071:鉄

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071:鉄 (ねこちぐら)
俗界を鉄の意志にて漕ぎ渡る強さのあらば悩まぬものを
 
 
 
071:鉄(再投稿) (ねこちぐら)
俗界を鉄の意志にて漕ぎ渡る強さのあらば惑わぬものを
 
 
 
071:鉄(zoe) (すりきれ)
祈っていたら空から鉄がふってきてジューサーのようにスイッチが入った
 
 
 
071:鉄(西中眞二郎)  (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
地下鉄の通路を行けば天井のことさら低く思われる朝
 
 
 
071:鉄(みずき) (空)
鉄柵のかなた囚はれゐる影がややも歪みて秋愁と思ふ
 
 
 
071:鉄(はこべ) (梅の咲くころから)
鉄道の枕木の間にすぎな萌え春はここにもありといいおり
 
 
 
071:Ŵ (kei's anex room)
遠がすみ続く彼方の宵のなか銀河鉄道 まぼろしの駅
 
 
 
071:鉄(船坂圭之介)再投稿 (kei's anex room)
遠がすみ続く彼方の宵のなか銀河鉄道 まぼろしの駅
 
 
 
071:鉄(柴やん) (明日はきっといいことがある)
燃えたぎる余韻残さず鉄を打つ鍛冶職人の熱き仕事場
 
 
 
071:鉄(ふしょー) (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
鉄線で補強しなくちゃ神経が切れちまうから待ってくれって
 
 
 
071:鉄 行方祐美 (やまとことのは)
鉄分の不足がちなる白き顔ヌードルのように歩いてゆくが
 
 
 
071:鉄(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
春来れば鉄も匂ふかわれ知らぬ数多のくらし今しもあらむ
 
 
 
071:鉄(此花壱悟) (此花帖)
鉄鍋の歓声高く胴上げよ野菜炒めの晴れがまし面(つら)
 
 
 
071:鉄(稚春) (青いキリンの番外編)
熱い内に鍛えられて君の形に固まった鉄なのです
 
 
 
071:鉄(駒沢直) (題詠blog2007参加用。)
建てかけのビルの鉄筋 月並みな悲しみだけど僕のものです
 
 
 
071:鉄(五七調アトリエ雅亭) (題詠専用ブログ)
稚内鉄道路線最北の駅舎極東露西亜(ロシアン)風情
 
 
 
071:鉄(川内青泉) (青泉の部屋)
二年生砂鉄集めで教室に歓声あがる理科の時間よ
 
 
 
071:鉄(坂本樹) (ひこうき雲)
風たちが告げることばに気づいたらこの鉄橋をわたっておいで
 
 
 
071:鉄(野州) (易熱易冷~題詠blog編)
ほの暗き玄関間には火鉢あり鉄瓶ちりりとひとを待ちゐき
 
 
 
071:鉄 (想いまっすぐに)
キムタクの好感持てる鉄平クン 日曜だけは青さを許可す
 
 
 
071:鉄(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
釣堀の鉄条網に捕らえられて内緒にした踝(くるぶし)の傷
 
 
 
071:鉄(ダンディー) (旅を愛する男)
地上より高く聳える餘部の鉄橋いまも桜に映える
 
 
 
071:鉄(帯一 鐘信) (シンガー短歌ライター)
 鉄筋の骨組み見つつ断りの手紙を破き深い足跡
 
 
 
071:鉄(暮夜 宴) (青い蝶)
忍び寄る黄昏のいろ鉄棒の横には猫と僕の影だけ
 
 
 
071:鉄(フィジー) (逢えなくてもI Love You)
今までは遊び回れた空き地には鉄線がはられコンビニが建つ
 
 
 
071:鉄 (佐原 岬) (memo)
あまりにも激しいキスをしちゃったね鉄の味ってやみつきになる
 
 
 
071:鉄(本田鈴雨) (鈴雨日記)
鉄線の花えがかれし扇子から立つ白き風むらさきの風
 
 
 
071:鉄(春畑 茜) (アールグレイ日和)
鉄塔はあまたの線に繋がれて今ここに立つことに耐へをり
 
 
 
071:鉄(香-キョウ-) (Sky on Blue)
『僕たちは鉄より堅く結ばれた。』 あまりに熱く、僕は笑った。
 
 
 
071:鉄(野良ゆうき) (野良犬的)
地下鉄の乗客たちの連帯感 地底で灯る停止信号
 
 
 
071:鉄 (すずめ) (すずめの詩)
我はいま鉄のこころを滾りたつ血汐にそめてかみも討つべし
 
 
 
071:鉄(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
鉄骨の錆びた輪郭背景に工事現場は活気に満ちて
 
 
 
071:鉄 (新井蜜) (暗黒星雲)
鉄橋を渡ればそこは日の光溢れる砂漠もう戻れない
 
 
 
071:鉄((原田 町) (カトレア日記)
このカード一枚あればJR私鉄もスイスイと子に貰ひたり
 
 
 
071:鉄 (香山凛志) (東京パピヨン)
 われをなす元素ひしめく心地して地下鉄のなかに空を欲せり  
 
 
 
071:鉄(ドール) (花物語?)
逆上がりできた子供の歓声と汗が染み付いている鉄棒
 
 
 
071:鉄(みゆ) (*** はなたんか ***)
鉄線(てっせん)や蔓張りめぐらせ罠掛ける 狙うはあなた小さなたくらみ
 
 
 
071:鉄(短歌製造機メカ麦3号) (短歌製造機blog)
仕方なくこの薬指鉄仮面君と一緒に食べてもつ鍋(オペ:穴井苑子)
 
 
 
071:鉄(蓮野 唯) (万象の奇夜)
鋼鉄のように心が強くなる父親として母親として
 
 
 
071:鉄(小春川英夫) (さるさるパパ)
じゃんけんのグーで殴りあうしかないね、鉄の拳を持たない僕らは
 
 
 
071:鉄(五十嵐きよみ) (99本の薔薇の花束)
 地下鉄の路線図のごと入り組んで色あざやかな人間模様
 
 
 
071:鉄(aruka) (外灯都市)
あざやかに鉄条網のおくの地へ旅立つきみのかがやく微笑
 
 
 
071:鉄(青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
思いきり泣きたいときは行き先をだれにも告げず鉄橋の下
 
 
 
071:鉄(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
鉄柵が揺すれてもげて汗ばんだ腕赤錆の粉にまみれて
 
 
 
071:鉄(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
ゆうぐれのジャングルジムの僕たちに鉄のにおいはしみこんでいた
 
 
 
071:鉄(村本希理子) (きりころじっく2)
打ち水ののちのさやけき輪郭に鉄線咲きゐし 先生の庭
 
 
 
071:鉄(澁谷 波未子) (沈思黙考)
掟てふ鉄の楔に阻まれて 二度と貴方に逢へないゆふべ...
 
 
 
071:鉄(惠無) (なんでもない一日)
潮風に錆付く扉を通り過ぎ今年の夏も駆け足で行く
 
 
 
071:鉄(惠無)再送 (なんでもない一日)
潮風に錆付く鉄扉を通り過ぎ今年の夏も駆け足で行く
 
 
 
071:鉄(yuko) (tankaの森)
錆びついた鉄のベンチで時を待つ人もまばらなとあるバス停
 
 
 
071:鉄(よさ) (やわらかい螺旋)
鉄塔に群れるカラスにこの空をあげる 無いもの永遠なんて
 
 
 
071:鉄(振戸りく) (夢のまた夢)
コンビニのサプリメントで採る鉄も意外とバカにならないのです
 
 
 
071:鉄(みなと琳) (奇会都市)
薄明と鳥の鳴き声、「もうだめだ」口の中に鉄錆と涙
 
 
 
071:鉄(小籠良夜) (《冥の逸脱》)
くれなゐの恋に焦がれし創造の想ひの果ての鋼鉄の処女
 
 
 
071:鉄(うめさん) (今日のうた)
鉄さびの浮くヘアピンが置かれゐる浴槽のへりに子が忘れゆきて
 
 
 
071:鉄(天国ななお) (お月様は許さない)
砂浜に全身ダイブして砂鉄女を探す磁石男は
 
 
 
071:鉄(ぱぴこ) (テクテク)
鉄フェンスごしに眺めた夕焼けとキリンと嘘のようなビル群
 
 
 
071:鉄(橘 こよみ) (aglio-e-olio)
追いかけて来るなと言うな木蓮の花片がささる鉄条網越しに
 
 
 
071:鉄(きくこ) (きくこ)
せみ時雨遠くに聞くも炭いこり鉄の湯釜に返しの杓す
 
 
 
071:鉄(橘みちよ) (夜間飛行)
あやふくももちこたへ得し自死するか鉄輪(かなわ)の鬼女になるかのさかひ
 
 
 
071:鉄(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
伸びた背で残りの夏を押して蹴る一番高い鉄棒はしなって
 
 
 
071:鉄(愛観) (◆◇ひ と ひ ら こ と ば ◇◆ ~題詠100首と短歌詩~)
glassではすぐ壊される生きるには鉄筋コンクリートのheart
 
 
 
071:鉄(白辺いづみ) (Iduming☆World)
車窓から見えた新日鉄ビルがアイドルなんて潰せと云うの
 
 
 
071:鉄(カー・イーブン) (ほぼ31音)
ゴキブリのゴキブリによるゴキブリのための鉄筋にんげんホイホイ
 
 
 
071:鉄(市川周) (ミルミルを飲みながら)
鉄球と同じ速さで落ちてゆくマリモ 嘘だといいね(いいのに)
 
 
 
071:鉄(百田きりん) (きりんメモ)
眠っているときのあなたはまっすぐで 遠くて 鉄腕アトムに似てる
 
 
 
071:鉄(Yosh) (☆生短歌☆)
鉄骨の身体に鍛え上げれども 鍛えた身体も持っていけずに
 
 
 
071:鉄(小早川忠義) (ただよし)
この先を越えむと常に思はしむ鉄条網の結び目の美し
 
 
 
071:鉄(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
モハメッド・アタ忌、あるいは銑鉄の滾ち流るるごとき一日 滾ち:たぎち
 
 
 
071:鉄(花夢) (花夢)
失ってゆくものばかり午後の憂鬱は有刺鉄線にからまる
 
 
 
071:鉄(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
時間には少し間があり鉄骨が向こうへ渡されるのを見ていた
 
 
 
071:鉄(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
廃線の鉄路をおほふひまはりも茶けてしまつた 無口なる秋
 
 
 
071:鉄(桑原憂太郎) (桑原憂太郎の短歌Blog)
枕木の少しのズレも許されず鉄道模型を生徒は凝視す
 
 
 
071:鉄(月原真幸) (さ か む け の ゆ び き り 。)
巻きつけた有刺鉄線(まもろうとしたはずなのになぜ)傷つくの
 
 
 
073:像(寺田 ゆたか) ( “たまゆらのいのち”)
銅像はナントカ2世と説明を聞けど憶えずまたバスに乗る
 
 
 
071:鉄(寺田 ゆたか) ( “たまゆらのいのち”)
四万十の赤鉄橋の欄干に赤き蜻蛉(あきつ)がとまる夕暮れ
 
 
 
073:TBの訂正(寺田ゆたか) ( “たまゆらのいのち”)
★073を誤って071にTBしたので取消します
 
 
 
071:鉄(ME1) (FILL mobile)
  茶葉が舞う鉄観音の香り立つガラスポットの向こうはあなた  
 
 
 
071:鉄 (田崎うに) (楽し気に落ちてゆく雪)
吸い寄せた砂鉄で出来た文明が瞳の潤み錆びさせてゆく  
 
 
 
071:鉄(ももやままこ) (★SARU×3★)
八月の夜空に銀河鉄道は映っていたはず月に向かって
 
 
 
071:鉄(椎名時慈) (タンカデカンタ)
冷たくて硬くて黒い銃鉄を体に入れて引き金を引く
 
 
 
071:鉄(A.I) (Private Window)
雨脚は強まるばかり 革靴を鉄鍋で煮る老婆が笑う
 
 
 
071:鉄(智理北杜) (智理北杜)
大堰川を渡る秋風そに乗りて鉄漿蜻蛉(はぐろとんぼ)がゆらめいており...
 
 
 
071:鉄(つきしろ) (あめふりぼし)
さびかけの鉄瓶煮えりしゅんしゅんとうさぎ眼で帰りし吾妹
 
 
 
071:鉄(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
秋の夜はホットミルクを飲みながら銀河鉄道停車場で待つ
 
 
 
071:鉄(おとくにすぎな) (すぎな野原をあるいてゆけば)
トラックの埃舞う道に窓辺に砂鉄集めの名人はゆく
 
 
 
071:鉄(川鉄ネオン) (今週の俺が俺が)
熱くなる時期訪れず俺の鉄いまだ打たれずへなちょこのまま
 
 
 
071:鉄(描町フ三ヲ) (水面走行)
愛される喜び長続きはせず棒磁石から離れぬ砂鉄
 
 
 
071:鉄(素人屋) (素人屋雑貨店)
幾重にもぐるぐる巻いた鉄線で隠した傷を癒すひと言
 
 
 
071:鉄 (佐藤紀子) (pocoapoco)
鉄板に肉を焼きつつ乾杯す もうすぐカルビが食べごろになる
 
 
 
071:鉄(橋都まこと) (笑ってどこでもサヴァイヴァル)
鉄筋を引き千切るやう友垣の絆断ち切る痛み堪えて
 
 
 
071:鉄(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
鉄棒の呪いだろうか グルグルと同じ所をまわってるのは
 
 
 
071:鉄(黄菜子) (月待ち人の窓辺)
川に向く鉄門固く閉ざされて隠したまいし小舟の人を
 
 
 
071:鉄(やすまる) (やすまる)
吹きすぎるにおいは少女つまさきに鉄錆色のしみをのこして
 
 
 
071:鉄(紫歌) (歌つくろう)
あこがれの人より伝言届きをり「鉄棒のところで待ってるよ」
 
 
 
071:鉄(こはく) (プラシーボ)
ふぞろいなしわを刻んだ横顔が見つかった地下鉄のほとりで
 
 
 
071:鉄(あみー) (正直なたましい)
放浪の旅に出かける。一千万円を携え……桃鉄ですか?
 
 
 
071:鉄(animoy2) (I (愛)短歌)
人々が鉄の女と呼ぶことにもう頬づえをついてはいけない
 
 
 
071:鉄(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
鉄棒の前回りって不思議なのぐるぐるまわる地球がまわる
 
 
 
071:鉄(逢森凪) (みそじのみそひともじ(再))
鉄棒の前回りが出来ないと少女が悔し涙にくれる
 
 
 
071:鉄(水野彗星) (彗星不動産)
全財産賭けたる俺の鉄板よ、行け! そこだ! ああ、おれの鉄板が……
 
 
 
071:鉄(兎六) (一人暮らしの日記)
雪もよい走る速さをゆるめれば耳鼻喉に沁みる鉄の香
 
 
 
071:鉄 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
引かれずに弾かれる鉄の声響きサキタハヂメはあくまで真顔
 
 
 
071:鉄(佐藤羽美) (hinautamemo)
陽光が魔女の形でこびりつき軋み始める冬の鉄橋
 
 
 
071:鉄(上田のカリメロ) (ほわほわの森)
鉄のよな冷たく固い心でも溶かしてみたい熱き吐息で
 
 
 
71.鉄(文月 万里) (Kagerou つれづれ)
鉄に処女を奪われた女・フリーダのいつも熱あるような眼差し
 
 
 
071:鉄 (一夜) (短歌るBlog )
「昔から欲しかったんだ」言い置きて 夫走らす鉄道模型
 
 
 
071:鉄(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
朝まだき少し覚めゐてまた眠るわれに足りぬは鉄分のみか
 
 
 
071:鉄(岡元らいら) (3+1-題詠blog2007-)
今日もまた越えられなかったあの有刺鉄線いつもの朝が始まる
 
 
 
071:鉄(オガワ瑠璃) (ことばの調理 ~ レシピ100 ~)
お手入れはさびつかないよにこまめにねアブラをぬって鉄のフライパン
 
 
 
071:鉄(翔子) (花こみち)
    母の日の鉄線静かに朽ちてゆく秋の冷気が身に沁みて
 
 
 
071:鉄(K.Aiko) (「夢幻館」-別館-)
鉄分が不足していく生理日に(たぶん)子どもも流れる 血潮
 
 
 
071:鉄(今泉洋子) (sironeko)
突つ走る都市高速の空間は鉄腕アトムの宇宙(そら)と交はる
 
 
 
071:鉄(笹井宏之) (【温帯空虚】)
感傷と私をむすぶ鉄道に冬のあなたが身を横たえる
 
 
 
071:鉄(瑞紀) (歌信風(かしんふう))
立ち止まる 紅玉林檎ぶら下げて火の花が咲く鉄工所前
 
 
 
071:鉄(やや) (言の葉たち)
ストーブの上の鉄瓶しゅんと鳴きもののけ山も正月を待つ
 
 
 
071:鉄(長谷川智) (烏のつぶやきα)
鉄棒もできなかった小学時代無関心が今の行き方
 
 
 
 071:鉄 (minto) (あすとろさいと)
稜線は初冠雪に被はれて景色変わりし鉄道の旅
 
 
 
071:鉄(*ビッケ*) (とっても短い今日の歌)
拒まれてなおも知りたいその先が少年を呼ぶ有刺鉄線
 
 
 
071:鉄(みち。) (幸福アレルギー。)
どこまでも続いていそうで怖くなる鉄のにおいのする帰り道
 
 
 
071:鉄(青山ジュンコ) (take it easy)
もしかしてこれはひとつのチャンスなの鉄は熱いうちに打てという
 
 
 
071:鉄(青山ジュンコ) (take it easy)
もしかしてこれはひとつのチャンスなの鉄は熱いうちに打てという
 
 
 
071:鉄(青山ジュンコ) (take it easy)
もしかしてこれはひとつのチャンスなの鉄は熱いうちに打てという
 
 
 
071:鉄 (     Popん?TANKA)
ベルリンの壁崩壊しのちの朝(鉄のカーテン)みどりご空に
 
 
 
071:鉄(夜さり) (夕さり夜さり)
備中壇紙・鉄穴流(かんななが)しを育みて<水辺の楽校(みづべのがくかう)> の語彙を生む民
 
 
 
071:鉄(水野月人) (新月の夜に)
鉄分が足りませんねとロボットが言うんだ私ニンゲンよまだ
 
 
 
071:鉄(霰) (徒花日記)
鉄橋を渡る電車の音だけがすべてをこわすみたいに響く
 
 
 
071:鉄(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
投げつけられたものを見ていた鉄分の不足している体さらして
 
 
 
071:鉄(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
いつだって女でしかない私には鉄の匂いがしみついている
 
 
 
071:鉄(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
鉄分のサプリメントをばらまいてアナタに全てぶつけてみたい
 
 
 
071:鉄(夏瀬佐知子) (夏瀬佐知子の小説のつもり日記)
蹄鉄に似た磁石もち鉄屑を集める男 地下足袋だった
 
 
 
071:鉄(nnote) (題詠blog2007,nnote)
ふれぬようふれられぬよう遠く来て有刺鉄線越しの夕焼け
 
 
 
071:鉄(萩 はるか) (Betty's second Bar)
痴話げんか鉄砲百合で「構え」「撃て」そして「束ねて」花瓶にキスを
 
 
 
071:鉄(寒竹茄子夫) (鮎と銀杏)
鉄橋を渡れる貨車の轟然と枯野に消えり くろがねの香
 
 
 
071:鉄(野樹かずみ) (告げ忘れたこと)
近藤芳美の一首とともに記憶する鉄切断の火花見しこと
 
 
 
071:鉄(遠山那由) (百億粒の灰の鳴る空)
遊具らは錆びつつ黙す 工員の声が聞こえぬ製鉄所跡
 
 
 
071:鉄(たか志) (象と空)
砂浜にで鉄をすくう故郷の海のぬくもり知らないままに
 
 
 
071:鉄(遠野アリス) (gymnopedie)
武者小路実篤だって言っていた 我は鉄なり強くなるべし
 
 
 
071:鉄(新津康) (NOTHING WORKS)
鉄棒で落ちる。砂を噛んでは知る幼い日。鉄錆と血の味。...
 
 
 
071:鉄(稲荷辺長太) (マシンガンスキップ アドリブマニュアル)
鉄棒に噛み付いたときの感触に似ていたけれど泣いたのは君
 
 
 
071:鉄(空色ぴりか) (題詠100首2007/空色ぴりか)
地下鉄を降りたホームで立ちつくす私やっぱり行かないでおく
 
 
 
071:鉄(内田かおり) (題詠2006深い海から)
あの時の〈鉄腕アトム〉も〈鉄人28号〉も鉄なる強さその懐かしさ
 
 
 
071:鉄(みずすまし) (水紋)
遠き日の映画の中におぼろげに鉄のカーテン言葉が浮かぶ
 
 
 
071:鉄(みにごん) (MINI'S LIFE blog)
鉄の味の液体を垂れ流して 生きるとはこんなにたやすくて
 
 
 
071:鉄(星桔梗) (風船がわれるまで 2)
鉄ほどの強い意志さえ持てぬから風に身任せる柳となろう
 
 
 
071:鉄(浅葱) (空耳の森*番外地)
鉄橋を渡る列車を待ちわびて少年の目に父は戻れり
 
 
 
071:鉄 (JEUX INTERDITS)
鉄棒の錆びた匂いが残るほど逆上がりした一年生
 
 
 
071:鉄(きじとら猫) (きじとら小部屋)
鉄琴の澄んだ音色がじわじわと私の犯した過ち責める
 
 
 
071:鉄 (砺波湊) (トナミミナト2007)
厳めしき鉄線という名の花は夜明けの空の色を擁いて (擁:いだ)
 
 
 
071:鉄(小野伊都子) ( cahier bleu)
鉄分が足りない朝のグラノーラ 豆乳だけは切らしています
 
 
 
071:鉄(佐倉すみ) (ありがとベティ)
鉄道は歌う世界は音楽じゃ変わらないでもそれがどうした
 
 
 
071:鉄(moco) (LyricHolic)
この羽根で君の街まで飛んで行くには鉄分が足りないみたい
 
 
 
071:鉄(はな) (はなことば)
夕飯の野菜ごろごろお味噌汁おなかにしみる鉄人の料理
 
 
 
071:鉄(平岡ゆめ) (le petit cahier)
鉄瓶に祖母は薬湯煎じおり生まれたからには死なねばならず
 
 
 
071:鉄(桶田 沙美) (31Words Runner #011)
未来派の詩人が集う鉄工所カンカンカカカノイズで詠う
 
 
 
071:鉄(野田 薫) (COLORFUL∞PILE)
鉄分の足りない人が笑い出す 歯茎まで白くして冬を待つ