だいぢのEasyBassing

初めはバス釣行記のブログだったんですが…。
関東を中心に釣りや散策に出掛けていましたが…。
熊本県民になりました。

らくのうマザーズ 阿蘇ミルク牧場 (熊本県西原村)

2021年10月09日 | 散策記
今回はコスモスが見頃をむかえた「らくのうマザーズ 阿蘇ミルク牧場」に行ってみた。

 

「らくのうマザーズ 阿蘇ミルク牧場」は、熊本県酪農業協同組合連合会(ブランド名「らくのうマザーズ」)の
子会社である(株)マザーズファームが運営する熊本県西原村にある観光牧場である。

 
世界の5大乳牛といわれるホルスタイン・ガンジー・ジャージー・エアシャー・ブラウンスイスの5種類の乳牛が飼養されている。

標高約450mに位置する総面積約33万㎡の広大な敷地内には、山羊やモルモットなどと触れ合える「動物ふれあい広場」、
羊などの動物レースが開催される「パークスタジアム」、牛の乳しぼりができる「らくのう体験ステージ」、
バターやチーズ作りが体験できる「手づくり体験館」、収穫体験ができる「牧場の畑」などのほか、
ポニーの乗馬・牛乳工場・レストラン・売店などもあり、家族で一日中過ごすことができる。

 
羊のわくわくレース                         動物ふれあい広場。動物達は皆きれいに手入れ管理されている。

 
牛の乳しぼり体験                          牧場の定番ソフトクリーム

また、毎年9月下旬から10月中旬頃まで、牧場内のみはらしの丘には約150万本のコスモスが咲き乱れる。

 
阿蘇の外輪山を背景にコスモス。ほぼ満開であった。とても美しい景色である。

規模の小さいマザー牧場のような感じである。
らくのうマザーズのPR施設なのか、これで入場料400円は安いと思う。

【散策地データ】
名称:「らくのうマザーズ 阿蘇ミルク牧場」
所在地:熊本県阿蘇郡西原村大字河原3944-1
形態:観光牧場
営業時間:10:00~17:00
入場料:3歳以上 400円
休業日:季節によって異なる
駐車場:有(無料)
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八勢目鑑橋 (熊本県御船町)

2021年10月09日 | 散策記
今回は、コスモスが見頃を迎えた「らくのうマザーズ 阿蘇ミルク牧場」に行く途中で、
熊本県御船町にある「八勢目鑑橋」に寄ってみた。

 
静かな山間を流れる八勢川に架かる美しい橋である。

「八勢目鑑橋」は、長さ56m、幅4.35m、高さ10.3mの八勢川と農業用水路に架かる眼鏡橋である。
眼鏡橋は、一般的には眼鏡のように見える石造りの2連アーチ橋を指すが、
単アーチ橋や3連以上のアーチ橋など石造りのアーチ橋全般を呼ぶこともある。

(現地解説板)
  熊本県指定重要文化財 八勢眼鏡(やせめがね)橋 
                              昭和59年3月3日指定 根本県教育委員会 (平成4年3月建)
 江戸時代、 熊本と延岡を結ぶ日向街道はここを経て矢部に通じていた。増水すると通行ができなくなるなど不便で、
危険であったため、安政2年(1855)御船の材木商林田能寛が私財を投じ架橋した。
 橋は八勢川本流に掛かる部分、左岸を流れる用水路に架かる部分が一体となっており、長さは62メートルに及び、
県下の石橋で最も長い。別にもうひとつ水路橋が架けられている。
 種山(現八代郡東陽村) の石工卯助・甚平兄弟らにより架橋された。

 
平成28年(2016年)熊本地震で被災し崩れたようだが、現在は復旧工事が完了し元の姿に戻っている。

この橋も、「通潤橋」「霊台橋」「笠松橋」などの建設を手掛けた種山石工による橋のようだ。

【文化財データ】
名称:熊本県指定重要文化財(有形文化財 建造物)「八勢目鑑橋」
所在地:熊本県上益城郡御船町上野
時代区分:1855年(安政2年)完成
形態:石橋
見学可能時間:常時見学可能
駐車場:有(無料)
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国指定特別史跡 熊本城跡 特別公開 第3弾 天守閣内部公開 (熊本県熊本市)

2021年10月05日 | 散策記
今回は、平成28年(2016年)熊本地震で甚大な被害を受けた天守閣の復旧が完了し、
新型コロナウィルスの第5波が落ち着き、内部の公開を再開した熊本城に行ってみた。

 
特別見学通路を通って天守閣に向かう。            二様の石垣

熊本城は、現在の熊本県熊本市中央区にある茶臼山丘陵一帯に築かれた安土桃山時代から江戸時代の梯郭式の平山城である。
加藤清正が中世の千葉城、隈本城を取り込んで築城した城で、加藤氏の改易後は細川氏の居城となり拡張と増築が行われた。
明治時代には西南戦争の戦場となり、天守など主要な建物が焼失してしまったが、宇土櫓や東竹の丸の櫓群など築城当時の建物も
現存しており、現在13棟が国の重要文化財に指定されている。
また、ほぼ江戸時代の姿をとどめていいる城跡は、「熊本城跡」として国の特別史跡に指定されている。

 
平成28年(2016年)熊本地震から完全復旧した熊本城天守閣

天守閣内部は、入口である地下1階の小天守の穴蔵から地上6階の展望フロアまでの7フロアに別れ、
加藤氏の時代から現代までの熊本城の歴史をパネルや映像などを用いて展示解説している。

地下1階の小天守の穴蔵はかつては台所として使われていた場所で、石垣や井戸などの現存する遺構を見学する事ができる。
また、制震ダンパーなど地震に対する対策も見る事ができる。
1階では、加藤清正による新城築城や忠広による河川改修による城下の形成のほか、江戸時代の天守のつくりやデザインについて
解説している。
2階では、加藤氏の後を継ぎ、細川氏によって整備が進められた熊本城と城下についてを紹介している。

 
制振ダンパーなどで補強されている。                天守閣内展示の様子

3階では、明治時代以降に軍の管理下に置かれた熊本城の歴史と、西南戦争と天守の焼失、明治22年の熊本地震、
昭和35年の天守再建までを、
4階では、昭和・平成の修理と復元、平成28年(2016年)熊本地震による熊本城の被害と天守閣の
復旧について、映像や模型を用いて紹介している。
5階は最上階へ続くフロアになっている。

 
天守閣内展示の様子 

6階の最上階からは眼下に、復旧が進む熊本城と熊本市街地が一望できる。

 
6F屋上階 展望フロア。                       展望フロアからの眺め。熊本市街地が一望できる。


昼食は、熊本ラーメンの元祖の一つである「こむらさき」に行ってみた。
少し塩気が強いあっさりとした豚骨スープにやや細めの麺。
ニンニクチップ、キクラゲ、メンマ、細モヤシ、チャーシューがトッピングされている。

 
ラー博にも出店しており、だいぶ以前に食べた記憶がある。

【城郭データ】
名称:国指定特別史跡「熊本城跡」
所在地:熊本市中央区本丸1-1
城郭構造:梯郭式平山城
築造主:加藤清正
築造年:1607年
主要城主:加藤氏、細川氏
廃城年:1874年(明治7年)
遺構:櫓・門・塀、石垣、堀
復元建造物:大小天守、本丸御殿、未申櫓、西大手門など

※特別公開第3弾
開園時間:9:00~17:00(最終入園16:30)
入園料:高校生以上 800円 小・中学生 300円
(お得な熊本城・わくわく座・熊本博物館との共通入園券もあり)
駐車場:有(有料)
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2021.10.02 近所 ハゼ釣行

2021年10月02日 | 釣行記
近所の堤防でハゼが釣れているとのことなので、久しぶりに少し釣りに出掛けてみた。
チョイ投げで15cmを超える良型のマハゼがコンスタントに釣れてきた。


八代海に面した樋門付近。正面には天草地方、その向こうには長崎県にある雲仙普賢岳が見える。

ハゼなどあんまり釣っても困るだけなので、1時間ちょっとで終了。
数えるのを忘れてしまったが20匹程であっただろうか。


みんな良型である。ハゼ釣りは手軽である。

天ぷらにして食べてみた。
たまには釣りも良い。

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梅の木轟の滝 (熊本県八代市)

2021年09月25日 | 散策記
今回は熊本県八代市泉町にある五家荘に行ってみた。
五家荘は「九州の秘境」とも呼ばれ、九州中央山地の山間にある、
久連子(くれこ)・椎原(しいばる)・葉木(はぎ)・仁田尾(にたお)・樅木(もみぎ)の5つの地区の総称である。
壇ノ浦の戦いに敗れた平清経(平清盛の孫)が逃げ延びて里を作ったという平家の落人伝説の里として知られている。
また、紅葉の名所としても知られ、紅葉の時期には多くの観光客が訪れる。

平家の里を見学した後は「梅の木轟(とどろ)の滝」に行ってみた。

 
梅の木轟の滝へ渡るために造られた、橋長116m、高さ55mの梅の木轟公園吊橋。

(現地解説板)
   梅の木轟 (うめのきとどろ)
梅の木轟は、清涼で豊富な水が高さ38mの断崖の岩肌を轟音と共に流れ落ち、自然の雄大さを感じさせます。
また、梅の木轟の滝は遊歩道や吊橋が整備されるまでは、山道もなく人里離れた渓谷で、「幻の滝」とも伝えられていました。

 
滝までは遊歩道が整備されている。水量も豊富で美しい滝である。

五家荘周辺では滝のことを轟(とどろ)と呼んでおり、栴檀轟(せんだんとどろ)と並び泉町を代表する滝である。


帰路途中で峠の茶屋 東山本店に寄って五家荘名物である豆腐の味噌漬けを買って帰った。
豆腐の味噌漬は、平家落人の末裔が厳しい生活の中で保存食として編み出したと言われる食品のようだ。


以前にも似たようなものを買ったことがあった。微妙である。

今自分が住んでいる八代市は人口120,000人以上の熊本県内第2位の都市で、市街地では首都圏とさほど変わらない生活ができる。
しかし、市街地を少し離れると、八代海、球磨川、五家荘など非常に自然豊かな地域である。
五家荘も同じ八代市内であるが、市街地からは車で1時間半ほど掛かる。

【散策地データ】
名称:「梅の木轟の滝」
所在地:熊本県八代市泉町葉木
形態:滝
見学可能時間:常時開放
駐車場:有(無料)
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樅木の吊橋・平家の里 (熊本県八代市)

2021年09月25日 | 散策記
今回は熊本県八代市泉町にある五家荘に行ってみた。
五家荘は「九州の秘境」とも呼ばれ、九州中央山地の山間にある、
久連子(くれこ)・椎原(しいばる)・葉木(はぎ)・仁田尾(にたお)・樅木(もみぎ)の5つの地区の総称である。
壇ノ浦の戦いに敗れた平清経(平清盛の孫)が逃げ延びて里を作ったという平家の落人伝説の里として知られている。
また、紅葉の名所としても知られ、紅葉の時期には多くの観光客が訪れる。

「緒方家」を見学した後は、樅木地区にある「樅木の吊橋」と「平家の里」に行ってみた。

 
あやとり橋。橋周辺は遊歩道が整備されている。

「樅木の吊橋」は、五家荘の樅木地区を流れる川辺川に架かる親子吊橋で「あやとり橋(橋長72m・高さ35m)」と
「しゃくなげ橋(橋長59m・高さ17m)」を合わせた呼び名である。

もともとは地元住民の生活のために使われていた、藤の蔓や竹を編んで作られた原始的な かずら橋であったが、
1988年(昭和63年)に観光用として地元の杉や栗の木を使った現在の「あやとり橋」に架け替えられ、
さらに1989年(平成元年)に「しゃくなげ橋」が架けられてからは、親子吊橋として五家荘有数の観光スポットになっている。

 
あやとり橋                               あやとり橋(上段)と しゃくなげ橋(下段)


「樅木の吊橋」を見学した後は「平家の里」に行ってみた。

 

「平家の里」は、五家荘に伝わる平家伝説や昔の暮らしを紹介する施設で、豊かな自然に囲まれた敷地内には、
地域内から移築した茅葺屋根の古民家が並び、納屋には古い道具などが展示されており、昔の山での暮らしに触れる事ができる。
また、資料館では平家伝説にまつわる歴史などが説明されている。

 
資料館と能舞台                           資料館の内部

 
移築古民家では食事もできる。         久連子地区で300年以上にわたって飼い続けられてきた久連子鶏も飼育されている。

【散策地データ】
名称:「平家の里」
所在地:熊本県八代市泉町樅木160−1
形態:郷土博物館
開館時間:4月~11月 9:00~17:30 12月~3月 9:30~17:00
入館料:大人(高校生以上)410円 小人(小中学生)200円
休館日:12月29日~1月3日 毎週火曜日(ただし祝祭日の場合はその翌日)
駐車場:有(無料)
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緒方家 (熊本県八代市)

2021年09月25日 | 散策記
今回は熊本県八代市泉町にある五家荘に行ってみた。
五家荘は「九州の秘境」とも呼ばれ、九州中央山地の山間にある、
久連子(くれこ)・椎原(しいばる)・葉木(はぎ)・仁田尾(にたお)・樅木(もみぎ)の5つの地区の総称である。
壇ノ浦の戦いに敗れた平清経(平清盛の孫)が逃げ延びて里を作ったという平家の落人伝説の里として知られている。
また、紅葉の名所としても知られ、紅葉の時期には多くの観光客が訪れる。

「左座家(ぞうざけ)」を見学した後は、椎原地区にある「緒方家」に行ってみた。

 
茅葺屋根の立派な屋敷である。

「緒方家」は、壇ノ浦の戦いで源氏に敗れた平清経の子孫の一人である緒方紀四郎盛行が隠れ住んだ屋敷といわれている。
平清経は壇ノ浦の戦いの後、五家荘の樅木に逃げ延び、姓を緒方に改めた。
その後、その子孫3人が久連子・椎原・葉木の3地区に住みつき支配した。
この建物は約300年前に建てられた屋敷で、合掌造りの中でも珍しい兜造りの屋敷で、
2階に隠し部屋などがある武家屋敷となっており、平家の落人の暮らしを垣間見ることができる。

 
なぜか平清盛が座っていた 。                  2階の隠し部屋。

五家荘は、伝承によれば菅原道真の子孫が「左座氏(ぞうざし)」を称して仁田尾・樅木を治め、
その後、平清経の子孫が「緒方氏」を称して久連子・椎原・葉木を治めたと伝えられている。

【散策地データ】
名称:「緒方家」
所在地:熊本県八代市泉町椎原46
形態:古民家
開館時間:4月~11月 8:00~17:30 12月~3月 9:00~17:00
入館料:大人(高校生以上)200円 小人(小中学生)100円
休館日:12月29日~1月3日 毎週火曜日(ただし祝祭日の場合はその翌日)
駐車場:有(無料)
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左座家 (熊本県八代市)

2021年09月25日 | 散策記
今回は熊本県八代市泉町にある五家荘に行ってみた。
五家荘は「九州の秘境」とも呼ばれ、九州中央山地の山間にある、
久連子(くれこ)・椎原(しいばる)・葉木(はぎ)・仁田尾(にたお)・樅木(もみぎ)の5つの地区の総称である。
壇ノ浦の戦いに敗れた平清経(平清盛の孫)が逃げ延びて里を作ったという平家の落人伝説の里として知られている。
また、紅葉の名所としても知られ、紅葉の時期には多くの観光客が訪れる。

まずは仁田尾地区にある「左座家(ぞうざけ)」に行ってみた。

 

左座家(ぞうざけ)は、平家の落人伝説よりも先に、菅原道真の末裔が村を開き、暮らした屋敷と伝えられている。
菅原道真の2人の子が、藤原一族の追討を避けるため、兄である菅宰相が仁田尾に逃げ隠れ住み左座太郎と名乗り、
弟であった菅千代丸は菅次郎と改名したのち、姓を左座に改め樅木を支配したと伝えられている。
この建物は約200年前に建てられた屋敷で、菅原家の家紋である梅の文様や3つの玄関などの独特の造りを見る事ができる。
また、屋敷内には古文書も展示されている。

 

五家荘は、伝承によれば菅原道真の子孫が「左座氏(ぞうざし)」を称して仁田尾・樅木を治め、
その後、平清経の子孫が「緒方氏」を称して久連子・椎原・葉木を治めたと伝えられている。

【散策地データ】
名称:「左座家」
所在地:熊本県八代市泉町仁田尾65
形態:古民家
開館時間:4月~11月 8:00~17:30 12月~3月 9:00~17:00
入館料:大人(高校生以上)200円 小人(小中学生)100円
休館日:12月29日~1月3日 毎週火曜日(ただし祝祭日の場合はその翌日)
駐車場:有(無料)
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うきうき豊野ひまわり園 ・ 相良神社 (熊本県宇城市)

2021年09月22日 | 散策記
布田川断層帯に行った帰路途中で「うきうき豊野ひまわり園」にも寄ってみた。
「うきうき豊野ひまわり園」は、宇城市の商工会やJAなどでつくる実行委員会が熊本地震の復興を目的に2017年から始め
今年で5年目を迎える。約6000㎡の畑を地元住民が提供し、地域で管理・運営しているひまわり畑である。

 
今年は長雨や台風の影響で花の数は例年の4割ほどらしい。

近くにある相良神社(相良堂)にも寄ってみた。
「相良神社(相良堂)」は、阿蘇氏の家臣で御船城主であった甲斐宗運と島津氏の命を受けた相良義陽が戦った
響ヶ原の戦い(1581年(天正9年))があった地に建つ神社(堂)で、戦いで没した相良義陽とその家臣を祀っている。

 
相良神社。響ヶ原古戦場の解説板が建っている。

言い伝えによれば、いくさのあった12月2日の夜に響ヶ原を通ると、馬のひずめの音や刀の切り合う音にまじって
多数の兵士の勇ましい叫び声が聞こえるといわれている。

 

【散策地データ】
名称:「うきうき豊野ひまわり園」
所在地:熊本県宇城市豊野町糸石
形態:ひまわり畑
見学可能時間: 常時開放
駐車場:有(無料)
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国指定天然記念物 布田川断層帯 堂園・谷川地区 (熊本県益城町)

2021年09月22日 | 散策記
彼岸花街道を散策した後は、近くにあった国指定天然記念物「布田川断層帯(ふたがわだんそうたい)」に行ってみた。

「布田川断層帯」は、2016年(平成28年)4月16日1時25分に発生し、最大震度7、マグニチュード7.3を観測した
平成28年(2016年)熊本地震の本震の震源となった活断層である。

この地震によって、熊本県内各所では亀裂や段差などの地表地震断層が確認されたが、
中でも益城町の杉堂・堂園・谷川地区では、地震後に専門家や地元の関係者によって地表地震断層を保存する措置がとられたため、
現在でも良好に当時の亀裂や段差などを観察することができる。
これらの地表地震断層は、平成28年(2016年)熊本地震で生じた多様な断層の運動と連続性を現わすものとして、
学術上価値が高く、地震の被害を将来に伝える災害遺構としても貴重であるとの理由から、国の天然記念物に指定されている。

 

堂園(どうぞの) 地区では、堂園池に隣接する農地に180mにわたって地表地震断層が確認された。
この地区では、最大変位約2.5mの横ずれが観測され、現在でもクランク状になった畦や作物から横ずれを見学できるように保存されている。

 
手前の水路と奥の水路がずれている。              農地がクランク状にずれている。

谷川(たにごう)地区では、同一視点よりV字型に表れた「共役断層」という、国内でも珍しい断層を見ることができる。
現在は、地震によって傾いた納屋と共役断層を見学できるように保存されている。

 
地震によって傾いた納屋が残っている。

自分は、平成28年(2016年)熊本地震が起きた当時は関東に住んでいたので、映像でしか地震の様子が分からなかったが、
実際に災害遺構を見学する度に、地震の規模、被害が自分の認識を大きく上回る規模だったことが分かる。

【文化財データ】
名称:国指定天然記念物「布田川断層帯」
所在地:熊本県 上益城郡益城町
時代区分:2016年(平成28年)4月16日1時25分
形態:熊本地震 震災遺構
見学可能時間:常時開放
駐車場:有(無料)
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