今回は所用で熊本県宇土市(うとし)に行ったついでに、熊本県宇土市指定史跡「宇土城跡」に行ってみた。
宇土市は、熊本県のほぼ中央に位置し、古くからの交通の要衝であり、現在は熊本県南における商工業の拠点になっている市である。
また、キリシタン大名であった小西行長の城下町としても知られている。
熊本県宇土市指定史跡「宇土城跡」は、近世宇土城跡(城山)とも呼ばれ、
国指定史跡「宇土城跡」である中世宇土城跡(西岡台)の東側に位置する平山城である。
本丸、二の丸、三の丸を外堀と内堀で取り囲む堅固な縄張りになっていたようである。
築造年は1589年(天正17年)と考えられ、築城主は小西行長である。
三層の天守閣があったと伝えられている本丸跡には小西行長の銅像が立っている。
1600年(慶長5年)に関ヶ原の戦いで小西行長が敗れ斬首された後は、肥後一国の領主となった加藤清正により大改修が行われたが、
1612年(慶長17年)に幕命により破却された後、島原の乱後に再度破却されたため、住時の姿はとどめていない。
現在わずかに残っている石垣などの遺構は、清正によって改修された時期のものと思われる。
現在は、石垣、堀、曲輪が遺構として残るのみであるが、本丸跡は宇土城山公園として整備されている。
【城郭データ】
名称:熊本県宇土市指定史跡「宇土城跡」
所在地:熊本県宇土市古城町
城郭構造:平山城
築造主:小西行長
築造年:1589年(天正17年)
主要城主:小西氏、
廃城年:1604年(慶長9年)
遺構:石垣、堀、曲輪
見学時間:常時開放
駐車場:あり(無料)
宇土市は、熊本県のほぼ中央に位置し、古くからの交通の要衝であり、現在は熊本県南における商工業の拠点になっている市である。
また、キリシタン大名であった小西行長の城下町としても知られている。
熊本県宇土市指定史跡「宇土城跡」は、近世宇土城跡(城山)とも呼ばれ、
国指定史跡「宇土城跡」である中世宇土城跡(西岡台)の東側に位置する平山城である。
本丸、二の丸、三の丸を外堀と内堀で取り囲む堅固な縄張りになっていたようである。
築造年は1589年(天正17年)と考えられ、築城主は小西行長である。
三層の天守閣があったと伝えられている本丸跡には小西行長の銅像が立っている。
1600年(慶長5年)に関ヶ原の戦いで小西行長が敗れ斬首された後は、肥後一国の領主となった加藤清正により大改修が行われたが、
1612年(慶長17年)に幕命により破却された後、島原の乱後に再度破却されたため、住時の姿はとどめていない。
現在わずかに残っている石垣などの遺構は、清正によって改修された時期のものと思われる。
現在は、石垣、堀、曲輪が遺構として残るのみであるが、本丸跡は宇土城山公園として整備されている。
【城郭データ】
名称:熊本県宇土市指定史跡「宇土城跡」
所在地:熊本県宇土市古城町
城郭構造:平山城
築造主:小西行長
築造年:1589年(天正17年)
主要城主:小西氏、
廃城年:1604年(慶長9年)
遺構:石垣、堀、曲輪
見学時間:常時開放
駐車場:あり(無料)