う加藤ローサに西陽はさして
 
 
 
073:像(佐倉すみ) (ありがとベティ)
神様も信じられないけど君を偶像として見ていていいか
 
 
 
073:像(moco) (LyricHolic)
夜の中ホームに残る人影が追うは最終電車の残像
 
 
 
073:像(はな) (はなことば)
夕焼けの残像に目をしばたかせデスクに戻る孤独なんです
 
 
 
073:像 ( cahier bleu)
泣きそうになったら想像してごらん かくれんぼしているきりん 見つけた小鳥
 
 
 
073:像(平岡ゆめ) (le petit cahier)
想像をし尽くす先に君はいて見えないシッポ自慢げに振る
 
 
 
073:像(桶田 沙美) (31Words Runner #011)
ファインダーに貴女の像がだぶってるピントが合わないあたしのカメラ
 
 
 
073:像(小野伊都子)再投稿 ( cahier bleu)
泣きそうになったら想像してごらん かくれんぼするきりんと小鳥