題詠100首blog

こちらは「題詠100首blog」のイベント会場です。「イベントの仕組み」をお読みの上、ご参加ください。(五十嵐きよみ)

019:雨

2006-01-02 | 011-020の歌
「019:雨」の歌は、こちらにトラックバックしてください。

019 雨(美山小助) (小助の和歌)
雨上がり 水溜りにて ゴム長の 娘の黄色い 声を楽しむ

019:雨(ねこまた@葛城) (ねこちぐら)
しとどなる驟雨に御祓ぬ神域の杜の深きに我れを委ねて

019:雨 (風流三昧)
小雨降る ビニール傘に 透かされて 薄紫の 紫陽花霞む 

019:雨(船坂圭之介) (kei\'s anex room)
春を待つこころに成れず夕やみのなか静もれる雨の素気無さ

019:雨(はこべ) (梅の咲くころから)
待ちわびてつもる話に夜が更けて 誰のためかや遣らずの雨は

019:雨(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
<猫犬と雨が降る(It rains cats and dogs)>とて英語では大雨いふと習ひしことも

019:雨 行方祐美 (やまとことのは)
日照雨(そばえ)とはひかりの走り春先のひとり遊びに飽きたその頃

019:雨(aruka) (外灯都市)
たぶんきみがぼくのやさしさだったんだ降りやまぬ雨バス停で待つ

019:雨(みずき) (空)
氷雨する玻璃にひかりを探しゐる修羅の火種を消し得ぬ指で

019:雨 やっつん (U151の目線)
雨が降り散歩中止にうなだれて小屋でひっそり寝るうちの犬

019:雨(草野つゆ) (草野つゆ@はてな)
ハンドルを握る私が切り裂くは ふわふわ小糠雨のカーテン

019:雨(かのこ) (短歌*かのこ流)
絶対に雨降らないと言ったのに 泣く泣く傘をささずに帰宅

019:雨(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
水底にすわり波紋を見つめてた水銀様の雨が痛くて

019:雨 (ジャポン玉)
晴耕と雨読のすきまskypeであそぶばかりの曇り日もある

019:雨(謎彦) (ジャポン玉)
晴耕と雨読のすきまskypeであそぶばかりの曇り日もある

019:雨(丹羽まゆみ) (All my loving ♪)
ぬかるみを踏む足裏に春のこゑ 雨はやさしく大地やしなふ

019:雨(春畑 茜) (アールグレイ日和)
雨の音にけふをしみじみわが思ふわれは春の子春が好きなり

019:雨(かっぱ) (きゅーりをこのむ)
あまりにも晴れた青空だったので小さな雨に気付けなかった

019:雨(ほにゃらか) (♪おみそしるパーティー♪)
雨樋をしとしと伝ふ音のなか母より聞きし「雨だれ坊ちゃん」

019:雨 (小軌みつき) (小軌みつき-つれづれ日和-)
首すじをらせんのように降りる雨うつろな発芽を待っているのよ                           

019:雨(天野 寧) (三十一文字の毒薬)
雨落ちた 傘はひとつだ 横に君 相合い傘のチャンス到来

019:雨(しゃっくり) (春雨じゃ)
雨よ降れ心の憂さを流すほど洪水となれ二時間後には

019:雨(ハナ) (象の求愛ダンス)
ワイパーは私を裏切らない今夜止まない雨を蹴散らしに行く

019:雨(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
梅雨寒の風に吹かれて揺れている落選候補のポスター空し

019:雨(紫女) (クロッカスの歌)
君なくし両眼が灰に染まってもまだ雨が好き秋の路地裏

019:雨(新井蜜) (暗黒星雲)
雨の日は唐傘さして海亀の背中で白浪五人男

019:雨(小雪) (朱紗)
雨上がり慣れ親しんだ坂道の美しいこと紫陽花の花

019:雨(暮夜 宴) (青い蝶)
6月の蛇は雨降る真夜中に解き放たれて欲望と化す

019:雨(畠山拓郎) (想いまっすぐに)
雨が降るもしもの日には確信犯 傘を忘れて君を待ちおり

019:雨(丘村トモエ) (ことばとわたし(丘村トモエ))
目を閉じてアスファルトから立ち上る雨の香りを嗅いだ夕方

019:雨(水都 歩) (水都blog)
泣き疲れ眠る娘包む静寂はそぼろ雨降る音の重なる

019:雨(柴田匡志) (明日はきっといいことがある)
雨の中学園祭の準備する揃いのジャージー声を掛け合う

019:雨(鈴雨) (鈴雨日記)
吾につけし鈴雨(すずめ)とう名の文字の意味つづりし詩など君わすれ果つ

019:雨(島田久輔) (裏庭のきりぎりす)
冒頭の雨降りしきる藁の屋根 懐かしくみる「雨あがる」見る

019:雨(まつしま) (心の空)
泣き虫の少女は或る日、雨に涙をそっと隠して大人になった

019: 雨 (佐田やよい) (言の波紋)
降り落ちる雨の匂いを吸いこんで春との距離を確かめている

019:雨(上田のカリメロ) (ほわほわの森)
アスファルト雨で冷やされ心地よく 裸足で歩く都会夏の夜

019:雨(ドール) (花物語)
「雨宮」という表札の残された主のいない梅の咲く家

019:雨(ふしょー) (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
ポツポツと雨だれ打ちのあなたからメールが着いた午前二時半

019:雨 新津康 (NOTHING WORKS)
あの人に矢の雨の降る様(さま)を見たい。できれば私の眼の前で。...

019:雨(Yosh) (★光に向かって★)
「自死せずにホントによかった!」叫びたり 涙の雨が真珠に変われり

019:雨(改行やたら好きな人) (骸骨レイアウト)
 絶え間ない  拍子からだに  染みこんで  しじまと化した  雨のしとしと

019:雨(水須ゆき子) (ぽっぽぶろぐ。)
死にたての匂いがすると猫の目が膨らむ そうね、雨になるわね

019:雨 (青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
急坂を波立ちながら下る雨 時計さえ見るruby暇rp(/rprtいとま/rtrp

019:雨(スガユウコ) (ココロに花を)
君思うこと虚しさに変り行く3月の雨降りはじめたる

019:雨(本原隆) (それについて)
内側に貼りつく心 外側を洗い流した雨を見ている

019:雨 (なかた有希) (* にじのかかるばしょ *)
ゆるされぬことをしましたフリージア黄色い花を小雨にあずけて

019:雨(野良ゆうき) (野良犬的)
水たまり跨いであるく雨上がり もう少しだけあるいてみるか

019:雨(五十嵐きよみ) (ドン・ジョヴァンニはアリアを歌わない)
ほしいものは特にないから雨音をわたしのために数えてくれる?

019:雨(原田 町) (カトレア日記)
わが家の天井裏にも住んでます雨音好きなフルヤノモリが

019:雨 (水沢遊美) (ふんわりんさまの想ひ人)
濃紺のペンで書かれた文字にじみ「こちらは雨です」 やさしい嘘ね

019:雨(愛観) (ひ と ひ ら こ と ば)
割り切れぬ心をよそにワイパーが左右に分ける銀の雨だれ

019:雨(翔子) (花こみち)
「雨」という文字を無数に書き散らしいつしか心晴れ間さしこむ

019:雨(みゆ) (*** ことばあそび ***)
「雨降って地固まる」ってほんとかな おんなじことの繰り返しかも

019:雨(遠山那由) (百億粒の灰の鳴る空)
杖とカバン両手に持って傘は持たず昂然と歩く雷雨たそがれ

019:雨(西宮えり) (aglio-e-olio)
つまさきに雨粒ははね おれんじやぴんくやあかやむらさきやきや

019:雨(飯田篤史) (ひこうき雲)
そうきみはきっとやさしいはるの日の海のかなたにふりだした雨

019:雨(みなとけいじ) (海馬)
世界じゅうで無実のひとが殺されて雨つぶぜんぶにうつるぼくの顔

019:雨(みずすまし) (水紋)
 氷雨降りやがて雪へと変わるころ白き世界に音も消えゆく

019:雨(花夢) (花夢)
今日、ひとつ嘘をつきます 川沿いのコーヒーショップはうっすらと雨

019:雨(川内青泉) (青泉の部屋)
病室の窓より見える春の雨けぶる景色をしばし見つめる

019:雨(松本響) (春色ぶれす SIDE-D)
さっきまで雨とよばれていたものが水の分子にもどされる頬

019:雨 (てんの短歌部屋~100首blog編)
あらたまの光隠せり雨雲は手に届くほど低くたれこめ

0019:雨(素人屋) (素人屋雑貨店)
(どれくらい ねえ、黙ってる) 少しだけずれた雨音聴いている夜

019:雨(animoy2) (~うたよみ日記(短歌とともに)~)
雨降ればカフェの窓辺で本を読む君との日々の扉がひらく

019:雨(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
雷鳴が遠くに聞こえる夏の雨幼子達は帰りを急ぐ

019:雨(素人屋) (素人屋雑貨店)
(どれくらい ねえ、黙ってる) 少しだけずれた雨音聴いている夜

019:雨(kitten) (kitten song)
戦争の世紀を雨が打つ洗い流せ血まみれの手を・・・。

019:雨(ぱぴこ) (テクテク)
雨宿り止むまでじゃなく慣れるまで雨音に溶け走り出すまで

019:雨(よっきゅん) (よっきゅんの100首)
雨降りだ 今日のおでかけ 中止です あの子の親は カメハメハです

019:雨(みにごん) (MINI\'S LIFE blog)
レコードが記憶している雨音の匂いのジャズを混ぜたビスキュイ

019:雨 (紫峯) (時空の扉)
山里の桜はいまだ蕾ゆえはらはら雨を哀しみて見る...

019:雨(田崎うに) (楽し気に落ちてゆく雪)
不機嫌な雨と花粉とたずさえて1℃1℃と春は運びし

019:雨(史之春風) (はちぶんめblog)
言葉なくぼんやり見てる春の雨君とわたしの遠距離通話

019:雨(夜さり) (夕さり夜さり)
私雨(わたくしあめ)にとりこの部屋は本湿りふたたび荒く四肢をからめる

019:雨(藤原 湾) (湾の歌詠の日々。)
雨なんて降ってないけど鞄には新しい傘忍ばせてみる

019:雨(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
約束も雨女だとからかってくる人もないはずなのに、降る

019:雨(おとくにすぎな) (すぎな野原をあるいてゆけば)
あの雨に透明な傘さしてればあと3センチ顔上げてれば

019:雨 (佐藤紀子) (「題詠100首blog」参加作品)
雨はれて東の空にほのぼのと春の虹立つ今日の終りを

019:雨(きじとら猫) (きじとら小部屋)
すっぽりとふたりを包む黒傘と雫を想う 雨の匂いに

019:雨 (KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
慈雨という語彙しか思い浮かばない画面いっぱい描きこまれた線

019:雨(やすまる) (やすまる)
君は梅の蕾に絡まる雨のようにしみこんできた 冷たくぬれる

019:雨(月影隼人) (人間万事塞翁が馬)
突然の豪雨のような口撃に 反論できず君に完敗...

019:雨(振戸りく) (夢のまた夢)
雨雲を吹き飛ばしてよ あの山のてっぺんにある風車を回して
19:雨(秋野道子) (気まぐれ通信)
大荷物ヘッドライトに浮かんでる斜線の雨に重さ忘れる

019:雨(秋野道子) (気まぐれ通信)
大荷物ヘッドライトに浮かんでる斜線の雨に重さ忘れる

019:雨(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
駆け引きも天気雨降る浜辺なら前を歩いて素足見せつけ

019:雨(小原英滋) (過去と現実)
予報ではこちらの天気は雨模様一糸乱れずあちらにすすむ

019:雨(はるな 東) (菜の花の道)
ぐつぐつと紅い海から湯気の立つ麻婆春雨踊るゆうどき

019:雨(斉藤そよ) (つれづれつづり)
雨としてうまれた雨の日曜の水に流せば流れそうでも

019:雨 (たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
とりあえず「生きている」うた等は雨が降るのを待って詠もうね。

019:雨(みの虫) (みの虫が居る「書」のぷらぷら道)
夢にみる道はみちのみ雨の日は傘がなくつて途方に暮れる

019:雨(堀 はんな) (たん たん 短歌)
雨上がり洒落たビーズで編み上げた網で待ち伏せ蜘蛛したり顔...

019:雨 (みあ) (言の葉たち)
花びらを空へ空へと開きゆく白蓮すこしうつむけば 雨
0
019.雨(方舟) (方舟)
天守より眺むる雨の大阪城傘の彩り花に埋もれて

19:雨(ゆあるひ) (ゆあるひの鍛高短歌4)
雨上がり西日差してるさあ急げみんなで虹を見に行こうよ

019:雨(ことら) (ことらのことのは)
豊満なる桜並木を鎮めつつ紗(うすぎぬ)の裾曳く春の雨

019:雨(くろ) (鎌倉日記)
雨戸から鳥の巣藁をとりだせばハモニカのごと風の音とほる

019 雨(山本雅代) (BONY ELBOS)
雨傘をあなたの部屋に置き忘れpenisみたいなバスに乗ってる

019:雨(濱屋桔梗) (桔梗の独白)
傘をさし小径(こみち)をゆけば土も木も雨に咽(むせ)んで香り立つ春

019:雨(田丸まひる) (ほおずり練習帳。)
小糠雨のようなセックスずっとずっとずっときれいなからだでいたい

019:雨(ざぼん) (グレイト・エスケイプ!)
「食べなよ」とお皿に乗せた太陽にケチャップの雨かけて言うきみ

019:雨(みち。) (虹色アドレナリン。)
雨なんて降ってなかった 焼きつけて刻みつけても消えていくひと

19.雨 文月万里 (Kagerou つれづれ)
雨が好き降り込められて傘もなくふたりしかない世界にこもろう

019:雨(まゆねこ) (家事、ときどき短歌)
花園の移動のような傘の列雨の降る日の児らの登校

019:雨(魚虎) (脳内に散らばり在りし言の端をDJ的感覚で編む棄てるダム)
三月にあまた破線を描き出す雨よ僕らを引き離さないで

019:雨(yasubow) (忘れえぬ人々)
雨滴、溶ける海洋では勤勉な那加思古矢刺(しろながすくじら)の臨月近く

019:雨(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園 ー題詠百首のためにー)
  アーモンドグリコ、adidas、雨粒に五月を宿し舗道をはしる  

019:雨(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
花散らす雨に打たれて頬濡らし始まりもせぬ恋が終わった

019:雨 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
まだどこにもたどりついてはいないのに立ち止まるたびいつも雨降り

019:雨(空色ぴりか) (題詠100首blog/空色ぴりか)
満開の桜を散らす雨が降る名残の夜ぞ濡れてまいろう

019:雨(富田林薫) (カツオくんはかもめ第三小学校5年3組&『まぐろ袋ブログ』)
今だって全速力で雨のなか駆け抜けられると信じているはず

019:雨(村上はじめ) (spidyな日々)
雨の日にいっしょに傘に入ること それが当初の目標でした

019:雨mamaGON(赤い椅子) (赤い椅子)
眠っても眠ってもまだ足りなくて眠りし2日の花腐す雨

019:雨(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
クレンジングミルクを頬になじませて明るいだけの雨音を聞く

019:雨(栗凛) (ス芸紙一重?)
バスの窓ごしの曇天 覗く青 桜散らしの雨 今上がり

019:雨(飛鳥川いるか) (しぐなすの短歌感電ノート)
身のうちに毒をもつとふ虫なれど雨彦、雨彦、まろく眠れよ

019:雨(凛) (臥薪嘗胆)
うつむいて歩く私に体当たり 励まし方の不器用な雨

019:雨 (にしまき) (びおん書局 ※にしまき※)
声高に季節知らせる交差点眩しく香る雨上がりの朝

019:雨(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
北向きの窓をうつ雨こまぎれの文字がことばに成らぬかなしさ

019:雨(癒々)  (Romantic irony)
雨の似合わないあなたと雨が降る季節に一緒に居れてよかった

018:雨(芹澤京乃) (りなときょうのの迷走記録。)
『行かないで』すがりつく腕震えてる 鎖骨で受けた晴天の雨

019:雨(つきしろ) (halcyon days)
「春の雨は、冷たいですね」さめほろと泣きつくしていたあの日の君に。

019:雨(瑞紀) (歌信風(かしんふう))
零れ落つる雨のビートに乗するごとリベルタンゴを流す春宵

019:雨(寺田 ゆたか) (素浪人Joeのスローライフ)
・すきとほる柿の若葉のうすみどり はつかに濡らしこぬか雨ふる

019:雨(そばえ) (日照雨)
残された観覧車にも雨が降るチェルノブイリにクロイハルノアメ

019:雨(笹井宏之) (【些細】)
いっぺんに雨になろうとする君をいだけば常夜灯のわたくし

019:雨(中村うさこ) (みすずかる信濃の庵(いお)の歌綴り)
踏切の警報近く鳴る夕べ東風冷え冷えと雨になるらし

019:雨(小早川忠義) (ただよし)
コンビニの傘なれば雨に濡るる肩我が左側君は右側

019:雨(美里和香慧) (     Popん?TANKA)
のぼりゆく時のきざはしふたりにはふりそそぐ雨音かろやかに

019:雨(我妻俊樹) (喜劇 眼の前旅館)
この秩序に賛成だから雨の中を白紙で掲げ歩くプラカード

019雨(クロエ) (90%の幸福)
突然の豪雨のように求めたら外階段に風が吹き上げ

019:雨(David Lam) (でたらめなうたどもよ!)
止む止まぬ止むと思わせ止まぬ雨此の儘が好い 青の部屋 ひとり  

019:雨。   (P) (猫の毛玉 別荘 -しろうとたんか-)
眠れない 出窓をたたく雨の音 乱される心 落ち着かぬ恋

18:雨(ふふふふふふふ) (題詠マラソン2006)
どうしたら逢えるのかってそればかり 川に落ちてく雨を見ている

019:雨(今泉洋子) (sironeko)
二尺とふ子規の目尺の確かさよ雨に濡れゐる薔薇を切りつつ

019:雨(矢野結里子) (Leaf-Life-Feeling)
雨の中 たたずむ渋谷交差点 誰も知らない 傘だけが赤

019:雨(寒竹茄子夫) (鶴太屋別館「マニエリスム」)
火の星の雨季はじまるにおとうとがサンダル突つかけ夕餉の使ひ

019:雨(舞姫) (Thirty One 題詠100首置き場)
母の七不思議のひとつ「星柄の雨合羽なら買ってもいいよ」

019:雨(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
雨だとも霧とも言えぬ高原の天候をついて打球音響く...

019:雨(濱田花香) (紅葵爽♪)
寝れぬ夜 薄暗がりを眺むれば 驟雨(しゅうう)の音に少し恐怖が

019:雨(村上きわみ) (北緯43度)
こいびとを雨にあずけておわかれのれんしゅうをする らなうよさはで

019:雨 (保井香) (パパは乳牛屋)
雨宿りとかするような恋がいい こんな手軽なものではなくて

019:雨(ユメハ) (夢見堂)
雨の中 傘をおろして君を待つ 泣いていることばれないように

019:雨(yurury**) (Scene-Flow into space*写真短歌・五行詩)
雨水は溝の低きに渦巻きぬ 頑是なき身の裂け目描きて

019:雨(逢森凪) (みそじのみそひともじ)
雨が降る世界の果てでひとりきりあなたが好きな小説を読む

019:雨(市川周) (ミルミルを飲みながら)
地下道をぬけても五月明日はくブリーフ濡らす雨ふる五月

019:雨(あおゆき) (メソトリウム)
音の雨なつかしいでしょう降らせるね子犬のように見つめているね

019:雨(ひろこ) (ひろたんの創作日記)

019:雨 雨の日にビニール袋で包まれた新聞取ると少し温か

019:雨(ひろこ)再投稿 (ひろたんの創作日記)
雨の日にビニール袋で包まれた新聞取ると少し温か

019:雨(村本希理子) (きりころじっく)
うす青き傘を広げてたちどまる雨音のみに濡れそぼちつつ

019:雨(ちゅう) (ちゅう …ノラのつぶやき…)
慈雨信じ種蒔く人は鍬ふるう 土塊さえも思いひとつに

019:雨(夢眠) (夢眠・日々綴り)
晴れが好きでも皆篭もる雨の日は窓打つ音に心フラット

019:雨(星桔梗) (風船がわれるまで)
霧雨に傘の意味さえ失って明日晴れても臥しそうに微熱

19:雨(twinkle) (◆kirakira)
雨天井 呼びかけてくる寝入りばな した たん たん たたん けふはげっしょく

019:雨(桑原憂太郎) (桑原憂太郎.com)
雨がふつてゐるから学校行けないの電話口で告げる母親

019:雨(黄菜子) (月待ち人の窓辺)
死ぬために生まれこしいのちを思へば夜ふけ静かに雨降りはじむ

019:雨(Ja) (chapaとchaiとJaの生活)
雨の日は傘に興味を示すキミ持ち手のヒモはおしゃぶり昆布

019:雨(小籠良夜) (DARKSIDE OF THE MOON)
こうもりは傘に化けたる雨の日の貴様ニヤけて誰を狩るやら

019:雨(びっきい) (チョキで殴るぞ!)
雨粒が俺のつむじに命中し頭の中で鳴るファンファーレ

019:雨(新藤伊織) (月が堕ちるころ)
五線譜に並べたようにしたたかに屋根を叩いて雨粒が鳴く

019:雨(内田誠) (その言葉の行方)
虹となる場所を探している雨が僕らを置いて夏を急いだ

019:雨(黒田康之) (今日の、おUTA)
ラファドラソ吾が肩背に降り掛かる雨を歌ひて凌ぐ午後四時

019:雨(理宇) (±籠)
雨だから今日は外には行かないで暖めあおうか冷えた肩を

019:雨 (ケビン・スタイン) (In Other Words・別の言葉で)
ベランダに置いたおちょこにたまってた4月の雨と春をすすって

019:雨(あんぐ) (あんぐの短歌)
漫然とテレビを見てる日曜日 元気がないのは秋雨のせい

019:雨(本田瑞穂) (空にひろがる枝の下から)
会いにだけ幾度もいった雪の駅坂本美雨がゆけというから

019:雨(澁谷 那美子) (題詠100首に参加中)
逢へざりきけふの如きは降り込めて吾を引き留めよ春の雨雲...

019:雨(やな) (やなさんの基地)
夜の雨がやさしさとして草原を潤す あなたを見ていて思う

019:雨(智理北杜) (智理北杜)
寒雨の中記録とう敵に挑む為ひたすら歩く君を忘れじ...

019:雨(折口弘) (はっちんずBLOG)
すれ違う君と僕との関係が雨と虹との様であればと

019:雨(わかば) (わかばのうた)
わたしから雨が滴って君の目に虹が見えるなら…見えるのがいいの

019:雨(ヒジリ) (*tRIGger.)
熱をだした雨がふった抱きあったともするとチープ、けどハッピー

019:雨(goldfish) (月と金魚鉢)
君の雨降る日はいくらでも濡れて光のこぼれる歌うたいたい

019:雨 (砺波 湊) (となみ☆みなと)
悲しみにくれるわたしを雨が打つ 激励なのだと受け取っておく

019:雨(るくれ) (とっても単純なこと)
触れてみたい温度はどんどん遠くなる 殻の中には降りやまぬ雨

019:雨(なまねこ) (路地裏稼業)
ページ繰る手から春樹を取り上げる この雨音にまぎれてしようか

019:雨(しょうがきえりこ) (GakiDay's TANKA)
押し返す波がきたとき雨がふる かすかに見える一瞬の虹

019:雨 (酒童子) (酒童子「歌」ワールド)
雨の中ひたすらボール追いかけてサッカー三昧の君は眩しき

019:雨(和良珠子) (the strange of stranger)
生温い水を含めば遡る最初の記憶は雨から始まる

019:雨(幸くみこ) (そこそこがんばる)
雨上がり 気をつけないとほらそこに羽虫でできたアフロのかつら

019:雨(幸くみこ) (そこそこがんばる)
雨上がり 気をつけないとほらそこに羽虫でできたアフロのかつら

019:雨(幸くみこ) (そこそこがんばる)
雨上がり 気をつけないとほらそこに羽虫でできたアフロのかつら

019:雨 (鳴井有葉) (そのための日記)
雨だれよ天からたれるものならばなんで地上を選んできたの

019:雨(路喜) (水陸両用)
暖房の中行き場のなきやさしさ終わらぬ雨は眼前にあり

019:雨(もりたともこ) (短歌、すきです。)
あと三分 揃いの傘を開きつつ梅雨の向こうを背伸びして見る

019:雨(あめあがり) (あおいかいだん)
けやき木よ雨に垂る日はただ知らね ひとり君守る我がかなしみを

019:雨 (お気楽堂) (楽歌三昧)
動物園の中で雷雨に見舞われて駆け込む小屋に孔雀の先客

019:雨(繭) (hallo hallo!!)
天気予報見忘れ雨って知らなくてラッキー 君の傘に横入り

019:雨(眞木) (ひとりももうた)
睦言に浮かず応えず君よりも優しく囁く雨音を聞く

019:雨 (ひらそる) (*ひねもすもずく*)
雨追いの癖があるのねあの虹は あらあらあらほら行ってしまうよ急いで

018:雨(日下智世) (万美愛任叶結実)
始まった二人の恋を焦らす様な雨続く中君に会いにゆく。

019:雨(日下智世) (万美愛任叶結実)
訂正 019:雨 

019:雨(落合朱美) (言の葉帖)
梅雨明けの最初の海を見たいと云う君を乗せて走るカブリオレ

019:雨(本田あや) (明晃晃)
電話越し 君に教わる天気雨はなぜか私に降らないらしい

019:雨(渡邉建太) (nostalgie)
一晩中降り続く雨を公園の砂場に集めノアの箱庭

019:雨(白辺いづみ) (Iduming☆World)
「そのままでいいさ」って 雨 天井の染みから垂れるゲル状の夏

019:雨(碓井和綴) (雨歩日記)
怪談は雨のしじまの午前2時君去りしのち濡れた助手席 

019:雨(萌香) (空の青さをみつめていても)
  真夜中の雨に一人を思い知る温もりのない部屋に横たえ

019:雨(岩井聡) (North Marine Drive)
朽ち樋のような子どもの死のかたち外廊下だけ雨が止まない

019:雨(長岡秋生) (廊下に座る)
まちがえてあなたを抱いた窓のそと 爪さきだちで降りてくる雨

019:雨(Harry) (四月なかなか)
きよろきよろと目を動かして梅雨晴れの空の高さを蛙は測る

019雨(帯一 鐘信) (361℃)
 霧雨に薄れる坂の苦しみがじっとり肌にしがみついてく

019:雨(新明さだみ) (ぬ ま み み)
雨だれのような足音聞きながら梅乃宿など飲み干している

019:雨 (如月綾) (お気に召すまま)
この胸にやまない雨は降り続き 方舟持たない僕が溺れる

019:雨(瀧口康嗣) (可燃性連鎖)
爪先のようなビールを……あすは晴れますが今は雨が降るでしょう

019:雨 (題詠2006深い海から)
アジサイと雨とカエルとカタツムリ例年通りの六月の壁

019:雨(内田かおり) (題詠2006深い海から)
アジサイと雨とカエルとカタツムリ例年通りの六月の壁

019:雨(内田かおり) (題詠2006深い海から)
アジサイと雨とカエルとカタツムリ例年通りの六月の壁

019:雨(小太郎) (ねこのにくきゅう)
雨間のよどむ空には早足の黒雲が待つ虹の産声

019:雨(わたつみいさな。) (乱切りくじら)
もう雨のせいにしないでいいですか 泣くも笑うも転んだわけも

019:雨(佐藤羽美) (one hundred gumdrops , elephants and sandals)
延々とヒエログリフの画数を聞かされている雨の屋上

019:雨(新谷休呆) (新谷休呆の短歌の部屋)
鈍色にこの街を染め降る雨に溶け込むやうに君と消えたし

019:雨 (蝉の声)
地を叩く雨、この夏の夕立の雨を見ている負け戦なり

019:雨(門哉彗遥) (Nambo no Monya?)
生えてきた君の腋から雨くじらぷくりぷくりとたわわにおよよ

019:雨(夢麿) (夢幻泡影)
トツトツと窓を外から叩く雨 心は空は晴れていますか?

019:雨(橋都まこと) (笑って東京サヴァイヴァル)
徘徊す母の背中を見守りつ霧雨の中 歩む孤独よ

019:雨(のんちゃん) (のんちゃんの衣裳部屋裏)
公園に陽が射し吸わるる想いす今朝の霧雨いつかの涙

019:雨 (心を種として)
春雨が世界の音を吸ってゆき互いの鼓動が時を速める

019:雨(浅井あばり) (ギンガムクロス)
またひとり名を知るだろう朔日の雨に寄り添う大学病院

019:雨(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
ざんざんとキューピッドの矢が降り注ぐ大雨の日に出逢ったのです

019:雨(オオタセイイチ) (angle。)
来ぬ君を雨垂れの中待っている 傍のラベンダ強く香りぬ

019:雨 あいっち (詠題100首blog-あいっちのうたあそび。)
心には時効などなく冬の雨降れば会いたくなるひとがいる

019:雨(柴田菜摘子) (パイロットランプ)
アパートに雨の匂いとふたりして遊び果てても埋まらないもの

019:雨(究峰) (思い浮かぶがままに)
大陸の匂ひもあるや海の香を含みて原に秋雨が降る...

019:雨(pig_pearl) (ブタに真珠)
雨だれの 音に耳を 済ませつつ 寝入る君の 頬をなでおり

019:雨(toshie) (題詠100首blog)
雨上がるらしも遅れて落ちる水滴大きな音を傘に響かす

019:雨(フワコ) (きくとわたし)
予報にはなかった夜半の雨にふと手のひらの湿り気思い出す

019:雨 (短いが身近というお話)
初めての二人酒には酔わないが提灯の灯の雨ににじんで

019:雨(林本ひろみ) (いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ)
雨にぬれまた生い茂る雑草の強いいのちをただ描きとめる

019:雨(けこ) (あきのうた声)
噛み合わぬこと噛み合わぬままにして 傘はひとつの雨の夕刻

019:雨(透明) (limerence)
哀しみの傘を差すから雨が降る涙を出せば切なさも降る

019:雨(田咲碕) (いたずらっこ)
「テロをなぜするの」悲惨が反射する顔に注ぐは柔き雨のみ

019:雨(shall3) (山歩き録)
ススキの穂 コオロギ鳴きて 雨は行く 歩く山道 風そよぎけり

019:雨(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
しかも雨ならばもうだうしやうもなく昨日の卵を抱いてゐたのだ

019:雨(まほし) (うた・たね)
「オ互イノ未来ノタメニ」おとといの豪雨にひとり、今も濡れてる

019:雨(美鈴) (大和撫子)
しとしとと 天から降りし 春の雨 芽吹く草木に 命与える

019:雨(星川郁乃) (Air Station)
ベゴニアをひと鉢枯らしかけたころ驟雨 そろそろ話してごらん

020:雨 ベティ (Betty's second Bar)
マスカラを省きたい朝 雨降りは何故か泣きたいことが多くて

019:雨 ベティ (Betty's second Bar)
マスカラを省きたい朝 雨降りは何故か泣きたいことが多くて

019:雨(ゆづ) (透明ランドセル)
傘を持つ人のいない町でしたからっぽの空に雨雲はなく

019:雨(minto) (@100@)
人間に戻れないかもしれないと雨に濡れつつ小猫は鳴いた

019:雨(浅葱) (空耳の森*番外地)
雨音を「淋しい」と言うその人を訪ね訪ねた秋雨の中

019:雨 (香山凛志) (東京パピヨン)
許されていたいだけなのだよ君は雨滴静かに窓伝う夜

019:雨 (象と空)
べたべたのテーブルにある我が後悔雨の一日大事に生きよう

019:雨(椎名時慈) (ワレ短(壊れ短歌))
雨粒がずっと頭を打っている神様がする優しいこらしめ

019:雨(野田 薫) (さしあたり大丈夫)
始まれば終わってほしいことになる 雨がねばっこいことは知ってる

019:雨(御厨しょうこ) (哀よりも愛 愛よりモアイ)
永遠に止まない雨はないならば君があたしを泣き止ませてね

019:雨(現川尋香) (ミミーシャの部屋)
雨降りが大好きな韓流歌手雨(ピ)様には一度は会ってみたいもの

019:雨 杉山理紀 (2006R57577)
雨の日はとても小さな傘さして最小限のふたりを運ぶ

019:雨 (nine) (songs)
傘叩く雨はドラムの音となり夏なんてもうどうでもいいさ

019:雨(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
ひらいたら雨になるはず 膨大なスパムメールを捨てるたそがれ

019:雨(池田潤) (神様、ぼくは。)
息をもう していられないと思ったら やたらめったら雨に溺れる

019:雨(平岡ゆめ) (le petit cahier)
スペインの雨を知らねどスペインの雨と思いて君を送りぬ

019:雨(千) (Mille et une nuits―題詠100首blog)
雨の昼の無伴奏チェロ組曲は「忘れろ」とばかりしずしずと降る

019:雨(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
『雨女』居らばこんな夜樋のしづくひたと見つめむ人待ち顔に (沢田ふじ子 幻冬舎)

019:雨(春村蓬) (風見鶏)
海に降る雨を見たくて歌ふうた けふは水の日あしたは木の日

019:雨(瀧村小奈生) (陽だまりのふちっこで)
雨粒を一滴一滴吸い込んで心は砂の匂いをあげる...

019:雨(神川紫之) (圏外圏)
鮮やかにサディスティックに凛として時雨れてゆけよ 記憶殺すよ

019:雨(久野はすみ) (月の融点)
通過する列車の窓の明るさにうつむいて切る雨のしずくを

019:雨(久野はすみ) (月の融点)
通過する列車の窓の明るさにうつむいて切る、雨のしずくを

019:雨(久野はすみ) (月の融点)
通過する列車の窓の明るさにうつむいて切る、雨のしずくを

019:雨(中野玉子) (薔薇がなくちゃ生きていけない)
雨のこと話しましょうか まだ月を持たぬ惑星湿らす雨の