だいぢのEasyBassing

初めはバス釣行記のブログだったんですが…。
関東を中心に釣りや散策に出掛けていましたが…。
熊本県民になりました。

陣ノ内城跡 (熊本県甲佐町)

2021年07月28日 | 散策記
甲佐神社を参拝した後は、同じく熊本県甲佐町にある「陣ノ内城跡」へ行ってみた。
「陣ノ内城跡」は、2021年6月18日(金)に国の文化審議会から文部科学大臣に国の史跡に指定するように答申され、
今後、官報告示を経て正式に「国指定史跡」に指定される予定の城跡である。

 
以前から「陣ノ内館跡」として甲佐町の文化財に指定されている。  遺構として土塁や空堀が良好に残っている。

(甲佐町公式HPより)
 陣ノ内城跡は、緑川と流域の平野を見下ろす標高約100mの平坦地上に立地する。
堀と堀の内側に沿った土塁が明瞭に残り、その規模は発掘調査で確認されたものを含めると、東西210m以上、
南北190m以上に及び、北西と南東に虎口をもつ方形の城跡であることが明らかになった。
江戸時代中期頃から阿蘇大宮司の館跡と伝えられ、中世の輸入陶磁器なども出土するが、
肥後国内で突出した規模を持つこと、大規模な堀と土塁で構成される城の構造は、豊臣系大名の城に共通することから、
天正16年(1588)に入部した小西行長が、阿蘇氏の拠点が置かれた場所に築城したとする見方が示されている。

 
これまでの調査では建物の痕跡が見つかっていないことから、未完成の城である可能性が指摘されている。

 肥後国における中世城館の中でも突出した規模を持つ保存状態が良好な城跡である。
城跡のある場所は水陸交通の要衝であり、文献史料と出土遺物などから長期間にわたって継続的に利用されたと考えられる。
阿蘇氏から豊臣系大名による肥後国支配へと転換する時期の政治的、社会的状況を考える上でも重要である。

 
眼下には甲佐町の中心部が一望できる。            大規模な空堀である。

甲佐町には、肥後藩主細川忠利によって設置された簗場(やなば)があり、代々の肥後藩主にも好まれたアユ料理が有名であるが、
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、簗場の営業が2年連続で中止になっている。
是非、コロナが落ち着き営業が再開されたら行ってみたい。

【城郭データ】
名称:「陣ノ内城跡」(国指定史跡答申)
所在地:熊本県上益城郡甲佐町大字豊内字陣ノ内
城郭構造:平山城
築造主:小西行長?
遺構:土塁、堀、虎口
見学可能時間:常時開放
駐車場:有(無料)

※2021年(令和3年)10月11日、国の史跡に正式に指定された。
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