題詠100首blog

こちらは「題詠100首blog」のイベント会場です。「イベントの仕組み」をお読みの上、ご参加ください。(五十嵐きよみ)

017:医

2006-01-02 | 011-020の歌
「017:医」の歌は、こちらにトラックバックしてください。

017 医(美山小助) (小助の和歌)
寝台に 縛られたるか 病院の 息苦しさに 医を恨むなり

017:医(ねこまた@葛城) (ねこちぐら)
遠つより医を生業とせし我が父祖は家訓に伝う「信心第一」

017:医 (風流三昧)
医学生実習のオペ致死量の麻酔打ち込み冷や汗たらり

017:医(船坂圭之介) (kei\'s anex room)
謀られて此処に居るかやさむき午後の医院の窓にひとつ飛ぶ蠅

017:医(はこべ) (梅の咲くころから)
医務室の一輪のばら赤々と 深夜の緊張その中にも

017:医(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
こころ病む患者(ひと)看る医師の時として自ら病むごと見ゆることあり

017:医 行方祐美 (やまとことのは)
医師という影も春には軽くなれバイクのサドルの傾きもまた

017:医(aruka) (外灯都市)
この先に眼医者ばかりの町がある住人たちはみんな眼がない

017:医(みずき) (空)
老医師はオペのカーテンするすると落とす狂気の雪降る街へ

017:医 やっつん (U151の目線)
医者になる十年前の淡い夢現実見れば夢は主婦

017:医(草野つゆ) (草野つゆ@はてな)
主治医には内緒にしてる本当はお酒で薬を飲んでいます

017:医(春畑 茜) (アールグレイ日和)
医薬品きいろきみどりあかましろ遊戯ならねど昼をならべる

017:医(かのこ) (短歌*かのこ流)
医者に会うために長距離移動中。田舎の町の現実なのさ

017:医(丹羽まゆみ) (All my loving ♪)
新品の玩具が雨に濡れゐたり医療過誤にて逝きし子の墓

017:医(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
茅ヶ崎のボードウォークに吹き溜まる海砂を嘗め地医は悲しむ

017:医 新津康 (NOTHING WORKS)
名医でも治せぬ恋にしたい。思いを告げるため、一歩踏み出す。...

017:医 (ジャポン玉)
最強の無医村として東方に人民共和国は建ちたり

017:医(謎彦) (ジャポン玉)
最強の無医村として東方に人民共和国は建ちたり

017:医(かっぱ) (きゅーりをこのむ)
顔のない医者に寿命を決められてその通り死ぬための薬だ

017:医(小軌みつき) (小軌みつき-つれづれ日和-)
じっとしていました歯科医の着色薬瓶コレクションもわたしも

017:医(ほにゃらか) (♪おみそしるパーティー♪)
主治医たる<母>の見立てを侮らず聞けよ 医療のスペシャリストよ

017:医(小雪) (朱紗)
結果待つ 事故の息子のCTスキャン 祈りつつ聞く医師の説明

017:医(ハナ) (象の求愛ダンス)
この歯科医絶対Sだと確信を抱きつつ抜歯されているM

017:医(天野 寧) (三十一文字の毒薬)
「弁護士か医者と結婚したいなぁ」 …独りになって何年経つかなぁ

017:医(しゃっくり) (春雨じゃ)
ご近所の藪医者いつもしくじるが偽医者なぜか評判良くて

017:医(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
次々に詰めしガーゼを取り出して医者の手付きの手品師に似る

017:医(紫女) (クロッカスの歌)
枕辺に香水つきの法医学白衣汚せる愛人が読み

017:医(畠山拓郎) (想いまっすぐに)
眠れずに暴れる気持ち悔しくて医療の欺瞞に八つ当たりする

017:医(新井蜜) (暗黒星雲)
海亀も更年期にはのぼせると医学辞典に載ってるらしい

017:医(暮夜 宴) (青い蝶)
スペシウム光線で胸えぐられて医学辞典を紐解くゆうべ

017:医(水都 歩) (水都blog)
昏々と眠る術後の枕辺に主治医の置きたる折り鶴ひとつ

017:医(丘村トモエ) (ことばとわたし(丘村トモエ))
医学から説明できぬものだから面白いんだ 人の恋路は

017:医(柴田匡志) (明日はきっといいことがある)
誰よりも医師の言葉が支えなり強く優しく時に厳しく

017:医(鈴雨) (鈴雨日記)
手術後の写真を吾に透かしつつ「完璧だな」と医師つぶやきて

017:医(島田久輔) (裏庭のきりぎりす)
御殿医の見立てによれば人間は死なねばならぬ一度一生に

017:医(まつしま) (心の空)
マニュアルを見ながら町のお医者さん言っていました心配ないと

017:医(Yosh) (★光に向かって★)
人生の行き先示す医師いづこ 「伸ばした命で何をしますか?」

017:医(上田のカリメロ) (ほわほわの森)
白い部屋 薬品の瓶 そのままに 医は仁術と書き記す壁

017: 医 (佐田やよい) (言の波紋)
合鍵を医学辞典にはさみこむ見つけて欲しい気持ちとともに

017: 医 (佐田やよい) (言の波紋)
合鍵を医学辞典にはさみこむ見つけて欲しい気持ちとともに

017:医(ドール) (花物語)
深々と頭を下げて母の亡骸を見送ってくれた医師たち

017:医(改行やたら好きな人) (骸骨レイアウト)
歯を削る 不快な音に 耐えかねて 思わず医者の 指かみしめた

017:医 (青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
医務室に消毒液は満たされてなにもかもから毒は抜けゆく

017:医(水須ゆき子) (ぽっぽぶろぐ。)
中庭の金魚の池がまず暮れて鈴木小児科医院しずまる

017:医(原田 町) (カトレア日記)
血圧には薬より散歩と言いくれし老医師逝きて廃院となる

017:医(スガユウコ) (ココロに花を)
麗しき努力信念愛の人医女チャングムが好きになれない

017:医(ふしょー) (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
生きていることが楽しくなるように恋を味わう 医食同源

017:医(愛観) (ひ と ひ ら こ と ば)
ストレスで染まる医局の壁の色 入るなり先ずライターを取り

017:医 (水沢遊美) (ふんわりんさまの想ひ人)
年老いた桜木 天に召されるをただひたすらに樹医は見つめむ

017:医 (なかた有希) (* にじのかかるばしょ *)
解剖の結果出ましたこの方の…原因までは医者は知るまい

017:医(五十嵐きよみ) (ドン・ジョヴァンニはアリアを歌わない)
十歳の私がはさんだクローバー『家庭の医学』のページの中に

017:医(本原隆) (それについて)
医学部の白い柱に手をついて前がダメだと次がいらない

017:医(野良ゆうき) (野良犬的)
腕のいい外科医のように手際よく嘘を繕う君の指先

017:医(みゆ) (*** ことばあそび ***)
青年医汚れなき手で脈をとる 命の重み肩に背負いて

017:医(翔子) (花こみち)
眠剤を求めて訪ねる医家の門枝垂れる桃に風のやさしく

017:医 (海馬)
彼方より鞄をさげて来し医師の水のごとくに踏む桜ばな

017:医(夜さり) (夕さり夜さり)
御典医の糸脈に似るかそけさで恋のをはりを繋がりませう

017:医(ぱぴこ) (テクテク)
幼少の頃から通う町医者は今も私をちゃん付けで呼ぶ

017:医(遠山那由) (百億粒の灰の鳴る空)
「その昔は船医でした」と隙のない校医の笑顔かすかに歪む

017:医(西宮えり) (aglio-e-olio)
すくいあげるように壊せば月は今居眠る医者の頭上に高く

017:医(飯田篤史) (ひこうき雲)
やさしさに名医はなくてくりかえしよせてはかえす海をみていた

017:医(花夢) (花夢)
「あのひとのすべてを愛したいんです」     なぜだか医者に無理と言われた

017:医(みずすまし) (水紋)
 唐突に医療難民の4文字が消えては浮かぶ在宅看護

017:医(松本響) (春色ぶれす SIDE-D)
美しき青年医師よ 饒舌な指の動きを止めないでくれ

017:医(素人屋) (素人屋雑貨店)
麻酔医を見る。唐突にシャッターを押されたように始まる眠り

017:医(みにごん) (MINI\'S LIFE blog)
歯科医師と初めてデートするときはキシリトールでおなかが緩い

017:医 (てんの短歌部屋)
あらたまの月の真下で酒を飲む欧陽医師の歯の白きこと

017:医(田崎うに) (楽し気に落ちてゆく雪)
医療器に囲まれ眠る父親に巻き付くコードの色を見ている

017:医 (青泉の部屋)
幾度もわがもとに通い学ばんとす声まだ若き医学生

017:医(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
家族以外馴れないウサギを獣医師に見せれば顔をそっと背ける

017:医 (たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
聞き難いことばをパラフレーズして過ごす精神科医のやり方で

017:医(きじとら猫) (きじとら小部屋)
柔らかな春の陽ざしと過ごす午後 医学辞典を枕に眠る

017:医(animoy2) (~うたよみ日記(短歌とともに)~)
訪れた医者の白衣が白いなら神が味方をしたと思はむ

017:医(kitten) (kitten song)
外科医のガーゼは雨の匂い注射針のように降る雨

017:医(よっきゅん) (よっきゅんの100首)
女医という 響きだけでも エロスです 最低覚悟 書いてみました

017:医 (紫峯) (時空の扉)
どのように生きて行くのか春の川医大へ向かう長女の我よ...

017:医 (佐藤紀子) (「題詠100首blog」参加作品)
「早期発見早期治療はこりごり」と術後の母が医師に言ひたり

017:医(史之春風) (はちぶんめblog)
医学部に決まったいとこ前にして代ゼミの僕は無言のビール

017:医(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
「医者どこだ」といつもおろおろする医者の真剣な目で我を見つめる

017:医(月影隼人) (人間万事塞翁が馬)
やわらかな君の乳房をもみながら医者のまねごと「しこりはないな~~」...

017:医(藤原 湾) (湾の歌詠の日々。)
キュイーンと 機械の音が響き来る 歯医者の音は 嫌いな音だ

017:医(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
医者だけを夢見るやつが買うようなきみの眼鏡がひたいにふれる

017:医(おとくにすぎな) (すぎな野原をあるいてゆけば)
老医師とナースにひとつずつあげる今朝はピンクのだまし舟です

017:医(富田林薫) (カツオくんはかもめ第三小学校5年3組&『まぐろ袋ブログ』)
美男子で医者の息子で金持ちで背も高いけど指が嫌いだ

017:医 (気まぐれ通信)
家庭用医学の本がなかったらフグで他界をした父の子だ

017:医(秋野道子) (気まぐれ通信)
家庭用医学の本がなかったらフグで他界をした父の子だ

017:医(やすまる) (やすまる)
「せんせい、どうかあの子をたすけて」と樹木医に縋る深夜渋谷で

017:医(小原英滋) (過去と現実)
かりそめの女医の母性を感じれば春の陽気がまぶしく痛い

017:医(振戸りく) (夢のまた夢)
医療事務ホームヘルパー絵手紙が人気を博す通信講座

017:医(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
もう味のない粒ガムを噛みながら浅田医院の角を曲がって

017:医(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
有能な外科医Bにもやっかいな失恋患部に埋まるペリカン

017:医(空色ぴりか) (題詠100首blog/空色ぴりか)
開業医になりし従兄弟は今もなお吾の前では泣き虫のまま

017:医 (みあ) (言の葉たち)
埃くさいカーテンのなか恋をしたつもりでしてたお医者さんごっこ

017:医(みの虫) (みの虫が居る「書」のぷらぷら道)
味の素が舌にまつはるやうな嘘 かたよりてゆく医師の宣告

017:医(はるな 東) (菜の花の道)
医学部を目指すと塾に通いたる吾子はコミック発売日を待つ

017:医(ことら) (ことらのことのは)
外科医師の冷たき指がわたくしを裂きて小さき魚(うお)を漁(すなど)る

017:医(くろ) (鎌倉日記)
呪医(じゆい)のごとまじなひさする母の手がわれのなかへとはひりてゆけ

017:医(くろ)再投稿 (鎌倉日記)
呪医(じゆい)のごとまじなひさする母の手がわれのなかへとはひりてゆけり

017:医(斉藤そよ) (つれづれつづり)
医務室の蒸発皿にのこされた雪の匂いのスピリチユアル

017:医(堀 はんな) (たん たん 短歌)
医者嫌う祖父の病は手遅れの数日間の入院暮らし...

017:医(山本雅代) (BONY ELBOS)
夕暮れに騙されているふくらみは撫でられていた医者の手により
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017 医(方舟) (方舟)
聴診器ポケットに入れ鄙の医師爺や婆の愚痴聞きおりぬ

017:医(田丸まひる) (ほおずり練習帳。)
泣き出せばにじむアネモネ 先生と呼ばれたくない女子医学生

017:医 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
一行ですむ「医療費のお知らせ」の余白にうかぶ愁訴諸々

017:医(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園 ー題詠百首のためにー)
  深海の魚は動かず 真夜中の医局の隅に浮くあばら骨  

017:医(みち。) (虹色アドレナリン。)
かさぶたが見つからなくて泣きながら医学辞典のにおいで眠る

017:医(村上はじめ) (spidyな日々)
医学部か文学部かで迷いつつ 結局入った経営学部

017:医(ゆあるひ) (ゆあるひの鍛高短歌4)
ハーフマラソン五位入賞の楯を見て掛かりつけ医の信頼の増し

017:医(濱屋桔梗) (桔梗の独白)
古寺の医王の像に対峙する老女の姿もまた有り難し

017:医(ざぼん) (グレイト・エスケイプ!)
医師の声途切れ途切れにこぼれ来て待合室が「逢える」で満ちる

017:医(栗凛) (ス芸紙一重?)
初恋は笑顔ステキな研修医 痛いふりして優しさ独占

17.医 文月万里 (Kagerou つれづれ)
指太き産婦人科医の検診を物体として晒すちちふさ

017:医(まゆねこ) (家事、ときどき短歌)
あの日から行かなくなった内科医の前とおるたび元気に歩く

017:医(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
なれるなら医王如来の脇に立つ妖艶な腰くびれた菩薩

017:医(魚虎) (脳内に散らばり在りし言の端をDJ的感覚で編む棄てるダム)
「もうこれは切り離すしかないですね」競馬が趣味の医者は静かに

017:医(yasubow) (忘れえぬ人々)
我ととも真夜に獣医は外道看る 草の褥の息かかる度

017:医(川内青泉) 再投稿 (青泉の部屋)
幾度もわがもとに通い学ばんとす声まだ若き医学生

017:医(飛鳥川いるか) (しぐなすの短歌感電ノート)
樹木医の熱きてのひら千年ののち朴の花となりて匂はむ

017:医mamaGON(赤い椅子) (赤い椅子)
生命を繋ぐ管をはずした医師のこと悪くもないが好いとも言えず

017:医(凛) (臥薪嘗胆)
恋愛を診るその医者は占い師 恋によく効く薬ください

017:医(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
婦人科医の冷たき手にて剥離するうすきものあり何と呼ばむか

017:医(舞姫) (Thirty One 題詠100首置き場)
「生きたい」を医者より医王に真剣につたえる静かな朝の薬師寺

017:医 (にしまき) (びおん書局 ※にしまき※)
医科歯科を左に曲がる君を見て花びら形の痕がしびれる

017:医(そばえ) (日照雨)
終末医療(ターミナルケア)をし終えた看護士の青いメッシュがさやさや光る

017:医(つきしろ) (halcyon days)
胸元がじりりじりりと焦げてます、どうか治して下さい医者(ドクター)

017:医(芹澤京乃) (りなときょうのの迷走記録。)
苦しくて胸が痛くて泣きたいの 助けて、わたしだけのお医者様

017:医(中村うさこ) (みすずかる信濃の庵(いお)の歌綴り)
休日を街に会ひたるわが主治医子と手をつなぎ顔のほころぶ

017:医 (Romantic irony)
それだけを覚えていようと見つめてた やたらと白い医務室の壁

017:医(癒々)(再投稿) (Romantic irony)
それだけを覚えていようと見つめてた やたらと白い医務室の壁

017:医(瑞紀) (歌信風(かしんふう))
迷ひたる俺のこころを言ひ当てし呪医の眼(まなこ)は森の静けさ

017:医(逢森凪) (みそじのみそひともじ)
「本当は獣医になりたかった」という夫の言い訳寝ながら聞いた

017:医(寺田 ゆたか) (素浪人Joeのスローライフ)
・そのかみの口べたの友 海碧き岬の町で医を業とせり

017:医(笹井宏之) (【些細】)
うすあおいマスクのしたでわらったりおこったりする歯科医のむすこ

017:医(今泉洋子) (sironeko)
わが傍にゐる時よりも生き生きと医王山頂上に立つ君

017:医(小早川忠義) (ただよし)
「症状はよくなってるけどまた来てね」医師は我が姿に何を見る

017:医。  (P) (猫の毛玉 別荘 -しろうとたんか-)
磨くべし 終着点などありはせぬ 医学より寧ろ己の美学

017:医(矢野結里子) (Leaf-Life-Feeling)
お医者さま なんとかしてよ この孤独 あのわがままも お金積むから 

017:医 (     Popん?TANKA)
はにかんだ心の扉ノックするキミの笑顔と医務室の音

017:医(yurury**) (Scene-Flow into space*写真短歌・五行詩)
汎日常投棄慫慂(しようよう)する医師に約まり帰る心療内科

017:医(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
昨年より新たに四枚貯まりたり 医院の診察券増える悲しさ...

017:医(我妻俊樹) (喜劇 眼の前旅館)
手袋のように次々行き止まる路地だ ピアノで脈を取る女医

017:医(David Lam) (でたらめなうたどもよ!)
上医とぞ云わるる人の病院でエレベーターを急かすこの今  

017医(クロエ) (90%の幸福)
混濁の意識が星を生んでいる二階医務室の片隅で

017:医(市川周) (ミルミルを飲みながら)
春医者がくれたあまぁいシロップを抱き高原列車にひとり

017:医(ひろこ) (ひろたんの創作日記)
医療者に謙虚な心必要だ 床屋医者なるパレを思えば

17:医(ふふふふふふふ) (題詠マラソン2006)
医者というせつなき職業もつ君の眼鏡の奥の狡猾さが好き

017:医(寒竹茄子夫) (鶴太屋別館「マニエリスム」)
本日休診 医者の大叔父雀卓をかこむ背中に襤褸(らんる)の樹影

017:医(Ja) (chapaとchaiとJaの生活)
中医師の父親が言う我が子にはまずは日本の医師の免許を

017:医(あおゆき) (メソトリウム)
病理医の仕事をしっていますかと道行くひとに問いたい日もある http://jsp.umin.ac.jp/public.html

017:医 (パパは乳牛屋)
なんとなくいつもドタキャンしてしまう 土曜の朝の歯医者の予約

017:医(村上きわみ) (北緯43度)
峠ふたつ越えし町より群青の影つれてくる馬医とその妻

017:医(濱田花香) (紅葵爽♪)
心臓に機械入れたる老婦女に薬止めたる でも医者あり

017:医 (ユメハ) (夢見堂)
怖いもの 地震雷火事お化けにおかん歯医者の先生

017:医(夢眠) (夢眠・日々綴り)
峡東に住んで十年溶け込んで初診の歯科医もどこかで見た顔

017:医(村本希理子) (きりころじっく)
西医がと呟く人とすれ違ふ 北棟廊下のリノウムの床

017:医(ちゅう) (ちゅう …ノラのつぶやき…)
「口あけて」馴染みの歯医者の検診日 恥ずかしくなる五十路の乳歯

017:医(黄菜子) (月待ち人の窓辺)
新学期静けさ戻る歯科医院のBGMに聴くはゴンチチ

017:医(桑原憂太郎) (桑原憂太郎.com)
医師からは褒めるやうにと指導されADHDの子を受け持てり

017:医(星桔梗) (風船がわれるまで)
医学書を読んでうすうす気付いてる かあさん明日ドライブしようか

017:医(内田誠) (その言葉の行方)
医務室のベットで君はまごころを抱えるように眠り続ける

017:医(小籠良夜) (DARKSIDE OF THE MOON)
蒼き血をわが唇にさもなくば検死官らの慰みものぞ

017:医(びっきい) (チョキで殴るぞ!)
大丈夫 ノロウイルスにやられても除菌ができる女医がいますよ

017:医(折口弘) (はっちんずBLOG)
医者の前己の身体(からだ)投げ出して作り笑いで物体(もの)になる我

017:医(理宇) (±籠)
医学という届かない世界からの空気と水とヒカリが食べたい

017:医(小籠良夜)再投稿 (DARKSIDE OF THE MOON)
蒼き血をわが唇にさもなくば検察医らの慰みものぞ

017:医(黒田康之) (今日の、おUTA)
人混みですれ違ひたる男から医師であるかの臭ひする夜

017:医(新藤伊織) (月が堕ちるころ)
医学書の最後のページに挟まった花の名前を探しています

017: 医 (ケビン・スタイン) (In Other Words・別の言葉で)
お医者さんごっこの照れと聴診器 いっしょに埋めた真夏の砂場

017:医(日和小春) (こは短歌)
医療費が高くて払えないと言うかぼちゃも今日は値上げだと言う

017:医(あんぐ) (あんぐの短歌)
医者の出す抗鬱薬は効かないが愛の言葉が私を癒す

017:医(本田瑞穂) (空にひろがる枝の下から)
法医学教室の午後うっすらとほこりかぶっている共有の

http://blog.goo.ne.jp/tbinterface.php/6f47a0d637fd78ec3e227ee76aa347fc/15 (題詠100首に参加中)
医学部を出るだけ試験に受かるだけ引きこもりたる弟の背(せな)...

017:医(澁谷 那美子) (題詠100首に参加中)
医学部を出るだけ試験に受かるだけ引きこもりたる弟の背(せな)...

017:医(やな) (やなさんの基地)
逃げるなら逃げて下さい医師にこそとりわけ生きる義務があります

017:医(智理北杜) (智理北杜)
狭庭にある大蒜の芽よお前らを食うぞ 我が家の医食同源...

017:医(和良珠子) (the strange of stranger)
水は澄む 外科医の赤いくちびるがひとの運命を軽く告げても

017:医(わかば) (わかばのうた)
お医者さまが好きな子でした報われぬと思っていたって好きなのでした

017:医(ヒジリ) (*tRIGger.)
「医」がつくとポイント加算したくなり そんな女になったか自分

017:医(goldfish) (月と金魚鉢)
ごめんほんとに またあとできっと会いに来る小島医院の角を曲がって

017:医 (Betty's second Bar)
綿毛舞うポプラは青空を破り北大医学部前にも初夏が

017:医 (砺波湊) (となみ☆みなと)
「お医者様はおられませんか?」エレベータの非常ボタン横通話口から

017:医(るくれ) (とっても単純なこと)
医務室の枕の中にも響く声逃げ道がないやさしさを噛む

017:医(なまねこ) (路地裏稼業)
保健医のストッキングの伝線をながめていたらどうでもよくなった

017:医(もけこ) (!セバスチャンの暴挙!)
医療とか薬ではなく求めるのは世間話 午前の内科

017:医(しょうがきえりこ) (GakiDay's TANKA)
ひとりでも生きていけると強がりたい 医者の白衣はいつだって白

017:医 (酒童子) (酒童子「歌」ワールド)
裏口で医師の黙礼に送られて静かに走りだす車あり

017:医(幸くみこ) (そこそこがんばる)
医学部の受験を終えて飛行機の窓から茜 夢は捨てるね

017:医(もりたともこ) (短歌、すきです。)
助からぬものを助ける世に生きる弱い吾をも救う医術は

017:医(繭) (hallo hallo!!)
医者になる決意を胸にただひとり故郷を旅立つ君に幸あれ

017:医(鳴井有葉) (そのための日記)
お医者さんごっこじゃなくて患者さんごっこをしよう患者同士の

017:医(路喜) (水陸両用)
医療ミス医療ミス医療ミス三度唱えて母安心す

017:医(渡邉建太) (nostalgie)
能力(チカラ)って結局使い道次第宙を舞う医者M氏の幸福

017:医(あめあがり) (あおいかいだん)
昔見し医道の夢は覚めたれど道の続きを行く君を見む

017: 医 (ひらそる) (*ひねもすもずく*)
採れたてのびわとちょっとのマスカット「おやつにどうぞ」農家出の医者

017:医 (お気楽堂) (楽歌三昧)
動物が好きなだけでは駄目と言う獣医かつては地位ありし人

017:医(眞木) (ひとりももうた)
仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌のうち医者にいちばん大事なのは何?

017:医(日下智世) (万美愛任叶結実)
治療時に腹の上にて祈るごと手を組む人多し歯科医院。

017:医(落合朱美) (言の葉帖)
約束よプレイステーションポータブルあした歯医者で泣かなかったら

017:医(本田あや) (明晃晃)
まっすぐな言葉を愛とする人よ ポーチの中の医薬部外品

017:医(白辺いづみ) (Iduming☆World)
医者を撃て大空を撃てスクリーンなき現実に蒼き楔を

017:医(萌香) (空の青さをみつめていても)
  有能な外科医のように抉り取る昨日の夢も明日の記憶も

017:医(碓井和綴) (雨歩日記)
いいひとはどうでもいいひと相談に嘘の診断できぬ偽医者

017:医(岩井聡) (North Marine Drive)
アニメ声の歯科医が告げる器具の名で世界が死ぬというなら、それも

017:医(長岡秋生) (廊下に座る)
医師がメス落としたような音がして目を覚ましたり終電車の中

017:医(瀧口康嗣) (可燃性連鎖)
落日は キープ ブレイク 永久歯ばかり歯科医を必要とする

017:医(Harry) (四月なかなか)
サプリとか特保とかにはたよらずに日日の暮らしで医食同源

017:医(新明さだみ) (ぬ ま み み)
花型の釦を指に医者役のカトウサトコはあきらめている

017医(帯一 鐘信) (361℃)
 鉄人と呼ばれる医者が甦るさぁ存分にオペするがいい

017:医 (如月綾) (お気に召すまま)
オシャレ系メガネ男子な保険医がいい フェチくさい好みですけど

017:医 (蝉の声)
ふるさとの町からも出た結婚詐欺師パイロットを名乗り医師とも名乗り

017:医(内田かおり) (題詠2006深い海から)
お医者さんごっこの4人診断は患者になる子の気分次第で

017:医(小太郎) (ねこのにくきゅう)
四肢に管伸ばして春を待つ人に毎朝医師は「またね」と告げる

017:医(わたつみいさな。) (乱切りくじら)
延命を望まぬ祖母を正しいとうなづく医者がヒトに見えた日

017:医(橋都まこと) (笑って東京サヴァイヴァル)
「ワトスン君、自分の怪我の場所くらい医者なら把握しておきたまえ」

017:医(佐藤羽美) (one hundred gumdrops , elephants and sandals)
祭壇に取り残されし医学書に挟む栞としてのてのひら

017:医(新谷休呆) (新谷休呆の短歌の部屋)
いらいらが棘たてている日曜日精神科医は休診日だと

017:医(長沼直子) (うたかたの日々*短歌 題詠100首blog*)
「腹痛」や「あなた」のことや「嫌い」とかぺらぺらめくる家庭の医学

017:医(門哉彗遥) (Nambo no Monya?)
懐かしい人らに出会う夏の末医の森の中はらはらと蝉

17:医(夢麿) (夢幻泡影)
手のひらに二つぶ医薬部外品飲んだらきっとしあわせになる

017:医(のんちゃん) (のんちゃんの衣裳部屋裏)
気がつけば我よりみんな若き医者道理でパステル・カラーの診断

017:医 (心を種として)
歯医者さんの待合室のBGMドリルの音に削られてゆく

017:(浅井あばり) (ギンガムクロス)
医学生の真摯な声を聞かされていよよ枝毛を渇かす西日

017:医(たかし) (短いが身近というお話)
医師はいま秋の帽子をテーブルに鼻の横には小さな黒子

017:医 (遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
医学では証明されたくないんです 好きでドキドキしているんです

017:医(オオタセイイチ) (angle。)
缶コーヒーが今日だけ甘いことを外科医と会わない理由にする

017:医(究峰) (思い浮かぶがままに)
誇らかに医師となりしを遠きより知らせる君の文字は変わらず...

017:医 あいっち (詠題100首blog-あいっちのうたあそび。)
甘いもの好きですかねと診察のさなか歯科医に問われておりぬ

017:医(柴田菜摘子) (パイロットランプ)
FBI捜査官兼医者である君の冷たい笑みに墜ちてく

017:医(pig_pearl) (ブタに真珠)
衣食住 満ち足りてこそ と言うけれど 我にとっては 医食住なり

017:医(toshie) (題詠100首blog)
この秋の検診の案内来たけれど年々行くのが怖くなってる

017:医(フワコ) (きくとわたし)
歯科医院の予約漸く取り一面クリア 念入りに歯磨きをする

017:医(けこ) (あきのうた声)
懺悔せり 遠く在ることも 医学など学ばざりきも 母 倒れし日

017:医(林本ひろみ) (いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ)
無医村に自ら赴き四十年往診鞄を提げる父の手

017:医(透明) (limerence)
受話器越し堪えた咳が沈静す行き交う波は医薬部外品

017:医(田咲碕) (いたずらっこ)
知識技滲ます我の掛医は老いても耳と手を失わず

017:医(shall3) (山歩き録)
忘れずに 備えあればと ささやかに 救急箱に 医薬品類

017:医(椎名時慈) (ワレ短(壊れ短歌))
この坂を白衣なびかせ登りたい医大の門は遙か頭上に

017:医(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
医がかつていまだ神聖たりし頃そに籠りたる岡井隆は

017:医(まほし) (うた・たね)
夕暮れに金木犀が染みわたる歯医者の帰りに缶から蹴って

017:医(美鈴) (大和撫子)
町医者の 心優しき 言葉掛け 助けられては 強くなりえる

017:医(星川郁乃) (Air Station)
秋晴れの待合室は空いていて心療内科医今日は饒舌

017:医(ゆづ) (透明ランドセル)
生意気な言葉が奥歯にひっかかる歯医者でそっとぬいてもらおう

017:医(池田潤) (神様、ぼくは。)
秋の夜月の香りのする医者を一匹飼いたい夢の代わりに

017:医(minto) (@100@)
病人に接するやうに樹の医者はさくらさくさと語りかけたり

017:医(浅葱) (空耳の森*番外地)
「医者になる」言ひし君の澄んだ目に映る未来が羨ましくなり

017:医 (香山凛志) (東京パピヨン)
人を切ることにも慣れたと話すひと医学部棟に月が浮かぶよ

017:医 (象と空)
医師達が話し始めるひそひそと不安が募るすすき野が見える

017:医(野田 薫) (さしあたり大丈夫)
医務室でうなされてもう何時間 世界に赤信号が灯って

017:医(平岡ゆめ) (le petit cahier)
まだ医師の卵なる君つるつると滑りやすげに廊下を歩む

017:医(御厨しょうこ) (哀よりも愛 愛よりモアイ)
「医者だったら結婚したい」そんなこと言っちゃう君は結婚しない

017:医(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
分類上医薬品にもなれぬまま神の名をもつ薬用ミューズ

017:医 (現川尋香) ミミーシャの部屋 (ミミーシャの部屋)
「医」の文字を「くすし」と読む漢字検定準一級合格までは一生がかり

017:医 杉山理紀 (2006R57577)
前もって検査日のみを告げるとき糊付けされた真夏の外科医

017:医 (nine) (songs)
ぎこちないささやき声が降り積もる渡廊下に主治医は一人

017:医(千) (Mille et une nuits―題詠100首blog)
向き合えば向き合うほどに苦しかれ真面目な医者は不健康かな

017:医(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
ちちのみの父がときをり会社より貰ひし函入り『家庭の医学』 (家庭の医学 主婦の友社)

017:医(春村蓬) (風見鶏)
脈をとる医師の指先感じつつまぶたの裏の夕焼けを見る

017:医 (陽だまりのふちっこで)
外科医だという人の指ほの白く思いのほかにゆっくり動く...

017:医(神川紫之) (圏外圏)
三日月の先から闇がこぼれたら君の主治医と話すやくそく

017:医(久野はすみ) (月の融点)
うつくしき歯と歯茎よりうつくしき言葉いずると口腔医師は

017:医(中野玉子) (薔薇がなくちゃ生きていけない)
その人はシーラカンスの専門医「開業する」と出て行ったきり